僕には、人生に多大な影響を与えてくれた「恩師」がいる。

 

以前勤めていた会社の社長で、御年77歳と、はるか年上の方で、今も圧倒的な存在感を醸し出しているのよ。

 

ただ、そんな恩師もリーダーゆえの気質なのか、自分の正しさを微塵も疑わないタイプであり、しかもその頑固さは、ここ一、二年でさらに顕著になってきた。

 

これは先月、韓国のビジネスパートナーであるSさんが来日した時のお話し。 

 

恩師とも縁が深いことから、滞在中、一緒に会食することになり、「ならば俺が決める」と、恩師自ら店の手配をしてくれることになったのだが、そのことで僕の胸には一抹の不安がよぎった。

 

恩師がゲストを招く時は、かつて彼がオーナーを務めていた「イタリアン」がお決まりのパターン。

 

しかも、このイタリアンがまた曲者で、メインシェフがネパール人で、店の売りがネパールカレーという、「イタリアンはどこいった?」って感じの、カオスなお店。

 

つまり、日本人ならまだしも、外国人相手に、なぜにこの店を選ぶのか。

 

僕らが韓国を訪れる際、Sさんは必ず「何が食べたいですか?」と、こちらの意向を最優先して持てなしてくれる。

 

出張という限られた時間の中で、食事は唯一の楽しみであり、そう考えると、Sさんもきっと「本場の日本食」を心待ちにしていたはずなのよ。

 

そう思った僕は、意を決して恩師に「せっかくですから、今回は日本らしいものにしませんか」と提案。

 

恩師は「確かにそうだ」と、珍しく僕の意見を快諾してくれ、 見事に作戦は成功したはずだったのよ。

 

しかし当日、同行するスタッフからの連絡に絶句したね。 

 

恩師は、その約束をすっかり忘れてしまったのか、あるいは無意識に「自分の城」へ足が向いてしまったのか、結局、指定されたのは、いつもの「イタリアン」だったのよ。

 

「イタリアン」なのに、テーブルに並ぶのはピザでもなければ、パスタでもない状況のなか、「ここのカレーは旨いんだぞ」と胸を張る恩師。

 

その横で、戸惑いながらナンを口にするSさんの姿に、申し訳ない気持ちでいっぱいになった僕は、店を出て恩師をお見送りした後、Sさんを連れてラーメンに向かった。 

 

実はSさん、味噌ラーメンが大好物なのよ。

 

湯気の向こうで、味噌ラーメンと餃子を頬張るSさんの嬉しそうな顔を見て、ようやく胸のつかえが取れた気がしたね。

 

帰国後、Sさんから「味噌ラーメンありがとう」というメッセージが届いた。

 

言葉には出さずとも、やはり「イタリアン」でのカレーには、満足していなかったのだろう。

 

そんな、味噌ラーメンを喜んだSさんの切実な思いを恩師に伝えたい。

 

でも、言えない…。

 

けど、また同じ機会が訪れたら、これだけは言おう。

 

「いつも甘えてばかりなので、次は僕に幹事をさせてください」と…。

 

大阪出張時、ホテルから近い本町・心斎橋界隈が僕のホームグラウンドだが、この地は周りに美味しいお店が多く、そして僕は食べるのが大好きだ。

 

今回は、そんな美味しいものが揃う大阪で、僕のお気に入りのお店、本町のカレー屋、「百薫香辛食堂」を紹介するよ。

 

ここは、大阪の取引先に教えてもらったカレー専門店で、7~8席ほどのカウンターと、4人掛けのテーブルが2卓のみという、こじんまりとした空間。

 

大阪 本町 百薫香辛食堂の看板

 

扉を開けると、すぐに香辛料の心地よい匂いが鼻をくすぐり、店内もおしゃれで、間違いなく女子ウケしそうな雰囲気。

 

