山あり谷あり、波乱の人生ドンブラコ!
ようやくたどり着いたあこがれの年金生活‥
夢見た悠々自適の年金生活は、
なぜか幽遊自虐の年金生活にさま変わり‥
だがしか~し転んでもただでは起きないのが団塊育ちのいじましさ!
つかんだ節約テクニックを
余すとこなくご披露いたしましょ~ぅ
5月には子どもの日、
そして母の日があります。
どちらも人が生まれ、育ちいくことに
感謝の気持ちをいだきながら、
生きる喜びをかみしめる日でもあります。
でも、そのうらでさまざまな事情から
その喜びをかみしめることができない
人がいることも、忘れることはできません。
こちらからどうぞ
「生まれくる新しい命の尊厳」を守ることが なにより優先!
そんな女性や子どもを一人でも、救うための仕組みが「赤ちゃんポスト」です。
日本では熊本市の慈恵病院が「こうのとりのゆりかご」を設置し、子どもを産み育てることが困難な女性の救済に当たっていることがよく知られています。
熊本市西区にある慈恵病院は、1898年に設置されたキリスト教系の産婦人科病院で、カトリック教会の教説が大きく関わっているそうです。
2007年には日本初の「赤ちゃんポスト」である「こうのとりのゆりかご」が設置されました。
これは、慈恵病院院長の蓮田太二氏が、ハンセン病救済という病院の由来とカトリック系病院としての使命を述べ、「こうのとりのゆりかご」設置の直接の契機となったカトリック系プロライフ団体「生命尊重センター」「円ブリオ基金センター」の活動を紹介したことによります。
さらにさかのぼれば、第二次世界大戦後、戦災孤児救済のために東京都済生会中央病院に「捨て子台」が設置され、1986年には群馬県前橋市の鐘の鳴る丘愛誠会に「天使の宿」という赤ちゃんを匿名で預けることができる施設が設けられましたが、いずれも現在は廃止されています。
赤ちゃんポストは、育てることができない赤ちゃんを親が匿名で託すための施設で、日本では熊本県と北海道の2カ所に設置されています。
熊本県の慈恵病院では「こうのとりのゆりかご」という名称を使用し、北海道の施設は「ベビーボックス」と呼ばれています。
これらの施設は親が匿名で子どもを託すことができ、一時養育やカウンセリング、子供の宿泊支援も行っています。
世界でも、多数の国や地域で同様のシステムが採用されています。
「赤ちゃんポスト」の原型は、中世ヨーロッパを中心に18世紀から19世紀にかけて広く普及していました。
ローマでは1198年に「捨て子ホール」が設置され、女性が子どもをひそかに殺さないよう配慮しています。
しかし1880年代後半からは次第に姿を消し、てゆき20世紀初頭になってフランスに「母親の家」が設置され、1952年以降は再び赤ちゃんポストが、多くの国で設置されるようになったといいます。
フランスでは、子どもを育てることを望まない母親が安全に出産できる匿名出産が法律で認められています。
生まれた子どもは18歳になれば、養親の付き添いなしで出生情報の開示を求めることができます。
また、匿名出産を希望する女性がいると病院から連絡があると、担当者が病院を訪れ、制度を説明します。
この問題は、宗教観、倫理観、文化の違いなどから、各国でのあつかいは法的に認められた国もあれば、グレーゾーンの国もあるなどさまざまです。
日本では東京都でも、2024年に江東区内に開業予定の産婦人科医院が赤ちゃんポストを設置する構想があり、小池百合子東京都知事に対して要望書を提出しているといいます。
賛否両論あるこの問題の優先順位は、「生まれくる新しい命の尊厳が守られる」ことが第一番であるべきだとおもいます。
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