棟上寅七の古代史本批評
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2023.11.16 書評も届きはじめました

●謹呈本の発送もやっと11月14日に終了した、と海鳥社さんから報告がありました。

届いた方からの感想なども届きはじめました。

殆どのかたからは、ご苦労様・資料採集の御苦労様などですが、現在一つだけ有難い批評というかコメントがありました。

 

葉書に殴り書きされた文面は、次のようにぶっきらぼうですが、出されたU氏の本心が垣間見え嬉しく思われました。

”前略 卑弥呼の事を書いた『魏志』をはじめ関連する中・韓の史書『日本書紀』『古事記』など原典を読まず、研究もせず、ゴルフクラブ片手に古代史を論ずればこんなことになる、という典型的な悪書だな、と一読して思いました”

というものでした。

 

つまり自分の思っている真実の古代の姿とまるっきり異なる、悪本だ、という批判なのでしょう。この方は「委奴国は伊都国」が正しいとされ、それに反する主張の本は悪本とされるのでしょう。

『魏志倭人伝』に見える「奴」は「ドもしくはト」ではなく「ヌもしくはノ」である、と前著『奴国がわかれば「邪馬台国」が見える』で論を展開しましたし、古田武彦さん関係の諸団体でも同様な論説を発表し、奴の読みは「ヌもしくはノ」であり、金印の委奴国はヰヌ/ノコクであり「イトコク」ではありえない、と主張してきました。

このU氏が邪馬台国伊都国説も仮説として取り上げるのは自由ですが、それを批判されたら、その批判が不当なものである、と論じればよいと思うのです。しかしU氏は、自説に異なる説は「悪説」と決めつけ、その理由をゴルフクラブを振りながらひねり出した、というような、笑い話にもならない批評では、己の器量を天下にさらすだけなのではありませんか。ちがいますかUさん。

 

U氏は、「倭」を「い」と読めるかの説明に次のようにもあります。

【「倭」は、姫のキィの子音がぼやけ、イとなったのであり、倭人伝の「倭」を「わ」と読むのは間違い。難升米は自分は「姫」国の人であると主張したが、「姫」の子音「k」があいまいで、「イ」に聞こえたのかもしれない】と書いている。つまり「倭国は姫国であった」と。(『太宰府は日本の首都だった』p172)

 

この論理の展開にはついて行けません。なぜ、優秀な大学を卒業されて大新聞の記者もされたという経歴の方が、なぜ?

 

これに関連しているのが小生が「儺」の読みに貝原益軒が「なか」とルビを振っていることを紹介し、難升米について、儺升米と中国側に自己紹介したのを、中国側が人偏を付けた儺を人偏を外し「難升米」と記録したのではないか、というところにU氏が反発したのかもしれません。ご自分が貝原益軒の『筑前国續風土記』を読まれたかも知れませんが、でも気付かなかったことを反省すればすむことなのでしょうが。

 

小生も若い時分鹿児島の枕崎で2年過ごし、鹿児島弁を若干理解する様になっていたのですが、今ではすっかり忘れてしまいました。ネットで調べてみたら、U氏が「委」を「い」と疑問もなく表現されるのは次のような理由があると思われます。

 

それは、U氏は鹿児島県の出身ということと関係があるのではないか、薩摩方言(鹿児島弁)には「い」と「ゐ」の区別が無く、標準語の「い」も「ゐ」のどちらも「ゐ」と発音する、ということであり、U氏にとっては、「委奴=イド」であり「ヰド」という発音は「ヰ」であっても「イ」であったのです。

このように理解はできましたが、U氏も出版されるご本は、標準語で理解できるように書いていただきたかった、今更ですが。

 

「新しい歴史教科書(古代史)研究会」のホームページのURLは次です。

https://torashichi.sakura.ne.jp/

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2023.10.27 新著謹呈の遅れについて

●謹呈本の到着遅れ、について

「謹呈」について連絡もらったのにまだ着かない、というクレームが入ります。

友人の彼にはもうずっと前に来ているのに、などです。

 