夜は、本格的なカレーを楽しむ人や、スパイスの効いた創作料理をつまみながらお酒を飲む人と様々で、この日は、一緒に出張に来ていた、会社の女性スタッフTさんと訪れた。

 

実はこの店、会社スタッフの誰もが一度は訪れているがTさんだけは来たことがなく、「皆んなから美味しいって聞いてるから一度行ってみたい」とリクエストされたのよ。

 

というわけで、Tさんにとっては初めての「百薫香辛食堂」だったけどり、結果を言えば、最初から最後まで、ずっと絶賛の嵐だった。

 

この日注文したのは、以下の通り。

 

梨と胡桃のサラダ
梨と胡桃のサラダ、チーズとハーブ

 

はまちと焼きナスのカルパッチョ
はまちと焼きナスのカルパッチョ

 

無花果とアンチョビバターのブルスケッタ
無花果とアンチョビのブルスケッタ

 

アーモンドとクリームチーズのかぼちゃサラダ
かぼちゃサラダ:アーモンドとディル添え

 

〆は、お店の看板であるカレーで、この日はニ種類の相掛けを小盛りにしてシェア。
大阪百薫香辛食堂のカレープレート

 

Tさん、どれを食べても「美味しい~」と連呼するばかりで、まるで食リポの下手な芸能人のように、それ以外の言葉が全然出てこない状態。

 

ひたすら感激している様子で、翌日も「今度大阪に来たら、絶対に来る!」と熱く語っていたね。

 

確かに、提供される料理はどれも創意工夫に溢れており、ハーブと香辛料のバランスが絶妙なのよ。

 

香辛料の持つ魅力はもちろん、味覚や嗅覚を刺激するその力を改めて思い知らされる、そんな料理のオンパレードだったね。

 

ドリンクも抜かりなく、香辛料を漬け込んだウイスキーで作られたスパイシーハイボールと、ピリッとした後味がたまらないトマトサワーをいただいたが、これらも料理によく合い、美味しかった。

Dewar's White Label スパイシーハイボールトマトサワーとスパイシーハイボール
 

お店のスタッフも皆とても感じがよく、料理やお酒について丁寧に説明してくれるし、コスパも悪くない。

 

Tさんが「次も来る」と言った気持ちが心からよく分かる、香辛料好きなら、一度訪れれば虜になること間違いないお店だったね。

 

 

 

 

 

「それって不評だよね。確か、減産してるんでしょ?」
 

酒の席で、知人女性のパートナーである男性が、僕のiPhone Airを指さし、そう言い放った。

 

iPhone Airの軽快な使用感とデザイン


確かに、iPhone Airの人気は芳しくないよね。

 

発売直後、iPhone 17や17 Proが数週間待ちとなる一方で、Airだけは即納状態だし、メディアでも「期待外れ」というニュースが散見されたよ。
 

各種性能が17より劣るのに価格はそれ以上で、もう少し予算を足せば17 Proに手が届くという中途半端な立ち位置が、不人気の理由だということは百も承知さ。

 

しかし、実際に使ってみて思うのは、この端末は、決して「ダメな子」ではないってこと。

 

もちろん不満はあって、特にカメラ機能はもう少し頑張ってほしかったけど、それ以外の使用感は概ね良好だよ。

 

何よりの魅力は、その圧倒的な「薄さ」と「軽さ」で、 画面サイズの大きさは維持しつつも、持ち運びの負担を極限まで減らしたい人には、持って来いだと思うね。

 

「iPhoneを手軽に持ち運びたい」といったニーズに完璧に応えてくれるし、この軽快さに慣れてしまうと、以前使っていた14 Proが重すぎて、もう戻れないのよ。

 

そもそも「Air」の名を冠している以上、このサイズ感こそが最大の価値であり、懸念されていたバッテリーの持ちも、日常使いであれば丸一日十分に耐えてくれる。

 

モノラルスピーカーも使用機会が然程でもないし、物足りなさなんてどうでもいい。

 

