ご存知のとおり、日本人は縄文の昔から鯨を捕まえて食料としてきました。

 

そして、その鯨を余すことなく使ってきたことでも有名です。それぞれの部位に固有の名前を付け、大切に使ってきました。

 

例えば、下顎をうねす

      腸を百尋

      男性生殖器をタケリ

 

その一つにさえずり、があります。これは舌を指す言葉です。

 

とくに、ナガスクジラ、ミンククジラなどのヒゲクジラの舌は、伸縮することで鯨の捕食に役立っています。つまり筋肉の質がかなり特殊で、召し上がっていただければわかりますが、独特の食感を持っています。

 

偶然網にかかることで時折市場に出回る近海物のミンククジラ肉ですが、美味しい部位は地元で消費されてしまうためなかなか築地に回ってきません。さえずりもそうなのです。その美味しさ故に、なかなか築地で見かけられませんでした。ところが今日、久しぶりにさえずりを入荷することができました。

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数時間塩することで臭みを抜き、さらにその塩抜いて、低温でじっくりゆであげていきます。手間のかかる仕事ですが、その手間に見合うだけの美味しさがあります。

 

今日の鯨刺はさえずり付き。ぜひお試しください。

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鯨は、鯨カツ、生姜焼きもご用意しています。

 

昨日入荷のエイレバー、おかげさまで大反響。

 

もちろん今日もご用意しています。

 

そのほか

アオリイカ、

シャコ

のれそれ

白子

あん肝

 

と、海の幸たっぷり

鯨もエイレバーも入れた盛り合わせ、ご相談ください。

 

お肉も大好評

 

つくねは猪もも肉使用

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肉盛り

かも、猪、鯨でごご用意

 

鴨肉は人気の炙り焼きもできます。

 

牛スジキムチはピリ辛で

 

お酒は福島県 国権 純米 生熟

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綺麗に熟されているので、甘みがあるのですがキレがいい。

このバランスの妙はハマるとなかなか抜け出せない。くじらやもつ焼きなど、しっかりしたお味に合うようです。

 

では、今日も美味しいものご用意してお待ちしています。