海鳥社さんにお聞きしましたら、「謹呈本」の数が多く、また、差し込み文書などを挿入したりで、結構手間がかかっているそうです。

アイウエオ順で進めていますが、ラ行・わ行の苗字がラ行やワの方にはご迷惑をおかけしますが、あと10日間くらいで完了見込みです、とのことでした。今しばらくお待ちください。

 

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2023.10.01 『真実の「邪馬台国」を求めて』の完成と「寅七の退場」のご報告

●原稿を出版社に渡して9か月余、「刷り上がりました」と段ボール箱に40部が取敢えずとして届けて頂きました。

本屋さんに出るのはもう少しかかりますが、謹呈分については来週発送作業を始めるということでした。

 

自分自身では、この本が過去に到達し得なかったところまで「卑弥呼の居城とその墓地」に迫りえたと言い切れるのですが、日本の古代史の先生方もご自分の説が唯一無比の論考と思って世に送り出していらっしゃることでしょう。

 

しかし、兎も角このブログで「邪馬壹国探索の記」で60数回に亘って掲載した記事をもとにした「邪馬壹国の姿」が世に出てくれました。これで、近年頓に頻発する日程関係の失敗が示すボケ進行の自覚から、これを機にこの棟上寅七の古代史批評ブログも閉じたほうが良いのではないか、と一種の燃えつき症候群の兆候が感じられるのです。

 

この『真実の「邪馬台国」を求めをて』についてのご批判などいただければ、その反論を、ということで、まだ燃え尽きていないよ、とご批判に応える反論で精神を鍛えなおす糧になるかと思います。この本を読まれた方々のご批判お待ちしています。よろしくお願いいたします。

 

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2023.9.26 縮みゆく躰

●大相撲秋場所も終わり、プロ野球のシーズンも大詰めを迎えています。しかし、ラグビー、サッカー、バレーボール、卓球、ゴルフなどなどスポーツがテレビで幅を利かせているようです。

海外での映像が流れる時間帯は深夜になる事が多いのですが、元気な日本のお年寄りには寝苦しい秋の夜を忘れさせてくれます。有難い世の中になったものです。

 

●蔵書は早やばやと、本好きの知人の図書室に移動済みですので、不要になったものをぼつぼつ処分しておこうと思うのですが、昔のアルバムは他人が見ても何の感興もわかないでしょうし、だからと言って自分で処分する気にはならないのは不思議です。成り行きに任せましょう。孫息子からゴルフ道具の御所望があるのですが、まだしばらくは現役ですので手放せません。孫娘は不用品メルカリとやらで、売買実績豊富とのことなどで、次回来たときにお教えを乞うことにしましょう。

 

●今月末、友人のホテルでの祝賀会にお呼ばれがあり、久しく着用していない勤め人時代の上下服を着てみたら、靴が見えないズボンの長さになっていました。大したことはない、だれも老人の足を見つめる人はいない、と相棒殿にいったら、「一緒に行く私が恥ずかしい」とテーラーに持っていき3センチ縮めてもらってきました。

3センチ背丈は縮みましたが、体重はそれほど減っていません。腹回りがその分大きくなっているのでしょう。

お医者の予約が、そのお医者がコロナに罹患されて、予約時間の変更が留守電に入っていました。歯科の予約の変更でしたが、なぜか内科の予約と勘違いしてしまった、という事件?も最近出來しています。脳の方も縮んでいることを、実感させられています。

 

●古田師とのおつきあいは晩年の10年で終わりました。何度かお便りも頂きました。整理して光河さんの所にでもお届けしようか、と思っているところです。

思い出しますのは、寅七が佐伯有清さんの古田師に対する見方が後年変わったことについて、ホームページで意見を述べたことについて、「いや、彼は「邪馬壹国」を支持してくれていた。最近出たその本は彼の弟子たちが纏めたものでしょう。彼の真意を伝えていない、とおっしゃいました。

私が、彼の意見が変わったのは、古田師が『真実の東北王朝』で佐伯さんを「姓氏の専門家であり古代史の専門家ではない」と関西弁の人たちとの懇談会での会話で述べていることが、佐伯さんが古田師の評価を一変させた逆鱗の原因ではないか、とおもわれるのですがとお伝えしたことが思い出されます。