ミニマルなデザインやサイドの鏡面仕上げが美しく、ファッションの一部や、常に身につけるガジェットとしての完成度は極めて高いと思うね。

 

iPhone Airの薄さと軽さ、鏡面仕上げ

 

これは決して、不人気に対する負け惜しみではなく、実際に手に取って生活を共にしてみなければ、この真価は分からないと思うね。

 

後日、飲み会の同席者から「嫌な言い方するよな」と言われたけど、件の男性は、常に「自分の方が詳しい」とマウントを取るタイプであり、そもそも知人女性のパートナーという微妙な関係。

 

そんな、友人でもない人の言葉にムキになっても、相手の思う壺。


面倒くさいので「あ、そうなんですか」と、手短に受け流したよ。笑

 

 スペックや売れ行きというモノサシでしか語れない人に、「使い勝手いいよ」と使用感を伝えても、理解しないだろうしね…。

先日の日曜日、嫁さんの親戚と初訪問である「水戸レイクスカントリークラブ」へ行って来たよ。

 

茨城で「レイクス」といえば、真っ先に友部の「カントリークラブ・ザ・レイクス」を思い浮かべるけど、水戸にも「レイクス」があったんだね。

 

クラブハウスに足を踏み入れると、いわゆるバブル期の華美な造りや、背筋が伸びるような名門の雰囲気とはまた違う、どこか懐かしさを感じる古き良き時代の造りって感じ。(写真撮るの忘れた)

 

練習場は、アイアン限定の鳥かごスタイル。

 

水戸レイクス練習場のネットと木々

 

コースは、広々としてアップダウンも少なく、殆どのホールが真っ直ぐで見通しの良いレイアウト。

 

水戸レイクスカントリークラブの広々としたゴルフコース

 

「レイクス」という名から、池が牙を剥くタフな展開を覚悟していたけど、予想とは全然違ったね。

 

というのも、ミドルやロングホールにある池の多くは、ティーグラウンド目の前かグリーン奥といった「ショットに影響しにくい場所」に配置されていたのよ。

 

水戸レイクスカントリークラブの広々としたゴルフコース

 

なので、池のプレッシャーをほとんど感じない、心置きなくドライバーを振り抜けるコースだね。

 

水戸レイクスCCの池とゴルフコース

 

もちろんグリーン周りに池が絡むホールもあるけど、手前には広い花道が確保されていたいりと、池はハザードというより、どちらかといえば景観を彩るエッセンスのような感じ。

 

そんな中、唯一と言っていいほど池が効いていたのが、各ショートホール。


距離もそこそこあるし、ショートホールさえ攻略できれば、比較的好スコアが期待できるコースだと思うね。

 

ちなみに「名物ホールはどこ?」とAIで調べたら、15番ショートと返ってきたよ。

 

水戸レイクスCCの池とフェアウェイ

 

そんな「水戸レイクスカントリークラブ」でのゴル飯は、「担々麺」に、この日は欲張ってミニカレーもプラス。

 

水戸レイクスで担々麺とミニカレー

 

どちらも美味しかったけど、ちょっと多かった。笑

 

レストランは無料のドリンクバー付きで、スタッフの方々も丁寧で親切。

 

フロントスタッフは少し無愛想だったけど、そんな印象をかき消してくれるほど、レストランは心地よかったよ。

 

ということで、コースレイアウト自体はやや単調に感じる部分もあるけど、とにかくプレッシャーが少なくて、フルスイングが楽しめるゴルフ場。

 

この日は、日曜価格で食事付10,500円とコスパもいいし、初心者の方を連れてのラウンドや、和気あいあいとしたコンペには、まさに打ってつけの場所だと思ったね。

 

 

大阪出張時、ホテルから近い本町・心斎橋界隈が僕のホームグラウンドだが、この地は周りに美味しいお店が多く、そして僕は食べるのが大好きだ。

 

今回は、そんな美味しいものが揃う大阪で、僕のお気に入りのお店、四ツ橋のうどん屋、「べん天」を紹介するよ。

 

