購入から一ヶ月半、バルミューダ・ザ・プレート•プロを使って感じたこと 

 

先々月に購入した「BALMUDA The Plate Pro」(以降バルミューダ・ザ・プレート・プロ)について、以前この場で感想を書いたことがあった。

 

僕はこの「バルミューダ・ザ・プレート・プロ」を絶賛していたが、一方で、別サイトでは酷評するレビューや、自分の様なポジティブな意見に対して「ほめ過ぎでは?」「案件ですか?」といった内容も見受けられた。

 

僕の場合「バルミューダ・ザ・プレート・プロ」のレビューは案件ではなく、実際に購入して試した訳であり、いわばガチレビューだったことは間違いない。(ていうか自分如きに案件なんて来る訳がない)

 

ホットプレートの使用頻度が多い我が家にとって、自宅で鉄板焼きが楽しめる「バルミューダ・ザ・プレート・プロ」は、正に夢の様なアイテムであり、見た瞬間に飛びついたのは確かである。

 

そして最初に試した野菜やステーキの味に感激をし、フチが無いことによる使い勝手の悪さなど、自分的には良いも悪いも書いたつもりだ。

 

ただし、この時は初めて使った時の感激が勝ってはいたが、あれから約一ヶ月半。

 

この間に広島焼き、餃子、ハンバーガー、もんじゃ焼きなどを試し、使用感について多少印象が変わったことも確だった。

 

という訳で、今回は実際に何度か使って感じたことを、再度この場で書いてみることにする。

 

一応どれだけ変わったのか、読み比べられる様、前回投稿のリンクも貼っておくよ。

 

 

 

 

バルミューダ・ザ・プレート・プロの焼き以外に優れている部分とは 

 

 

まず焼きに関してだが、この「バルミューダ・ザ・プレート・プロ」での焼き上がりが、とても素晴らしいことは間違いないと感じている。

 

広島焼きの味は、これまでのホットプレートで作ったのとは雲泥の差であり、ハンバーガーも本当に美味しかった。(家族で絶賛だった)

 

 

餃子は別途用意した蓋で蒸し焼きにすることでジューシな焼き上がりとなり、もんじゃ焼きも味だけではなく、プレートへの傷を気にせずにコテでガシガシいける、正にテフロンでは味わえない楽しさ。

 

つまり焼きは完璧なクオリティであり、また温度管理の楽さや、直にナイフが使える快適さ(僕的にはこれが一番)まで、とても満足のいく製品であるとは確かなのよ。
 

 

バルミューダ・ザ・プレート・プロの気になるその1  油煙と油はね
 


 

ただ、一方で使い難さを感じる部分も多くあった

 

まずは油煙についてだが、

 

これはネットで「バルミューダ・ザ・プレート・プロ」と検索をすると、「油はね」といったキーワードが上位表示されることが多いので、おそらく購入検討している人が一番気になっている部分なのだろう。

 

これ関しては「バルミューダ・ザ・プレート・プロ」でも、それなりに出ることは確かであり、実際に臭いの方も翌日まで部屋には残った。

 

実際メーカーサイドの説明でも、こまめに油を拭き取りながら焼くことで、油煙や油はねを抑えられるとの説明があり、また温度を一定に保つ機能によって、油煙が抑えられている効果を感じられたことも確かだった。

 

つまり油煙の量に関しては、使う側がどう感じるかの問題でもあり、それ自体が気になる人は「バルミューダ・ザ・プレート・プロ」というより、家でホットプレートを使うこと自体、向いていない人だと思うのよ。

 

バルミューダ・ザ・プレート・プロの気になるその2 プレートの大きさ 

 

 

それともう一つ最初の印象と変わったのは、プレートの大きさについて。

 

前回は「家族でも、パーティでもちょうどいい大きさ」と書いたが、実際に使って、もう少し大きい方が使いやすかったと今は感じている。

 

