こんにちは、工具屋てっちゃんことファクトリーギアの澤山です。
先日、お客さんからお電話を頂きました。
「ワーゲンのルポのハンドルを外そうとしたら、止まっているネジがギザギザの12角みたいなんだけど、外す工具ありますか?それとサイズが分からないんだけど・・・」
はい、欧州車には特に多い、変な形のネジ!
変な形と言っても、普段目にしないから「変な形」となるだけで、ちゃんとした規格もののネジなんです。
だからちゃんと工具がありますのでご安心下さい。
そのネジを回す工具のサイズの調べ方を今日は紹介しますね。
特に今日は、ビットで回す穴付のネジに付いて紹介します。
上の写真の様に、いろいろな形状の穴付ボルトがあります、これは全て規格モノのネジです。どこかの特殊仕様とかではないのです。
お客さんに電話でお問い合わせ頂いた、ギザギザの12角みたいなネジはこれ、四角が3つあって12角になっています、これは3重四角穴付ボルトと言います。
上の写真の様に、いろいろな形状の穴付ボルトがあります、これは全て規格モノのネジです。どこかの特殊仕様とかではないのです。
お客さんに電話でお問い合わせ頂いた、ギザギザの12角みたいなネジはこれ、四角が3つあって12角になっています、これは3重四角穴付ボルトと言います。
このボルトのサイズは、赤い矢印の所の幅を測って下さい、ノギスなどが使えない場合は粘度や紙を押し当てて、それに付いた跡を測って下さい、だいたいで大丈夫です。
下の表をご覧下さい。
下の表をご覧下さい。
赤い矢印の距離はS1の最大幅の数値になります、例えばその距離が10mmくらいだったら、一番近いのが9.7mmのM10となります。
前後のサイズとの開きは1mm以上あるのでよっぽど間違える事はありません。
こんな感じで
前後のサイズとの開きは1mm以上あるのでよっぽど間違える事はありません。
こんな感じで
トルクスネジだって、いじり止めでもトルクスプラスでも赤い矢印の距離を測って下さい。
そして下の表を見てS1のとろこでサイズを調べて下さいね。
そうすれば簡単にトルクスビットのサイズが選定出来ます。
そして下の表を見てS1のとろこでサイズを調べて下さいね。
そうすれば簡単にトルクスビットのサイズが選定出来ます。
これも同じで赤い矢印の距離でS1の最大幅でサイズを選定出来ます。
と、この様に、変わった形のボルトが出て来ても、最大の距離を測って頂ければだいたい選定出来ます。
でも、気を付けて欲しいのは、最近本当にいろいろな形状のネジが出て来ました。例えば12角の場合でも、四角が3つでも12角、6角が2つでも12角、同じ12角でも形状が違いますからね。
と、この様に、変わった形のボルトが出て来ても、最大の距離を測って頂ければだいたい選定出来ます。
でも、気を付けて欲しいのは、最近本当にいろいろな形状のネジが出て来ました。例えば12角の場合でも、四角が3つでも12角、6角が2つでも12角、同じ12角でも形状が違いますからね。
ね、違うでしょ、穴付の形状だけはしっかりと見て下さいね。
写メを取るとか、粘度や紙に形状を押し当てて持って来てくれると助かります。
変な形のネジに出会っても大丈夫!
ネジで締まっているという事は、それを締めた工具があるはずです、だからよっぽど特殊でない限り外す道具はあるはずです。