以前は博労町にあった「匠」といううどん屋がお気に入りだったけど、繁盛していたのに突然閉店。

 

そこで「近場でうどん屋はないものか?」と探していたところ、地元の人から教えてもらったのが、この「べん天」なのよ。

 

大阪のうどん屋「べん天」の外観

 

大阪のうどん屋といえば、きつねや肉うどんが定番だけれど、この店は、カレーうどんからぶっかけまで、どれにするか悩むほど全てが人気。

 

大阪うどん屋「べん天」のメニュー看板

 

この日は、かつ丼セットに単品のとり天を追加して注文。

 

そんな「べん天」さんで面白いのが店主のキャラクター。

 

一人で調理をこなしながら、「ありがとう!」「ごめんね~」と、ずーっと独り言のように喋り続けているのよ。

 

お客さんに言っているつもりなんだろうけれど、たまに脈絡のない言葉を発する姿は、なかなかのキャラ。

 

今回も、案内された二人席で食事をしていた途中、後から来たグループのためにカウンターへ自ら移動したら、店主が「ありがとう~」と言いながら、とり天を一つサービスしてくれたのよ。

 

この心遣いには、なんとも温かい気持ちになったね。

 

もちろん、味の方も文句なしで、出汁の効いた関西風のつゆに、やや細めのうどんは、コシがあって本当に旨い。

 

大阪うどん屋「べん天」のかつ丼セット

 

かつ丼は、食べやすいように箸と一緒にスプーンを添えるという、ちょっとした心憎い配慮も嬉しいし、何より、価格もリーズナブルでコスパ最高。

 

店主もスタッフも感じがよく、居心地の良いうどん屋だね。

 

この界隈は、意外とうどん屋が少ないから、ランチにうどんが食べたくなったら、「べん天」は本当におすすめ。

 

この温かい出汁と、個性的な店主に会いに、また足を運びたくなる名店だったよ。

 

 

 

 

 

 

もう二度と、バルミューダの製品を買わないと心に誓ったよ。

 

バルミューダとの付き合いは、今から10年前、ニュースで目にした「高額なのに飛ぶように売れるトースター」という謳い文句に、心をときめかせたのが始まりだった。

 

「食卓を豊かにしてくれる魔法の箱」だと信じて購入したトースターは、確かに、それまでの日常を一変させる美味しさを届けてくれたよ。

 

ただ、唯一残念だったのは、届いたばかりの機体が初期不良で、即交換になるという、今思えば、それが最初の予兆だったのかもしれない。

 

それから7年後、スタイリッシュなデザインに再び魅了されて電子レンジを購入するも、まさかの2年で内部基板が損傷し、完全に沈黙。

 

バルミューダ製電子レンジ(ブラック)

 

修理費用は2万6千円と、目を疑いたくなるような高額な見積もりで、結果的に「交換」という形にはなったが、交換品に付与された保証期間は、わずか3か月。

 

「デザイン家電だから仕方ない」「僕の使い方が悪かったのかも」 そう自分に言い聞かせ、泣く泣く修理費用を支払ったけど、僕の「引きの弱さ」が勝ったのか、運命はどこまでも冷酷だったね。

 

そして、新たに届いた交換品も、1年も経たないうちに、またしても不具合を起こし始めたのよ。
 

扉の建て付けが悪く、強く押さえつけながらでないとボタンが反応しないという、まるで僕に「お願いだから使ってくれ」と懇願しているかのような、見るからに情けない不良なのよ。

 

 

 

 

新品が2年で壊れ、2万6千円を払った交換品が、わずか1年でまた悲鳴を上げる。 

 

この理不尽な連鎖を前に悟ったよ。

 

「これは運が悪いのではなく、バルミューダという製品クオリティが、価格に見合っていないのだ」と。

 