私もいろいろと書き散らしていることが、誰かさんの逆鱗に触れているかもしれませんが。

 

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2023.9.17 やっとぐっすり眠れます。

●ウクライナの反攻も簡単には進展をみせず、ロシアは現状維持方針で既成事実確保で頑強に頑張っているようです。

灼熱する地球の災害や大地震が世界各地に大被害をもたらしています。国連という組織がもっと動けるようになればと思われますが、リーダーの国々が二分されていて動けない状況は情けないのですが、ごまめの歯ぎしり、と自虐することしかできません。

 

●ジャニーズ事務所の説明を聞いていて、ジャニーズ事務所関係者はジャニー喜多川氏が稀代の犯罪者である、という認識が全くない、ということがよくわかりました。

事務所はこの犯罪者の名をそのまま使う、ということの異常さを認識していないようです。事務所との関係解消の動きについての事務諸書側の反応をみても、問題の本質「稀代の犯罪者」のイメージの社名、という認識がないことがよくわかります。解体して出直ししようとする意欲が全く見えないことが、世間の批判を浴びているのです。

 

●WBCでの優勝を皮切りに、サッカー、ラグビー・バレーボールなどの映像にJAPANの文字がマスコミで乱舞しています。異常気象で日本にも各地で被害が出ています。それらによる悲惨な現状を、それらのスポーツ記事で癒されています。

 

●『真実の「邪馬台国」を求めて』万葉集の「伊知郷」から卑弥呼の墓標へ も印刷にはいりました。やがて店頭にてお目にかかれることでしょう。

校正に7か月も費やしました。もともと本ブログの「邪馬壹国探索の旅」シリーズでの文章ですから、寅七がネット上で拾った記事や文献を、勝手に引用したりで出来上がった文章ですから、文体のことやら著作権についての了解を取る、ということなど数多く、海鳥社さんに随分ご迷惑をおかけしました。

 

そのような文章であった原稿を、本の帯に「卑弥呼の居城と墓は儺国〈なかのくに〉にあり」という文章に海鳥社さんはまとめてくれました。

これでぐっすり眠れるようになりました。

 

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2023.9.03 ジャニー事件と与謝野鉄幹

●国内では、バスケットボールの世界大会が沖縄で行われていて、その成績で次のオリンピックの出場権がかかっている、というのでマスコミも連日大きく取り上げています。

国名を聞いても、よほどの方でないと知らないカーボベルデいうアフリカの国の名の代表です。

相棒殿もバスケの試合など見たこともないのですが、今回はテレビ実況放映の時間が近づくと、コントローラーを握りしめて待っていました。

躰の小さい河村選手が走りまくっているのが印象的でした。無事にオリンピック出場権を得ることができたようでメデタシメタシです。

 

●ジャニーズの元社長の性的ハラスメントがマスコミに連日取り上げられています。

寅七が思うに、これは日本社会の古い気質がその土壌にあるのではないのか、このような事件が長らく継続して行われたのに、なぜ問題視されなかったのか?の源ではないのかと思われるのです。

もしジャニー社長が若い男性でなく、若い女性への性的ハラスメントであったら、大問題となり長期間そのようなハラスメントが続けられたとは思われませんし、刑事事件にも発展していたと思われます。

マスコミの編集部も、男性の同性愛は昔からあり、それほど問題視することも無い、という意識があってのスルーであったのではないのかな。

南九州では「稚児さん」としてかわいがるという風習もありました。小生が通っていた熊本の高校でも、同級生の一人が担任の教師に「可愛がられ」ていたことは同級生の間では黙認されていました。

与謝野鉄幹も、西郷隆盛と僧月照の心中事件を♪人生意気に感じては共に沈まん薩摩潟♪と称賛して詠じています。今も社会の深淵にあったひずみが生んだジャニーさん事件なのではと思われます。

 

●やっと『真実の「邪馬台国」を求めて』の最終校が終りました。何とか月末に出来上がってくれれば、と願っているところです。

表装案も上がってきています。帯の惹句には編集部が結構気の利いた文章を書いてくれています。週明けに編集部に行きますので、ブログに帯の文章をアップすることについて了解をもらってくるつもりです。

