なりきり雑学講座 第18回【日本とアメリカの政治制度のちがいとは?】その2 | 人生100年まだまだこれから! 寅(とら)じぃの日々是好日‼

人生100年まだまだこれから! 寅(とら)じぃの日々是好日‼

1950年(昭和25年・五黄の寅)生まれの年金生活者寅(とら)じぃです。
お国から頂戴いたしております、過分な年金の使い道に困りはて、節金の日々を過ごしておりまする。(過分なら節金は、いらんやろ!)
そんな寅(とら)じぃの日々是好日生活、とくとご覧あれ‥‥。

UNIQLO公式アプリ(iOS版)

ユニクロ公式アプリ(ios版)ユニクロ公式アプリ(ios版)

アップこちらからどうぞアップ

 

 

とら爺(じい)の   

なりきり雑学講座
第18回

 

【その2】
「首相」と「大統領」の違いは?
世界の議会制度をくらべてみよう!

 

楽天市場

アップこちらからどうぞアップ

 

今回は 政治学の権威 になりきって「日米の政治制度」について講釈かまします。

 

アメリカと日本だけでなく、世界の国々の議会制度にはたくさんの違いがあります。

「首相」「大統領」の選びかたや資格、そして一院制・二院制のポイントまで。

今回は、日米の政治制度や他の国の仕組みとその特徴を見てみましょう。

 

世界の一院制・二院制

先進国や大国では「二院制」が主流ですが、世界全体では「一院制」が六割ほどを占めています。

 

たとえばアメリカ、イギリス、ドイツ、イタリア、カナダ、日本、オーストラリアなどは二院制を採用していますが、北欧や韓国、イスラエルは一院制をとっています。

 

出典=日本経済新聞

 

二院制のよいところは、幅広い意見が反映され、慎重な審議ができること。

逆に一院制には審議の早さや効率のよさがあります。

 

それぞれの国が、自分たちに合った方法で議会のしくみを作っているのが特徴です。

 

議院内閣制と大統領制の違い

日本やイギリス、ドイツは「議院内閣制」で、首相は必ず国会議員の中から選ばれます。

議会の多数派が政権を作り、首相は国民の代表としてリーダーになります。

 

一方アメリカやフランスなどの「大統領制」では、大統領は国会議員でなくてもなれます。

大統領は国民が直接(または間接)選ぶリーダーで、議会と独立した立場です。

 

トランプ大統領と高市首相

photo : Andrew Harnik

 

トランプ大統領のように、まったく議員経験のない人が大統領になることもあります。

 

このようにリーダーの選び方や資格が大きく違うのです。

 

世界のリーダーと議会の関係

議院内閣制の国では、議会と首相が一体となって政治を動かします。

 

大統領制では、議会と大統領が別々の力を持ち、お互いにけん制し合うことも多々あります。

 

出典=YTV(読売テレビニュース)

 

つい最近も、お隣の韓国で大統領と議会の軋轢から大統領が失職しましたね。

議会制度やリーダーの資格の違いを知ると、世界のニュースもぐっとわかりやすくなります。

 

制度が違うことで、政治の進め方や国民の声の届き方も変わるのですね。

それぞれの国の特色を見ると「なるほど」と思うことがたくさんあります。

 

まとめ

世界の議会制度や「首相」「大統領」の違いは、歴史や文化、人々の考え方によるものです。

どちらが良い・悪いではなく、その国の事情に合った制度を選んでいます。

わたしたち一人ひとりが、こうした制度の特徴や意図を知ることが、世界の問題やニュースを身近に感じるきっかけになります。

これからも国際問題に目を向けていきたいですね。

 

 

フォローしてね!