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日々きもの専門店 ささ木の 

職人さんが丁寧に作る「モノづくり」を代々大切に考えて参りました。心がはっとするような「和のもの」や「きもの」。
まだまだ修行中♪の若女将がご紹介します。

 

着物のことなどは、ホームページのブログや

インスタにてご紹介しておりますのでそちらをご覧いただけたらと思います。

 

こちらでは、若女将(決してもう若くはありませんが・・ニコニコ)の

時折、思わず、つぶやかずにいられない。ということを綴ることもあります。

 

 

ちょっとしたつぶやきから

 

SNSにより瞬時に一人一人まで情報がいきわたるようになりました。

呉服業界も例外ではあらず、

今では全国津々浦々のお店の情報を知ることができます。

 

おかげさまで、県外のお客様が当店のことを知って下さり、

ご縁を頂くことがある一方で、

 

こんな小さな声の当店の真似をどうしてするのか・・と思うことも実はあります。

 

こちらで吐露しようと思いましたが、やっぱり、やめることにしました。ニコニコ

 

 

日日の自然な一コマ

 

店主は、日々の仕事、ご相談いただいたことに精一杯の日々のため、

店主が、こんな風にブログを書いたり、

インスタで写真を出したりとか、そんな時間が本当にありません。

 

そんなわけで、私が、変わりに店主の考えや、日々どんな思いで作業をしているかを

お伝えさせていただいています。

じゃないと、見えないところは、伝わらないと思うんです。

 

問屋さんなどからも、前々より、ずっと言われていることは、

 

珍しいお店。

そこまでされるんですね。

本来の王道の中の王道を行く。

などと言われています。

 

ともすると、利益以上に、お客様にとって最善を尽くすことばかりを考える店主でもあります。

決して器用に商売をしていくタイプではありませんし、

それを良しとしないタイプです。

 

誠実に、たとえ伝わらなくても・・という姿勢だったりします。

 

ですので、私が出す情報は日々の自然な風景になります。

同じような内容を、パフォーマンスでお伝えするのとは違うのです笑い泣き

とだけは、綴ろうかなっ。

 

思わず、こちらでつぶやいてしまいました。

ごめんなさい。

まだまだ未熟な私です。(笑)

 

ですので、ホームページにこちらはリンクさせないことにします(笑)(笑)。

 

 

 

先日、何気なくテレビをつけていると、愛子様の二十歳のお言葉が流れてきました。

 

お人柄が伝わってきて、なんだか涙ぐんでしまいました。

 

二十歳のころを思い起こせば、まだまだ、自分のことしか見えていない時代でした。

そんな年齢のころに、ここまでのことを感じ取られるって、、、、。

愛子様も、その周りの方の偉大さも、同時に改めて感じ取ります。

 

一方で、つい先日、美容師の方から、こんなお話も・・・。

成人式のお仕度を長年してきたけれど、、もう、つくづく嫌になると。

こんなお話をお聞きしました。

 

振袖も、ペラペラのガサガサ。

お母さんは、ずっとスマホを見ていて、

「あら、かわいい」とか娘にそんな一言もない。

お嬢様も、「お願いします」の一言もなく、着せ終われば、「じゃ、」と言って去っていく・・。

 

昔は、そんなことはなかったんだけど。と。

 

・・

その美容師さんには言えませんでしたが、

当店で、成人式のご相談に来られるご家族とは、あまりに対照的な姿に、

ちょっと驚いてしまいました。

 

いつも、とってもかわいいお洋服を着られてくる方も、

スポーティな感じで来られるかたも、

お勉強モードの方も、

 

ご家族の仲の良さ、愛情が伝わってくる姿に、

二十歳を迎えるならではの珠のような輝く光を内包した美しさ愛らしさ。

まぶしてく、かわいくて、

見とれながら(笑)、ほっこりとさせて頂いてきました。

 

なので、

美容師の方からのお話に、ちょっと、びっくりしてしまったのですが。

 

 

 

そんなわけで、当店に来られるご家族は、

ご予算の範囲で、いかに、素敵な装いになるか、真剣に、

ご家族皆様でワイワイと楽しそうに真剣に向き合っていらっしゃいます。

 

おばあちゃまが来られることも、とっても多いです。

 

お母さまの振袖に、今の雰囲気を・・と思われたら、こんな感じでお見せいたします。

こちらの方は、帯揚げと帯締めなど小物を変えて、今の雰囲気にされたいとのこと。

 

店にある限られたものの中から選ぶのではなく、

 

お持ちいただいた振袖・帯を拝見し、この方のためにだけ、お選びいただくものを改めて揃えます。

 

 

 