 

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2023.8.28 新型コロナはまだ猖獗状態です

●ショーヘイ熱はわが棲家にも及び、朝からエンゼルス対メッツ戦の実況放送をNHK(BS)を視聴しています。ヒット・三塁打・四球盗塁&盗塁・と元気です。

 

●本の出版作業が予定より遅れた原因は、寅七の文章が校正作業を長引かせた原因でもあるのでしょうが、編集担当の方の家族がコロナに罹患したことも原因の一つ、ということでした。

新型コロナが特別扱いがなされなくなり、マスコミも連日の罹患者数の発表もしなくなりました。しかし、知り合いの内科医さんに聞くと、いまもコロナは最盛期同様か、より多くの罹患者が来院していますよ、ということです。寅七夫婦は5回のワクチンが効いたのか、いまだ元気でいられるのは僥倖と言えるでしょう。

以前罹患者数がマスコミを通じて発表されていたときに、ワクチン接種者とそうではない罹患者と分けて発表していれば、副作用の心配などからワクチン未接種の方々を、ワクチン接種会場にいざなう誘蛾灯的役割を果たしてくれたのではないか、と思われます。

 

●まあ自分の「倭人伝」の解釈が最高だと思っているのは寅七だけではなく、「倭人伝もの」の多数の著者の皆さんも同様でしょう。

図書館に行きますと古代史関係の棚に、多数の「倭人伝もの」が並んでいます。たとえば『卑弥呼の使い』”魏志倭人伝を読み解く”という農政省エリート官僚で農政局長も務められ、中津市長も4期務めた方の「倭人伝もの」です。邪馬壹国は飯塚であった、という結論の本です。

本を開いてみなすと「邪馬台国」ではなく「邪馬壹国」で話を進められます。倭人伝では魏使の行程一里は400メートルという設定で進められています。しかし一大国(壱岐島)は方三百里ですと三百里=120km四方と途方もない大きな島となってしまいます。ですので、「方」は四辺の長さを示す、とされます。

この本は”魏志倭人伝を邪馬壹国飯塚説で読み解く”本であったのです。寅七の卑弥呼の国は筑前那珂郡説もそのような読まれ方をされる、という可能性が高いことを覚悟していますが、まず世の識者に読んでもらえるのか、ということが問題でしょう。

 

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2023.8.21 『卑弥呼の居城とその墓標発見の記』は遅れそうです

●相変わらず猛暑続きです。まあクーラーを働かせていればしのげるのですが。盆に義弟の所に出掛た時に、厚さ対策は?と聞けば、4階なので夜は風が入る、昼間は歩いて3分の所にショッピングセンターがあり涼しいので助かっている、と言っていました。なるほどなるほど、でした。

 

●もうゴルフも用具も片づけ無ければならないかなあ、と思いながら月イチの昔の仕事仲間のコンペに出かけました。朝早いスタートでしたのでアウト9ホールはそれほど暑くはなかったのですがまあ46というスコアでマアマアで上がれました。

11時ごろのイン9ホールは結構息が上がりました。神様が見かねたのか#6のミドルホールでなんと#5ウッドでの2打目が入ってくれイーグルをめぐんでくれました。最終ホールで3打目をOBしましたが、なんと42で上がり88というスコアながら7回目のエイジシュートで上がれました。

 

●卑弥呼の居城とその墓についてまとめて一息ついたのか、古代史の論考について異見を述べる意欲が薄れてきているように思われます。

図書館に行って古代史関係の書棚を巡っていて、手に取ってみて借り出したのは『古代文明と遺跡の謎』自由国民社 でした。この本は日本の古典名著総解説から始まる「総解説シリーズ」の8番目の本です。

随分前、東日流外三郡誌偽書説を批評するときに、太平洋に沈んだチャーチワードのムー大陸の遺跡と関連させて論じた記憶があります。

今回その中で、中村慎一氏の中国の先史稲作と「長江文明」論 が朝貢文明との関わりで日本の古代史にも大きな影響を与えるのではないか、と思われました。

 

