大江健三郎賞 8年の軌跡! | とんとん・にっき

大江健三郎賞 8年の軌跡!

 

「情報テクノロジーの支配する社会で、もっとも痩せているのが「文学の言葉」です。私は永く「文学の言葉」で生きてきました。いまも注意深く見れば創られている、力にみちた「文学の言葉」を、知的な共通の場所へ推し立てたいのです」大江健三郎――2007年から8年間にわたり大江健三郎一人によって選考された「大江健三郎賞」の全選考過程と受賞理由、および受賞者との対談を収録した、完全保存版!

 

この大江健三郎賞、僕は第1回から、最後となった第8回まで、受賞した本を読んでいました。そのたびに講談社で開催された大江さんと受賞者の公開対談、応募して何度か当たり、聞きに行ったりもしました。この賞は、大江さんお一人が選んで、賞金はありません。ただ、翻訳し、海外で出版することを手伝うという、それが賞金の代わりでした。

 

 

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