トースターが登場した当初、革新的なスチーム技術で消費者の心を掴んだが、今やその技術は他社にも追随され、残ったのは「お洒落だが、高くて壊れやすい」という虚像だけではないだろうか。

 

そもそも、交換品の保証期間がたったの3カ月って、余程製品に自信がないんだろうね。

 

昨日、バルミューダ決算発表ニュースで、2年ぶりの赤字転落は、歴史的円安による減価率の上昇が原因と書かれていた。

 

さらに世間では、近年の業績悪化は「スマホ事業の失敗」だと言われているけど、長年使い続けた一人のユーザーとしては、それだけが原因だとは思わないね。

 

あくまでも個人の意見だけど、一番致命的なのは、製品クオリティや顧客対応を含めたメーカーの「強気な姿勢」が、ユーザーの信頼と反比例しているのだと感じているよ。

 

スマホの失敗は、時が経てば風化するだろうが、「また壊れた」「またお金がかかる」という体験の積み重ねは、メーカーへの信頼を二度と修復できないほどに破壊する。

 

トースターの初期不良に始まり、レンジの内部故障、そして交換品の不備。

 

3回も裏切られれば、どんなファンだって離れていくし、実際に使って、「こんなものか」と落胆しているバルミューダユーザーは、きっと僕だけではないと思うよ。

 

交換時のやり取りを思い返せば、メーカーに異議を唱えたところで、またあの強気な対応をされるだけだろうし、カスハラをする気はさらさらない。

 

なので今回は修理を諦め、別メーカーの製品を検討するよ。

 

お洒落なデザインに惑わされず、ただ「安心」と、長く寄り添える「信頼」を求めてね…。

 

 

 

 

今日のお昼時、娘から動画付きのLINEが届いた。

 

開かない弁当箱とお弁当の中身

 

どうやら、弁当箱の蓋が開かなくなってしまったらしいのよ。

 

今朝、嫁さんが出来たての弁当の蓋をすぐに閉めてしまったのだろう。

 

温かい空気が冷えて収縮し、内部が負圧になる「お弁当箱あるある」だけど、実は我が家の冷蔵庫には、温かいものを急冷してくれる「クーリングアシスト」という機能が付いているのよ。

 

5年ほど前、家電量販店で「これなら忙しい朝に弁当のあら熱をすぐ取れるね」と夫婦で納得して選んだパナソニック製さ。

 

今の冷蔵庫は、凍らせずに鮮度を保つ微凍結パーシャルなど、至れり尽くせりの機能が満載だが、いざ使い始めてみると、我が家では、それらの機能が宝の持ち腐れになっている。

 

つまり、「クーリングアシスト」なんてすっかり忘れているし、パソコンと同じで、夫婦して使いこなせないから、結局はオーバースペックなのよ。笑

 

で、肝心の蓋だけど、「どうにかして中に空気を入れるか、レンチンしてみたら?」と返信。

 

娘からは「全然ビクともしないし、学校にレンジないから、今日は学食にする」と無慈悲な回答が返ってきたのよ。

 

可哀想だから「PayPayでお昼代を送るよ」と連絡したら、「お金はあるから大丈夫」とのご返事で、とりあえずは解決。

 

ていうか、僕が娘の立場なら、財布に余裕があっても「ありがとう!」といって、送金受け取るのに、そこだけは親に似ず真面目なんだよね~。

 

そういえば昨日、ショッピングモールへ行った時も、自分のお小遣いでスタバを買っていたし、もしかしたら、僕よりお小遣いを持っているのかも……。

 

今度、娘にスタバを奢ってもらおうかな。笑

 

 

 

 

大阪出張時、ホテルから近い本町・心斎橋界隈が僕のホームグラウンドだが、この地は周りに美味しいお店が多く、そして僕は食べるのが大好きだ。

 

今回は、そんな美味しいものが揃う大阪で、僕のお気に入りのお店、長堀橋の「うな茂」を紹介するよ。

 

 

うな茂 外観 長堀橋の鰻屋

 

