大人の儀礼が遊びに?「かごめかごめ」の起源と歌詞に秘められたメッセージ | 人生100年まだまだこれから! 寅(とら)じぃの日々是好日‼

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1950年(昭和25年・五黄の寅)生まれの年金生活者寅(とら)じぃです。
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昭和の時代に幼少期を過ごした人なら、だれもが一度は口ずさんだことがある、わらべうたの「かごめかごめ」。

実は、この遊びには「神降ろし」という驚きのルーツが隠されていることをご存じでしょうか。

今回は、何気ない歌詞に潜む、知られざる日本のミステリーを一緒にのぞいてみましょう。

 

 

「かごめかごめ」の正体は「神降ろし」の儀式だった?

この伝承遊びのルーツは、江戸時代までさかのぼります。

もともとは、大人がおこなっていた神聖な宗教儀礼が原型だと考えられているのです。

 

かごめかごめの遊びと神社

画像は生成AIによるイメージです

 

東北地方に伝わる「羽山ごもり」や「地蔵憑け」といった行事が、その代表例。

祠の前で中央に座った人をみんなで囲み、精霊やカミを呼び出す「神降ろし」の儀式。

降りてきたカミから、作物の実りなどを占うお告げを聞くための大切な場でした。

 

子どもたちがその真似ごとをして遊ぶようになり、いまの形として残ったといわれています。

 

鬼役の周りをみんなで回る独特な動き。

そこには、かつての日本人がおこなっていた呪術のなごりが刻まれているのです。

 

歌詞に隠されたメッセージと不思議な解釈

「かごめかごめ」という不思議なフレーズ。

これには、鬼役の子に「屈め(かがめ)」と指示する意味があるとする説が有力です。

 

かごめかごめ:神降ろし儀式と歌詞の謎

画像は生成AIによるイメージです

 

続く「籠の中の鳥」という言葉。

これは、自由に外へ出られない状態や、何かに縛られている様子を象徴しています。

 

「夜明けの晩」という、矛盾したような表現も気になりますね。

これは、暗い過去から明るい未来へと移り変わる、大きな変化の時を暗示しているのかもしれません。

 

おめでたいはずの「鶴と亀が滑った」という一節。

幸運の象徴が転ぶことで、運命が急激に変わる特別な出来事を予感させます。

 

最後に問いかける「後ろの正面だあれ?」

遊びの緊張感を高めるだけでなく、自分に降りてきた存在を見極めるという、儀式的な意味合いも感じられます。

 

なぜこの歌はこれほど人々を惹きつけるのか?

歌詞のひとつひとつを読み解くと、とても深い意味があるように思えてきます。

 

でも、実は子どもたちが思いつきや連想で言葉を重ねた結果という側面も大きいようです。

そこに、かならずしも一貫した論理があるわけではありません。

 

かごめかごめ:神降ろし儀式と歌詞の謎

画像は生成AIによるイメージです

 

それでも、私たちがこの歌にどこか「怖さ」や「神秘」を感じるのはなぜでしょうか。

それは、意味がはっきりと通じないからこそ、想像力をかきたてられるから。

 

時代とともに言葉が入れ替わり、リズムだけが大切に受け継がれてきました。

科学では説明できないような、不思議な世界観がぎゅっと凝縮されています。

 

都市伝説として語り継がれるのも、この解釈の余白があるからこそ。

日常の遊びのなかに、古来の日本人の信仰が静かに生き続けている不思議。

この深みこそが、世代を超えて愛され続ける最大の魅力なのです。

 

まとめ

「かごめかごめ」は、単なる子どもの遊びではなく、大人の宗教儀礼が形を変えて伝わったものでした。

歌詞のなかに散りばめられたシンボルは、私たちの好奇心を刺激してやみません。

最近は、あまり耳にすることもなくなったわらべうた。

たまに口ずさんでみると、いつもの景色が少し違って見えてくるかもしれません。

 

※『眠れなくなるほど面白い 図解 民俗学の話』(監修:島村恭則)を参考に書き下ろしました。