正に一目惚れ!革新的すぎるバルミューダ・ザ・プレート•プロを即買い。
完全なる衝動買い。
あのバルミューダから新発売された「BALMUDA The Plate Pro」(以降バルミューダ・ザ・プレート・プロ)を買っちまった。
たまたま前日、家族で近所のお好み焼きへ行ったとき、食べながら「我が家もこんな鉄板あればな~」なんて会話していたのよ。
でも自宅に鉄板を置くなんて難しいし、それこそ家のリフォームやDIYで作るなんて大袈裟なことも出来ない。
そう考えながら帰宅後にネット検索をしたらさ、その夢を叶えてくれるようなホットプレートがバルミューダから出ていることを知り、しかも発売直後というタイムリーさもあって、これはもう買うしかないと思った訳。
で、買うと決まってから一番の問題は、そりゃあ嫁さんへの説得よ。
確かに「鉄板あれば」とは言ったけどさ、それはたらればの話しであって、実際ホットプレートで4万超えって、当然「無理っ」て言われるに決まってるのさ。
まあ最終的には、ある作戦のおかげで買えたんだけど、まあその件は後にして、先ずは感想を一言。
これ、本当に買って大正解だったよ。
大きさ、重さ、手入れ等、ホットプレートの不満点を一気に改善!
お好み焼き、もんじゃ、焼肉、餃子等、焼き物系をよくする我が家では、家電の中でもホットプレートは無くてはならない必需品。
ただそんなマストアイテムも、過去には重く手入れが面倒な大きいタイプから、コンパクトで準備は楽も、温度調節が分かり難いBRUNOまで、使った物はどれも帯に短し襷に長しだったのよ。
また最近ではカセットコンロ用の鉄板も試したけどさ、確かに美味しいけど、今度は煙がモクモク状態に。
それが今回の「バルミューダ・ザ・プレート・プロ」は、これらの不満を全て解決してくれたのよ。
まず我が家にとってちょうど良かったのが、プレートの大きさ。
各メーカーの一般的な大きさと、コンパクトが売りのBRUNOの中間に位置する380mm× 245mmの大きさは、家族三人でも友人招いてのパーティでも使い勝手がよく、お好み焼きも返しやすい絶妙なサイズ。
更にプレートの周りには、油や焦げかすを落とせる、油受けプレート付きなので、油が出やすいサンギョプサルも、油をプレートに落としながら焼くだけと、とても簡単。(ただしペーパーでの拭き取りは必要)
6mmの厚さがあるプレートは、見た目の想像よりは軽く、また手入れも金属たわしやメラミンスポンジでガシガシ洗えるし、錆に強いステンレスなので、収納時に油を塗る必要もなく手入れも楽ちん。
これだけでも、今までのホットプレートとは使い勝手が雲泥の差なのよ。
美味しさだけではない、均一温度や油煙防止など様々な配慮も○
そして肝心の焼きの方は、肉も野菜も試したけど、お世辞に抜きでマジに美味い。
公式サイトのレシピで作ったアスパラも美味だし
オリーブオイルと塩、粉チーズで味付けしたトマトも絶品。
そしてメインのステーキをどん。
厚みのあるプレートは高い蓄熱性も実現しているので、食材を置いた瞬間の温度低下はもちろん、熱が上がり続けるといったこともなく、常に一定の温度を保ってくれる。
更に温度調整は4段階に設定出来るので、焼きながら「弱いかな?強いかな?」と考える必要はなく、火の通りも中央に偏らず全体に広がるから、食材を移動しながら焼く面倒もなし。
スイッチの横に料理別の温度表記があるので、後はそれに合わせてつまみを回すだけ。
この様な表記が本体にあるのって、意外と便利だし親切だよね。
そしてこれも売りらしいが、他のプレートの様に温度が上がり過ぎることがないので、油煙の量を抑えてくれるのも魅力的。
これ、「バルミューダ―ホットプレート」と検索すると、「油はね」と出て来るくらい、購入検討している人の多くが、結構気にしている部分だよ思うのよ。
そりゃあ全く煙が出ない訳じゃあないし、キッチンペーパーによる適度な拭き取りは必要だよ。
ただ、これまで使った他のプレート(特に鉄板)と比べたら、「バルミューダ・ザ・プレート・プロ」の油煙の少なさは歴然だったとし、そもそも完全に油煙の出ないプレートなんて無いと思うのよ。
まあ、本体に吸煙機能が付いたプレートもあるけど、なんか冷めそうだし、個人的には味気ないかな。
あと「バルミューダ・ザ・プレート・プロ」は、タコ焼きやフチ付きのプレートもオプションであるので、買い揃えば鉄板以外の料理にも対応。
最初から全てのプレートが付くのではなく、必要な人だけ買えばいいところも、無駄にならずにいいよね。
因みに我が家は、タコ焼きプレートと鉄板用の蓋をアマゾンで探して買う予定だけど、多分そのうちフチ付きプレートも欲しくなりそう…。
使ってみて分かった、バリュミューダ・ザ・プレート一番の売りはコレ!