 

店名からして鰻屋なのは明白だが(焼肉屋なわけがない。笑)、僕がここを利用するのはいつも決まって夜で、しかも一人の時。

 

本来ならお店でいただくのがベストではあるが、僕のお決まりは、お持ち帰りをして、ホテルの部屋でゆっくり晩酌をしながら楽しむこと。

 

そんな「うな茂」でのお気に入りが、3,520円の「うなぎ定食」で、中身は「鰻丼」「うざく」「肝煮」「う巻き」「肝吸い」「漬物」が入った、店で食べるメニューと同じ内容の豪華弁当なのよ。

 

うな茂の鰻弁当:鰻丼、うざく、肝煮

 

たしか2〜3年前は2,800円前後だったと記憶しているので、結構な値上げではあるが、それでも、この豪華さでこの価格は、まだまだコスパ的に悪くないと断言できるね。

 

ホテルにチェックインし、その日の疲れを癒す儀式として、まず缶ビールをプシュッと開けて胃袋に流し込んだあと、「うざく」から頂く。

 

うな茂の鰻丼、うざく、レモンスライス

 

けして強すぎない酢加減のさっぱりとした味わいで、鰻ときゅうりを同時に口に運ぶとたまらない。


反射的に、二口目のビールを流し込む美味しさなのよ。

 

ちなみに今日は、500ml缶とハイボールを一本ずつ用意したが、果たして足りるだろうか…一抹の不安がよぎるほど。

 

そしてお次は「肝煮」。

 

うな茂の肝煮弁当

 

甘すぎず、しょっぱすぎない煮凝りが絡んだ肝は、口に入れた瞬間、優しい甘じょっぱさと肝のほろ苦さが絶妙なマリアージュを奏でるのよ。

 

やばい、ビールが残り3分の1になってしまった!

 

この勢いそのままに「う巻き」へと箸が勝手に進むのだが、これもまたボリューミーでまさに絶品。

 

 

 

う巻き弁当、ふわふわ食感

 

ほんのり出汁のきいた玉子に包まれた白焼きが、どちらもふわふわの食感で、この時点で早くもビールを終えて、お次のハイボールへ突入しちゃったよ。

 

どれもこれも美味しくて、もはや箸休め的な「漬物」ですら箸休めにならないくらい、お酒がぐいぐい進んでしまう。

 

「ここまでハイペースで飲ませるか!」と抗議したくなるくらい、素晴らしいお弁当なのよ。

 

そして〆は、当然メインの「鰻丼」。

 

うな茂の鰻丼弁当。肝煮、う巻きも。

 

見た瞬間、思わず「ちっ、尻尾の方かい!」と残念がる自分がいたが、そんな邪念を忘れさせるほど、いい塩梅の焼き加減で、これまた美味い。

 

多めのタレで白い部分がほとんど見えないご飯は、想像していたより優しい味付けで、一口、また一口と止まらず、どれをとっても満足のいくお弁当だね。

 

最後は残りのハイボールをチビチビしながら完食し、とても満足のいく、鰻三昧のホテル飯だった。

 

もちろん、お店でいただくのが一番だが、本町・心斎橋界隈のホテルで一人飯という時には、たまには自分へのご褒美弁当として、この「うな茂」のお持ち帰り、大いにアリだと思うね。

 

こうして満足しながら食べた後、片付け中にふと気がついた。

 

「そういえば、以前はたしかカップの肝吸いが付いていたはず…。

 

あれ?今回ついてなかったぞ?もしかして忘れたのか、それとも付かなくなったのか?あれ?あれ?…」

 

まあ、今更店に連絡して確認するのも面倒だし、もう食べ終わって満足だったから、別にいいか。

 

 

 

 

先日、日曜日の22時頃。

 

少し遅めの夕食を終え、穏やかに一日が暮れようとしていたその時、隣のダイニングから「ズドン!」という凄まじい音が響いた。

 