この原因は、間違いなくプレート自体にフチがないことであり、やはり一定の量以上の食材を載せると、周りからこぼれ落ちて、とても焼き難きいのよ。

 

例えばもんじゃ焼きは、普通の円状で作ると、どうしても上下にこぼれてしまうので、画像の様に楕円にして、片側をコテでせき止める工夫が必要だった。

 

 

なので一人が焼いて振る舞うライブキッチン的な使い方なら問題ないが、この様に皆でワイワイ的な使い方は、間違いなく使い難くい。

 

なので、あと縦横プラス5㎝程度の大きさは欲しいという感じだったね。

 

 

バルミューダ・ザ・プレート・プロ 今後の改善点は 

 

 

以上、何度か使って感じたことを整理すると、「バルミューダ・ザ・プレート・プロ」の良さは、自分なりには、料理の美味しさ、直にナイフを使える手軽さ、ムラのない温度調整の三つ。

 

逆に油煙やプレートの大きさは期待薄ではあったが、それでも他の製品と比べてどうか?と言えば、僕は全然満足のいく出来だとは感じている。

 

ただコスパに関しては意見が分かれるところで、やはりホットプレートで4万台というのは安くはないし、人によっては手軽でコンパクトなブルーノ(BRUNO)で十分と感じる人は多いと思うのよ。

 

だからこそ、今後コスパなりのマイナーチェンジは必要であり、中でも僕が強く感じた改善点は、取っ手の作り、油受けトレー、鉄板のフチ部分の3点。

 

まず取っ手がプレートから近すぎるので、両サイドは油や焦げかすが落とし難いのと、溶接部の耐久性が弱く感じるところ。

 

 

たぶん大丈夫なんだろうけど、見た目的には経年で壊れる心配は正直あるね。

 

そして油受けトレーについても、一般のお好み焼き屋の鉄板とまでは言わないが、四方に捨てる場所が無くてもいいので、もう少しトレー自体に目隠しが欲しいね。

 

これ一番強く感じたところだけど、トレーにゴミを落とすと、当然周りが汚くなって、それが見えることで食欲がなくなるのよ。

 

 

しかもトレー自体も狭いので、外側の本体まで油でギトギトになり、これの見た目が本当に汚い。

 

なので、この辺りはもう少し工夫が必要だとは思う。

 

あとはプレートだけど、やはりフチなしは使いずらさもあるので、少しだけ四方に斜めの角度をつけて欲しい。

 

一応フッ素コートのフチ付きプレートがオプションであるが、それでは普通のホットプレートと変わらず、それではこの「バルミューダ・ザ・プレート・プロ」を所有する必要はない。

 

なので、食材をこぼれ難くしたり、焼きやすくする工夫をすべきと思うのよ。

 

ていうかこれは是非実現をして、他のオプション同様、プレート単体で買える様にしてほしいね。(そしたら買うよ)

 

 

バルミューダ・ザ・プレート・プロがお勧めな人と、そうでない人
 

 

 

とまあこんな感じで再レビューを書いてみたけど、個人的に「バルミューダ・ザ・プレート・プロ」は、満足の行く買い物ではあった。

 

ただし後悔もあって、それは「バルミューダ・ザ・プレート・プロ」を買ったと同時に、それまで使っていたブルーノ(BRUNO)を、リサイクル屋に手放してしまったこと。

 

まあ普通にホットプレート二つは要らないとは思ったんだけど、正直ブルーノ(BRUNO)の方が、手入れや準備のしやすの関しては全然使い勝手がいいのよ。

 

なので、料理内容やその時の状況で使い分けるのもアリだと、それだけは強く感じたね。

 

という訳で、最後にお伝えするなら、より美味しく、楽しく、様々な鉄板焼きを試したい人は「バルミューダ・ザ・プレート・プロ」

 

準備や手入れが楽で、2~3人での使用がメインなら、ブルーノ(BRUNO)で十分だと思うね。

 

もう一度言うけど、案件じゃあないよ…。