味はもちろん、手頃な大きさ、手入れや温度調整の楽さ等、様々な利点を上げた「バルミューダ・ザ・プレート・プロ」だけど、実際に自分が使ってみて一番コレだ!と感じたのは何か…。
それは間違いなく、プレート上で料理のカットが可能なところ。
以前は焼いたステーキを、一度プラまな板に移してカットしており、それ自体はけして手間では無かったのだが、直接包丁が使えるバリュミューダを経験すると、それすら手間に感じる程に楽。
購入前はナイフや包丁が使えることは気にもしていなかったが、アスパラやステーキをプレート上でカットするのは想像以上に使い勝手がよく、自分的にはこれが一番のメリットに感じたのよ。
もちろんステーキ以外でも、お好み焼きのヘラ、もんじゃのコテ等も気兼ねなくガシガシ行けるし、傷がついてもある意味経年変化の味わいが出そうで、それはそれで「いいかも!」て思えるプレートだったね。
バリュミューダ・ザ・プレート・プロの残念なところと今後の改善点
とまあ散々褒めちぎった「バルミューダ・ザ・プレート・プロ」だけどさ、もちろんマイナス要素もゼロではないよ。
例えば設定した温度までには大凡13分程度かかるところ。
これはプレート自体に厚さがあり、熱を均一にする理由から、どうしてもそれなりに時間は必要。
以前広島で厚さ1㎝の大型鉄板があるお好み焼き屋の大将に聞いたら、火を点けてから鉄板が使えるまでに相当時間が掛かると聞いたことがあるのよ。
なので欠点というより、構造の問題だからこれは仕方ないよね。
あと、それだけの熱を蓄える訳だから、通常のホットプレートより電気は食うかも。
これ勝手な想像だけど、もし省エネタイプなら公式サイトに謳うはずだけど、その様な記載はないから、多分相当量使うと思うのよ。(まあ熱系家電はどれもそうだけど)
他に使ってみて感じたのは、油受けプレートの幅が狭いので、焦げや油を落とす時に勢いがよ過ぎると、外へ溢れるのでもう少し幅が欲しいかな。
後これも似たような理由だけど、プレートと取っての隙間が狭すぎるから、そこに汚れを落とすと取ってが汚れまみれになるね。
正直取っても貧弱で壊れやすそうだし、この辺りは今後要改善かも。
後は、やはりだけどプレートにフチが無いというのは、正直物によっては焼き難い場合があるね。
実はこの時、実験と称してオムレツを作ってみたんだけど、中央に卵を流したら、瞬く間に1/3が下へ流れ落ちちゃったのよ。(笑)
なので売りはこのプレートだろうけど、ホットプレートとしてオールマイティに使用をするのなら、別売りのフチ付きプレートは必須かも。
あと今後の改善を期待するなら、個人的にはプレートの真ん中から、片方を焼きスペース、反対を保温スペースの様に、温度は分けられると尚いいかも。
まあ技術的には難しいかな。
バリュミューダ・ザ・プレート・プロの不安は、耐久性とカスタマーの対応か
他にもう一つの不安材料は、製品の耐久性とカスタマーの対応かな。
実は以前、購入したレンジが壊れて修理代に3万弱取られたり、届いたトースターが最初から不良品だったことがあった。
バルミューダって壊れた時の修理代もアップル並みに高いし、しかも意外と壊れやすかったりや不良も多いのよ。
メーカーもその辺り分かっているのか、自社サイトで買った人のみ延長保証を付けたりしてるけど、殆ど割引しないメーカーなので、どうしてもポイント還元率が高い楽天やヤフーで買っちゃうんだよなあ。
まあこの辺りはギャンブルだね。
何れにしても製品自体は素晴らしく、満足はしてるけどね。
次回はハンバーガーか広島焼きに挑戦してみようかな。
ていうか、友達呼んでライブキッチンをするのも楽しいかもね。(自己満の世界だけど…)
因みに、これを買うに辺り嫁さんを説得した方法だけど、自分の持っていた楽天ポイントを全て使うのと、今あるホットプレートや鉄板は、リサイクル屋に持ち込み、買い取り金額は全て嫁さんに渡すと約束をしたのさ。
この好条件に嫁さんは「よっしゃ~」と言って、早速古いホットプレートを掃除し、ついでに「あれも、これも」と不要な物をかき集めて、鼻歌交じりでリサイクル屋に出掛けて行ったのよ。
で、その間に自分は楽天ショップで「BALMUDA The Plate Pro」を注文したんだけど、それから暫くして、嫁さんが行きとは真逆のテンションで帰って来たのさ。
そこで恐る恐る「いくらで買い取ってもらったの?」と、聞いてみたら、嫁さん小声で「全部で1,200円…」と一言。
相当ガッカリしていたよ。
仕方ないから「BALMUDA The Plate Pro」で焼肉でも焼いて元気つけるかね…。