どれを合わせていただいても、良いと思えるものだけの中から選んで頂くことになります。

 

皆様、そのほうが安心だとおしゃっていただきます。

 

また、草履やバックも・・となると、更に、来ていただいて、確認することも増えてきます。

草履などは、台、鼻緒、サイズと選んでいただくので、

 

来られる回数も多くなりますが、丁寧にお仕度をすることは、お嬢様にも、

良い思い出と経験につながるように思えて、できる限りのことをさせていただきたいと思ってしまいます。

 

専門店ですので、レンタルはしておりませんが、

振袖のご相談もどうぞ、初めましてのかたもお心置きなく。

入りづらいかもしれません(笑)が、出やすいお店ですので、お気軽にどうぞ。

 

出入りが多いので、時折お店が閉まっていることもあります。

事前にご連絡をいただけると、スムーズです。

 

 

日々着物店

呉服の佐々木

 

 

福井県独自の消費応援キャンペーン「ふく割」

何人かのお客様からお声をいただき、

あまりにお得なもので、今頃ながら、登録して、

当店でもお使いいただけるようになりました!

 

着物のことばかり考えていて、

こんなにお得なら、もっと早く登録させていただければよかった💦です。

私たちの不器用な一面が垣間見えますね。(笑)

 

どうぞ、ご活用くださいませ。

お使いいただける詳しい内容はこちらをご覧くださいませ↓

 

こちら

 

 

いつもの通勤道の私の好きな風景です。

秋も深まり、ぐっと冬の気配を感じます。

 

寒くなってきましたので、どうぞ、皆様、お体ご自愛くださいませ。

いつぞやの装い。

この日は、数年ぶりの高校時代の友人が訪ねてきてくれてたのですが、

 

「わあ。年齢相応の地味さ?意識して?」と問われ、

着物とは縁の遠い友人には、ぱっと見、そう映るの?笑い泣きと、

 

「このピンクに私の思いを託しているのよ。わかるニヤリ?WW」(笑)と私。

「あああ。なるほど。びっくり

 

たわいもない話ですが、

そう思うと、装うとは、当たり前ですが、思いを反映していて、おもしろいです。

これも、着物の奥深い?一面?でしょうか。(笑)

 

 

ここ最近は、県外のお客様に、お着物や、帯、初着、七五三、産着など、ご注文をいただき、

中には、白生地やお色からお選び頂いている方もいらっしゃします。

 

ご遠方でありながら、お問い合わせをいただきますと、ありがたくて、うれしくて、

安心して、良いものを選んで頂きたいとの思いが募り、

 

させて頂けることや、思いつくことは、させて頂こうと思うのですが、

そうなると、なかなかに、作業が多くなりますが、うれしいので、頑張ってさせて頂いています。

 

寸法なども、いただいた寸法を店主に伝えると「ん?」となることも意外と多く、再度、

お尋ねし、確認に確認をしながら進めさせていただきます。

 

それでも、実際に、実物をご覧いただいて、お話させていただくのとは違うので、

できる限り、不安な気持ちなく、最善の選択をしていただけますようにと思いながら、

させて頂いています。それでも、まだまだ行き届かないところがあるかもしれません。

 

今は、メールに、ライン、インスタのDMなど、本当に便利な時代になったものだと、

つくづく感じながらの最近です。

 

お気軽に、ラインでもメールでも、お問合せくださいませ。

 

当店の場合は、催事などを行い、その中から、選んでもらうというベクトルとは逆で、

お客様のお考えをお聞きして、細やかに、専門的にご提案していくSTYLEです。

 

 

こんなのを探している。こんな風なことはできますか?とお問合せいただいています。

精一杯させていただきます。

お気軽にどうぞ。

 

日々着物専門店 呉服の佐々木

電話0776-22-4124

 

先日の中秋の名月はご覧になりました?

 

次男は、まさしく、月より団子でしたがチュー

 

8年ぶりという満月と重なった名月は心にしみました。

 

神々しい月の光でした。

 

 

 

若いころは、太陽の光に吸い寄せられるように、

 

年齢を重ねていくと、

太陽に照らされた月の光に、今度は癒されるようです。

 

老眼がじんわりとやってきて、

私と言えば、やせすぎ。だった体格が、立派に、ご成長(笑)し、

着物を着ても、ずるずるだった体格が、

何なら、補正いらない??(;'∀')

 

味覚も変わってきて、好きなものも変わりました。

 

 

悪いことばかりじゃありません。

 

きっと、いろんな経験や感情を重ねてきて、

 

へんなプライドや、力みはなくなり、感受性が強くなったように思います。

 

何ができるだろうか・・と最近よく考えますが、

 