慌てて駆け寄ると、そこには床に倒れ伏す嫁さんの姿があった。

 

「大丈夫か!」と抱きかかえ、一度は意識を取り戻したものの、嫁さんは「トイレに行く」とふらつきながら移動し、そこで再び倒れ込んで意識を失い、直ぐに119番通報。

 

5分後、外には救急車だけでなく、消防車まで駆けつけ、静かな夜は一変して騒然となった。

 

夜の消防車と救急隊員

 

ほどなくして嫁さんは意識を取り戻したが、隊員からは「すぐに病院へ行くべき」と告げられる。

 

そして、病院を探す中、救急隊員から「近くのB病院が受け入れ可能ですが、宿直医が専門外ですけど、それでもよろしいですか?」と伝えられた。

 

責任の明確化とはいえ、その後に続いた「決めるのはご家族です」との言葉に、素人の僕が決めなくてはならない理不尽さを感じつつも、迷っている時間はない。

 

病院探しに時間を掛けるより、一刻も早く診てほしい一心で快諾し、僕は救急車に同乗、娘には自宅待機するように伝えて家を後にした。

 

病院に到着すると直ぐにCT検査が始まり、病院に駆けつけた義妹が、それらの状況を実家の義母たちへ逐一報告。

 

こうして一時間ほど経った頃、医師からは「今は安定しているが、頭を強く打っているので経過観察が必要」と告げられ、嫁さんはそのまま入院することになった。

 

翌朝、判明した診断結果は「重度の貧血」。

 

急激に血圧が下がったことによる一過性のものであり、脳に異常はなく、午前中には無事に退院することができた。

 

嫁さんが倒れてから退院するまでの12時間。 

 

助かって欲しい気持ちと共に、年齢的に倒れるなんて考えもしなかっただけに、当たり前にそこにあるはずの日常が、一瞬で消えてしまうかもしれない恐怖が頭をかすめて一睡も出来なかった。

 

家に帰ると、自宅待機していた高1の娘が、嫁さんが倒れた時に、少しだけ吐いて汚した服を一生懸命に手洗いし、夕食の後片付けを済ませてくれていた。

 

キッチンシンクに置かれた食器類

 

目に涙を浮かべながらも「今、自分にできることを」と、必死に動いた娘の方が、僕よりはるかにたくましく、なんだか胸が熱くなったね。

 

無事だったから言えることだが、今回の騒動で、改めて感じたことがある。

 

迅速に動いてくれた救急隊への感謝、一緒に病院て支えてくれた嫁さん親族への感謝、そして何より、家族が揃っていることの尊さ。

 

かつてお袋が急病で倒れた時、動揺した親父の姿を見て「しっかりしろ」と励ましたことがあったが、いざ自分の身に降りかかってみると、男というのは実に脆いものだと実感したね。

 

きっと、大切な存在を失って立ち直れないのは、男の方なんだろう。

 

「当たり前の日常は、決して当たり前ではなく、実は家族にとって特別なこと」

 

この12時間の出来事は、僕たち家族の絆をより強く結び直してくれたように感じた。

 

なにはともあれ、大事に至らず本当に良かったよ。

 

 

先日、千葉県市原市にある「CPGカントリークラブ」へ行って来た。

 

本来なら名門「キングフィールズ」で優雅に接待ゴルフという計画も、当日の積雪により、「キングフィールズ」がまさかのクローズ。

 

急遽、近隣で唯一「よろしければ、ぜひ」と温かく迎え入れてくれたのが、このCPGだったのよ。

 

パブリックコースながらプロや有名人も訪れる人気は、期待半分な気持ちながらも、名門からパブリックに変わったことで、一抹の不安を抱えての到着でもあった。

 

CPGカントリークラブのサインと写真の壁

 

クラブハウスから望むアウト・イン、共にスタートと上がり最終ホールの印象は実に見事で、その雄大な景色に「これなら楽しめそうだ」と意気揚々とティーオフしたのだが……。

