福岡・久留米の石橋美術館 作品を東京移管! | とんとん・にっき

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今朝の朝日新聞に、以下のような記事が載っていました。


ブリヂストンの創業者、故石橋正二郎が、出身の福岡県久留米市に寄贈した石橋美術館。収蔵品のほとんどを所有する石橋財団が、東京のブリヂストン美術館に2016年に移すと表明し、慰留の署名運動はあったが、多くは移ることになった。財団が運営から手を引くため、市は「財団丸抱え」からの脱却も迫られる。(朝日新聞:2014年11月26日朝刊)


今まで「石橋美術館」と「ブリヂストン美術館」の違いというか、区分けがどうなっているのか、よくわかりませんでした。単に久留米と東京の違いとばかり思っていましたが、この記事を読むと、「石橋美術館」は久留米市が運営していたようです。が、しかし、所蔵作品のほとんどは石橋財団が所有しているという。財団は運営を市から受託され、管理運営費の赤字分、年約1億7千万円もすべて負担してきたという。


以下、ブリヂストン美術館でよく観ている作品で、石橋美術館所蔵の代表的な作品を一部取り上げてみました。青木繁と坂本繁二郎は、久留米の出身でもあります。驚いたことに、雪舟の「四季山水図」も所蔵していました。画像は「あなたに見せたい絵があります」の図録から取りました。


久留米「石橋美術館」所蔵作品の一部







「ブリヂストン美術館」ホームページ


ishi1 「あなたに見せたい絵があります」

ブリヂストン美術館開館60周年記念

図録

監修・執筆:

島田紀夫(ブリヂストン美術館)

編集・執筆:

貝塚健(ブリヂストン美術館)

発行:

石橋財団ブリヂストン美術館


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