漠然と思うのは、良いなあと思える深みのある着物姿を

 

福井の若い人に「自然」と知ってもらうには・・。

 

いまは分からなくても、頭の片隅にあれば、

いつか、期が熟せば、

その良さに目を見張り、癒される日がくるだろうから。

 

 

 

日々着物専門店 呉服の佐々木

 

 

 

 

 

見上げれば秋の空に季節は移ろっているようです。

次男は、学校の授業で、コオロギを飼い始めました。

もちろん、自分で捕まえて。

 

家でもなんと、飼い始めました。

初めて夜に鳴き声を聞いた時には、感動です。

 

いつの間にやら、死んでしまわないか

朝、目を覚ますと一番に思うのは、コオロギ(今は、バッタ笑い泣きに)のこと。

水変えた?エサは?と、

という最近の私です。子供のころは、もっといい加減だった私ですが、

年齢を重ねたからなのか、、こちらの勝手な思いで、

窮屈な世界で、命を絶やすことへの罪悪感に耐えれそうにありません。

 

今朝も、新しいリンゴをバッタに(笑)

 

 

こちらのお写真は、インスタにもあげたものです。

 

以前は、ホームページ上のギャラリーにてお写真と一言を綴っておりましたが、

インスタを始めたことで、重なると思い、インスタ一本で、

ギャラリーを閉じたのですが、、

 

最近、インスタにアカウントを持っていない方は、インスタを覗けなく

なってしまったようです。

 

インスタをご覧になれない方にも、インスタでご紹介しているものを

御覧いただけますように、、と、

再度ギャラリーを再開することに致しました。

 

もし、よろしかったら、のぞいてみてくださいませ。

 

少しずつ、増やしていきます。

 

日々着物専門店 呉服の佐々木

ギャラリーはこちらから。

 

先日、約10年ほど前にブログでご紹介させて頂いた

籠バックを購入下さった方より

そのカゴバックの修理のご依頼がありました。

 

お写真を見せていただくと、この10年ほど、

とても大切に使って下さっていたことが伝わってきます。

 

仕入れ先のメーカーに問い合わせると、

(和装業界では、良いものを扱うメーカーとして

定評のあるメーカーです)が、、

 

既にそのカゴバックを作った工房、職人さんが

やめられているとのことで、修理不可能とのこと・・・・。

 

それでも、何とかして、またお使いいただけるようにできないかと、

自力で、探し始めた店主です。

 

利益のある作業ではありませんし、

さらに、部品の調達、修理方法、修理してくれる方を探すなど、

通常の修理作業とは異なり、手間がかかります。

メーカーが断るのも良く分かりますが、

 

大切にされていたことが伝わってくると、何とか、、という気持ちになるものです。

 

メーカーにも断られた作業、、、考えに考え、考え

 

何と、元通り!

 

よくやりました。店主(笑)

 

無事お送りさせていただき、今年の夏から、またお使いいただけます。

万歳!

お客様からもお喜びのお声をいただき、ほんとに無事元通りになり良かった~。

 

利益優先とは全く異なる

お客様最優先の

店主らしい一コマに思えましたので、

記事にしてみました。

 

伝わりますでしょうか。(笑)

 

****

庭の白い槿が満開です。

以前は、白は寂しく感じられ、底紅のむくげが好みだったのですが、

(白に少し紅のある宗旦槿のことです)

 

ところが、年齢を重ねたからなのか、

今は、この白一色がとても好きです。

 

真っ白の花からは、清らかさと、清涼感を放ちます。

 

何と清らかな美しさ。

 

 

日々着物専門店 呉服の佐々木

 

 

 

申請を出しておりましたラインがようやく公式アカウントとして認証されました。

 

これで、ラインの検索で

「呉服の佐々木」と入力するだけで、検索結果に表示されて、そちらから友達追加ができるようになりましたウインクニコニコ

 

当店とラインで連絡を取る方法として、これで3つになります。

①パソコンから 当店のホームページのお問合せページにあるQRコードを読み取って頂く。

②スマホの場合 当店のホームページを開いて頂くと、画面下に出てくるバーの

【℡・メール・インスタ・ライン】のラインを押していただくと、お友達追加が出来ます。

 

そしてキラキララブラブアップ(笑)

③お客様のライン画面から、検索に「呉服の佐々木」とご入力いただきますと、

当店のラインが表示されます。

 

 

正直、このラインを使いこなして、お友達数を増やす自信はありません笑い泣き

ですので、お友達数が少なくても驚かないで下さい(笑)今10人です。

 

ですが、目的は、ただ一つ。

 

既存のお客様や、

新たにご連絡を取ってみようと思って下さる方が

気軽にお問合せ下さる手段が一つ増えて、便利になること。

 