 

スタート1番

CPGカントリークラブの雄大な景色

 

上がり9番

CPGカントリークラブの雄大な景色と広々としたフェアウェイ

 

結論から言うと、あくまで個人の感想ではあるが、そこはゴルフ場という名の「過酷な登山道」だったね。

 

スタートと上がりこそ立派も、一歩足を踏み入れれば、ブラインドと激しいアップダウンが牙を剥く。 

 

例えば、2番ミドルでは、カート道へわずかに逸れただけで、次打はそびえ立つ山越えを強いられる。

 

赤矢印の地点に落としたら

CPGカントリークラブの起伏のあるゴルフコース 

 

セカンドは、かなりの山越え

CPGカントリークラブの冬のゴルフコース

 

3番ショートでは「30メートル真下だから1番手下げろ」のご指令が…。 

CPGカントリークラブ 3番ショートホールの距離表示

CPGカントリークラブの雄大な景色とゴルフコース

 

13番は広々とした景色に油断させておいて、その先には急勾配の下り坂が待っている。

 

ティーからの眺めは雄大も

CPGカントリークラブ、雪景色のゴルフコース

 

セカンドは超絶な下り坂…(グリーン側からの画像)

CPGカントリークラブの急勾配なゴルフコース

 

インターバル中、カートから流れる「次はブラインドホールです」というアナウンスを何度聞いたことか。

 

まるで自分がゴルフをしに来たのか、修行中の僧侶なのか分からなくなるほどの激しさで、普通のコースの3倍は疲労困憊する、凄まじいレイアウトだったのよ。

 

これを「戦略的」と呼ぶ強者もいるだろうが、無理やり山を削り出した印象が拭えず、正直「ここに来るなら近隣の別コースの方が…」と、ハーフを終える頃には再訪の選択肢を消していた。

 

ところが、だよ。

 

あれほどレイアウトに辟易していたはずなのに、帰路につく頃には、不思議と胸の中に温かい満足感が広がっていた。

 

その正体は、スタッフの方々の圧倒的なホスピタリティなのよ。

 

玄関先でバッグを下ろしてくれるおじさんスタッフの弾けるような笑顔に、レストランでは「服が汚れないように」と、さりげなく紙エプロンを差し出す気配り。

 

宅配便の発送では、わざわざバッグ置き場まで同行し、カバー掛けを手伝ってくれるフロントスタッフ。

 

外で出迎えてくれた茶店のスタッフは、「今日はティーが後ろなので右狙いがいいですよ」と、コースの攻略方法まで伝えてくれたり。

 

他にも、すれ違うスタッフの全てが、名門の「それ」とは違う、どこかアットホームな雰囲気で必ず挨拶を交わしてくれる。 

 

さらに、手書きのメニュー案内や、ちょっとしたアメニティのプレゼントなど、随所に「少しでも快適に過ごしてほしい」という工夫が散りばめられているのよ。

 

CPGカントリークラブの冬メニュー黒板CPGカントリークラブのアメニティコーナー

 

そして、極めつけはゴル飯。

 

 チョイスした「ミートソーススパゲッティのチーズハンバーグ乗せ」は、これでもかというボリュームで、さらに驚くべきは、どのメニューを選んでも追加料金なしという太っ腹なシステム。

 

チーズハンバーグミートソーススパゲッティ

 

コースのトリッキーさを、人の温かさと食の満足感でカバーをする、そんな、現場の方々の「気概」を肌で感じるゴルフ場なのよ。

 

後で知ったけど、予約サイトのレビューも一件ずつ丁寧に返信をするなど、レイアウトの好みは分かれるが、これほど「人」の力でゲストを呼べるコースは、そうそうないと思ったね。

 

僕は再訪することは無いと思うけど、カジュアル系ゴルフ場の中では、間違いなくパブリッククラスでは、過去最高レベルの接客に出会えた。

 

そんなゴルフ場だったよ。

 

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