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「千葉県教育委員会は12月20日、17歳の
男子高校生にわいせつな行為をしたとして、
県立野田特別支援学校の
女性教諭(23)を懲戒免職処分とした」
という新聞報道がありました。
こちらからどうぞ
「倫理違反」→「懲戒免職」
「性犯罪」→「すぐ復職」???
タイトルを見たとき「またか!?」と思いましたが、すぐに『特別支援学校の女性教諭(23)』と書いてあることに違和感を覚えました。
それは加害者が私の頭に浮かんだ加害者像と正反対の「女性教諭」であり「年齢が若い(23)」ことでした。
以下は、新聞報道の要約です。
- 女性教諭は、自身が大学生時代に動画投稿サイトを通じて知り合った男子高校生と、今年9月24日に初めて顔を合わせ、以来、女性教師の自宅で複数回キスを交わしていました。
- 10月28日には、柏市内の居酒屋で食事をした際、女性教師が酒を頼んだところ男子高校生も「飲みたい」と言ったため一緒に酒を飲みました。
- 男子高校生が体調不良を訴えたため、119番通報し、救急隊と警察官が駆け付ける騒ぎになりましたが、男子高校生の体調が回復したため、救急搬送されることはありませんでした。
- 翌日、自ら校長に事の経緯を報告し、その中で一緒にいた男子高校生との関係について『お互い好意をもっています』『キスもしました』と伝えたそうです。
- このような行為は、公務員としての自覚が欠けていたとして、女性教師は謝罪しています。
- 千葉県教育委員会は、17歳の男子高校生にわいせつな行為をしたとして、女性教諭を懲戒免職処分としました。
教育者が生徒に対して行う性犯罪は、一般人の性犯罪より「罪は重い」。
私はそう思っています。
今回この記事を読んだとき、「これは性犯罪じゃないだろ?」「これで懲戒免職はないだろ?」というのが率直な感想でした。
二人の出会いは教師が大学生時代。
たまたま今の職業や身分が教師と高校生というだけで、二人の間に師弟関係はありません。
もちろん未成年と知りながら飲酒したことは責められることであり、二人の関係が倫理的・道徳的に問題がないとは言いません。
でも、「恋愛」感情が倫理観や道徳観からはなれたところでも生まれることは、古今東西の芸術・文化を持ち出すまでもなく、周知のことです。
健康な若い男女が恋愛感情を持ち、キスを交わす関係になるのは至極当たり前のことではないですか?
私も17歳の高校生だったころがありますから、この男子高校生の気持ちはよくわかります。
このとしごろの男子にとって「年上の若い女性」は、それだけでとても魅力的な存在です。
その女性(ひと)の前では少しオトナぶったり、ワルぶったり、精いっぱい背伸びもします。
口にしたこともない酒を飲んだりもするでしょう。
二人きりになって感情が昂れば、キスもしたくなります。
これのどこが「わいせつ行為」なのか、そしてそのことが理由で懲戒免職になるって、全く理解不能です。
報道には「それ以上の関係」に至ったのかどうかは触れられていません。
「至って」いてもなんの不思議もありませんが、もしそこで止まっていたとしたら、それは今回処分を受けた女性の「教師」としての矜持だと、賛辞を贈りたいほどです。
教育委員会のみなさんは生徒に性教育をする前に、自分たちの教育をするのが先のような気がします。
同じ千葉県でこんな事件もありました。
この教師は女子生徒に対し、「下半身を触る」「盗撮をする」などで過去2回、今回で3度目の逮捕ということです。
「わいせつ行為」「性犯罪」とはこういう行為を指す言葉だと思います。
なぜ2回も逮捕されていながら教職が続けられたんでしょう?
とうぜん何らかの処分はあったのでしょうが、処分を下したそのときの教育委員は、全員アタマを丸めて記者会見でも開いて謝罪するべきです。
「倫理違反」で懲戒免職になった女性教師と、「性犯罪」でも懲戒免職にならなかったこの男の『罪と罰』
彼我の差は何ゆえなのでしょう?
こちらからどうぞ