 

既に、新しいお客様がこちらのラインを使って何人かお問合せください始めました。

 

以前、県外のお客様が、もっともっと前に。ラインも使って。とおっしゃって下さったことに

とても感謝しています。

 

使い始めて本当に、間もないのですが、早速にラインを使ってお問合せ下さる様子を拝見していると、

やっぱり、ラインって、便利だなあと思っています。

 

これまで、同様、お電話でも、メールでも、ラインでも、

お客様のお使いやすいもので、お問合せ頂ければうれしいです。

 

お問合せお待ちしておりますおねがい

 

日々きもの専門店 呉服の佐々木

℡0776-22-4124

ホームページ

 

 

 

 

涼しい福井です。暑い日が到来し、もう袷はお仕舞い。。と思っていましたが、

 

本日は、単衣の襦袢、袷の着物に、袷の帯を合わせました。

 

ただ単に、こちらの帯を締めたかったという理由です(笑)。

 

こちらの帯は、これまでの十数年。

数回、目には入っていましたが、全くその魅力に気が付かず。

スルー。

それどころか、この帯は好きじゃない。とさえ。

 

年齢を重ねたからなのか、

眼が出来てきたのか。

 

 

一番お伝えしたいのは、今は、好きじゃないと思っても、

着物に関しては、簡単に手放さないほうが良いように思えます。

 

なぜなら、感性や、見る眼はどんどん進化し、

年齢を重ねることで、似合うものが変化していくことも挙げられます。

 

若い時には、なんて変な帯(ごめんなさい)とまで思っていた帯が、

 

今では、締めたくて仕方がない(笑)

 

主人に確認すれば、

ろうけつ染めだろうから、ものは良いものだ。。

 

 

「赤」という色は、何とも不思議です。

これは茜色と言った方が良いかもしれせんが。

正直に言うと、

嫌いな色でした。野暮ったい色の代表のように感じていました。

紬には必ず赤の八掛。のようで。

 

ところが、年齢も、若いとは言えなくなってきたこの頃。

この赤、茜色、朱色がとても、心に刺さります。

 

肌につやが無くなり、肌のたるみが気になり始め、

うっする老眼じゃないか??と思い始めたこの頃。

なくなった艶を補う色。なのでしょう。

 

 

そして、色だけが問題なのではありません。

 

染めの重厚感、ろうけつ染めならではの深み、味の土台があってこそ。

その土台があることも見えるようになったからこそ。

 

心に刺さる一品へと変身をとげたのです。

物は変わっていません。

変わったのは、私だけです。何とも不思議じゃないですか。

 

 

見えなかった世界が、見えてきます。

 

だから、特に振袖などお値段の張るものは、

お母さま、おばあ様、人生のずっと先を歩んでこられた方の眼も大事になるのだと思います。

 

若い方が、軽やかにワンピースを選ぶのとはちょっと違うんです。

 

改めて、タンスの着物を見てみれば、大変身するものがあるかもしれませんよ。

お持ちの着物(笑)。

 

着物には、そんな愉しみ、魅力もあるのですね。

 

タンスの着物の分からないこと。相談会。

責任をもってお答えいたしますも、させて頂いております。

詳しくはこちらを。

 

日々着物専門店 呉服の佐々木

 

 

本日、とてもお世話になっていた方が

お隠れになったとお聞きいたしました。

 

コロナではありません。

だいぶ前よりご病気なのはお聞きしておりましたが、

 

いつもお電話でお元気な様子で、

福井から遠く離れた地にもかかわらず、

私たちのことを気にかけて下さいました。

 

10年以上でしょうか。

私がお会いしたのは、たった一度。

主人は、数回ほどでしょうか。

あとは、お電話にて。

 

季節になるたび、

私たち家族の大好きな旬のものをお送り下さったり。

 

どれだけ、心励まされてきたか分かりません。

 

物を見る眼、風流さ、そして、

こんなふうに、次の世代の人に、

自然体で心をかけられるような人に

いつか、なれるだろうか・・。と

 

年齢を重ねていった先の理想の姿を

教えていただいているようでもありました。

 

 

突然の悲しいお知らせに思わず声も出ず、

心臓がしばらく、ちくちくと痛みが止まりませんでした。

どれだけ、たくさんのお心をかけて下さっていたのか、

改めて知る思いです。

 

心から御礼申し上げます。

ご冥福をお祈りもうしあげます。

 

たくさんの感謝を込めて。

 

ありがとうございました。

悲しいです。

 

佐々木寿代

 

主人は、お伝えさせて頂くようですが、

私はお伝えする場がないので、こちらで、吐露させてください。