シューマンの交響曲 ①
シューマンの交響曲に挑戦することとしました。ただし、今まであまり熱心に聴いてこなかったので、どの曲も数枚程度しか持っていません。かつて名盤と言われていたような数々の録音も、まだまだ未経験な状況なのでした。ということですので、今回は勉強ということで、新たな発見を求めて聴いてみます。
【CDについて】
作曲:シューマン
曲名:交響曲第1番変ロ長調「春」op38 (35:19)
交響曲第2番ハ長調 op61 (40:41)
演奏:クレンペラー指揮 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
録音:1966年1月(op38),1966年10月(op61)
CD:TOCE-3061(レーベル:EMI、販売:東芝EMI)
【曲について】
シューマンの最初の交響曲です。シューマンはこの作品以前に、交響曲の作曲を2回トライしていますが、いずれも完成には至りませんでした。この曲の初稿には、各楽章に表題がつけられていましたが、その後の改訂稿出版時に削除されました。そして、この標題はシューマンが作曲当初に、この曲を春の交響曲と呼んでいたことにも関連します。シューマンは確かにこの曲に春のイメージを持っていたようです。
【演奏について】
今日のメインは交響曲第1番ということにします。このCDには、第2番もカプリングされていますのですが、そちらは、おさらいということで聴いてみます。クレンペラーはロマン派の交響曲も一通り録音していて、高い評価を得ているのではないかと思いますが、クレンペラーの芸風と会っているかどうかは気になるところ。もしかして、個性的な演奏なのかなと思ったりもします。
さて、クレンペラーのシューマン作曲、交響曲第1番がスタート。第一印象としては、低音が目立つゴツゴツした感じがしますが、これはたぶんEMIの録音による印象もあるのでしょうね。逆に弦の音は、柔らかく調整されているようで…。どうもこの辺りのCDを聴くと、録音とかマスタリングとかの印象が、大きくかかわってくるようです。で、クレンペラーの演奏はというと、どっしりした構築感をこの曲から引き出している感じがします。古典派の作品を聴いているみたいな雰囲気もあって、あくまでも確実に踏み締めていくような感じを受けました。
私が第1番を初めて聴いたのは高校くらいの頃で、サヴァラッシュがN響を指揮したものをテレビで見た時ですが、その印象が今でも少々残っています。サヴァリッシュの録音は名盤と言われていますので、この曲にはそういったタイプの演奏が一般的には合うのかな?と、このCDを聴きながら思ったりしました。そして第2番に入ります。第2番は、今まであまり聴いてこなかったと思いますが、いかにもザ・ロマン派という感じの曲ですね。クレンペラーの演奏を聴いてそう思うくらいなので、情熱的な演奏を聴くと、もっとすごい表現になるかもしれないので、次回の楽しみとしておきます。そうしてみると、クレンペラーは、この二つの曲の本質を突いた演奏をしているかもしれないと思ったりしました。
【録音について】
全体的に低音が目立つ録音だと思います。柔らかい感触をもつ録音にもなっていました。
【まとめ】
今までシューマンの交響曲は、バラバラと聴いてきたので、まとめて聴くのは初めてかもしれません。最初から大変楽しめたのでした。
購入:2013/01/19、鑑賞:2023/09/18(再聴)