●仮題『卑弥呼の居城とその墓標発見記』は、なかなか完成校に至っていません。問い合わせてみましたら編集担当の方の家庭的な問題で、緊急に休暇を取られたそうです。どうやら当初予定より2か月は遅れ10月過ぎになりそうです。

 

●小中高の同年配の友とも近年は疎遠になっていて、死没や施設入りなどで読み手にはなってもらえない旧友たちの安否調査を兼ねて、残暑見舞いを出してみました。宛名先不明や遺族の方からの返信などで3割方が読み手になってくれない情況です。それでも結構みなさん長生きされていて、出版を心待ちにする、というように言ってくれています。持つべきは友です。

 

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2023.8.11 パソコントラブルが続きました

●盆休み前と台風襲来予想と重なって、医療関係機関はどこも混み合っています。寅七と相棒殿も、このところ日参に近い診察機関詣でバタバタ過ごしでいます。

 

●スマホを相棒殿の機種の方が格段に安いので、買い替えました。しかし、各種の設定作業など昔は何とも思わなかった作業が煩わしくなっている自分に気づかされています。

まあ、相棒殿との万一の時の連絡だとれればよいし、ニュースや歩数計ソフトは入っているし、それ以上のゲームや画像を眺めるのは今度5人の孫たちの誰かさんが来た時に入れ込みをお願いすれば、とほったらかしにされています。

 

●先週パソコンのExcelの不調で苦労している話をしましたが、今回はWORDの不調が生じました。O氏が古代史の会で発表された論考をファイルで送ってくださったのですが、それを開くことができません。

原因を調べたところマイクロソフト社のソフトの最新版にアップグレードしていなかったことが原因だったようです。

なんとなく試供版を使っていて、そのまま使い続けていたことに原因があったようです。今更他のソフトに乗り換えることは不可能に近い状況です。

ソフトを入れなおしする以外仕方ないな、と結構高価なソフトの購入手続きを行いました。しかし、M社の販売方法はアザトサが過ぎるように思われました。

 

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2023.8.02 PCトラブルに悩まされる一週間

●ウクライナ侵攻事件も膠着状態ですが、無人機によるモスクワ市街のビル攻撃などで新たな展開が予想されます。

早くロシアの政権交代が成されない限り、この状態は続くのか、と思うと情けなくなります。

 

●世界的な熱波で「地球沸騰」という表現がだされました。昨夕近くのレストランに出かけ、ふと入り口にまだ

体温検知器があり、顔を向けたら「39℃」と表示されました。慌てて帽子を脱いだら「36℃」と下がり無事食事にありつけました。

 

●著作本の謹呈献呈などのリストを作っていたら、Excelが「かな文字」入力に反応しなくなり、その対策でバタバタさせられました。ファイルの量が大きくなりすぎたのでは、など子供たちの意見でしたが、小さいファイルでも同様の状態でした。

Excelも進化していますし、それに寅七が対応できていなかったことが積み重なったからだと思われました。Wordの方は、言語変換に何も不自由なくできているのも不思議でした。結局初期状態に戻すようにしてみて、一日かかりでなんとか回復できました。

 

●図書館で山本隆司『定説破りの日本古代史』という本が目につき、当方と同じ意味のタイトル付けだなあ、と借り出しました。

著者は東大法学部卒の弁護士さんで、法務関係の著作も多い方です。

ただこの本が指す「日本人誕生の定説」の定義がちょっと的外れのように思われました。著者は、弥生人は朝鮮半島の人々が稲文化を携えて渡来し、縄文人と混血によって誕生した、というのが日本古代史の定説とされます。その根拠に藤尾慎一郎さんの著作をあげられています。

しかし藤尾さんは稲の渡来については、メインは中国江南地方からで、朝鮮半島ルートはサブ的というように書かれていたように記憶します。山本さんは弥生文化は朝鮮半島の人々によってなされた、というのが「定説」と決めつけて、その「定説」を攻撃されています。縄文人は稲作とそれに伴う文化を独自に吸収して弥生人になった、と主張されていらっしゃるようです。

 

的外れの仮説を「定説」とターゲットにして批判することのないよう他山の石として、己も見直してみなければ、と思いました。

 

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