「さとりをひらいた犬/ほんとうの自分に出会う物語」無料公開
もう読んだ方も、そうでない方も、お楽しみいただければ嬉しいです。
★Amazonのレビューでは5つ星の4.6、レビューは167レビュー(2022.8.13時点)頂いています。
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Amazon カスタマー
2022年5月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
感情とはなにか自分自身とはなにか現代社会で社会の歯車として日々生きている自分にとってとても感動的かつ自分を見つめ直すと言うことについて深く考えられました。
ジョンのようにあらゆる試練を乗り越え本当の自由を手にする過程は自分にとってこれからの人生にとてもやつ立つ考え方を教えてもらいました。
★学識サロン(登録者51万人)さんに紹介頂きました。
★「本要約チャンネル」さん(登録者100万人)で、日本文学の傑作と、より詳しくご紹介いただきました。
最初からお読みになりたい方は、こちらからお読みくださいね
前回の続き…
夜中にダルシャの声が聴こえたジョンは…
⓬勇気の前進
半日ほども歩いただろうか、目の前に例の巨大な楠が見えてきた。
巨大な幹から異様な形のこぶのような根っこが広がり、そこからまるでそれぞれが意志を持っているかのような枝が、放射状に広っていた。
その枝から小枝が湧き出るように生え、そこからも無数の葉が噴き出していた。
そして、その幹の中心部分から、あのなんともいえない重苦しい威圧感が放射されていた。
あそこに…いる。
その気配は紛れもなく“恐怖”の源である『赤い魔獣』の気配そのものだった。
僕はいつものように風下に回って近づこうと考えけれど、ふと思い直した。
やめよう。同じだ。
どんな小細工をしても、ヤツには通用しない。
それなら正面から行こう。
これは僕の“恐怖”と“不安”、ほんとうじゃない自分との対決なんだから。
しばらく歩くと、巨大な楠まで数百メートルの距離までやってきた。
その場所からは楠全体が見え、その巨大な幹の真ん中にこれまた巨大な動物の影が見えた。
やっぱり、いた…
ここからでも見えるくらいだから、相当な大きさだ。
心の中に“恐怖”が吹き荒れ始めた。
先輩の犬たちから聞いた凄惨な伝説、ガジョやその仲間たちの悲惨な最期…
でも、ここで逃げるわけには行かない。
もう、逃げ回るのはやめだ。
そんな生き方はしたくない。
それは僕のほんとうじゃない。
僕は少しずつ楠に近づいていった。
巨大な影がどんどんはっきり見えてくる。
やはり、巨大な大熊が座っていた。
なんとその大熊は、座っていても今まで見た中で一番大きなヒグマの立ち姿よりも大きかった。
立ち上がれば十二~三メートルはあるかもしれなかった。
その赤黒い剛毛はうわさでは人間の弾丸も跳ね返し、大木のような太い腕と鋭い黒爪の一掻きで、馬が人間ごと真っ二つになったそうだ。
頭のスクリーンに凄惨な光景が浮かび上がると、恐ろしさの足があまりガクガクと震え始めて、立ち止まってしまった。
無理だ、無理だ、殺される!
恐怖が、叫びだす。
逃げろ、逃げろ、逃げるんだ!
生きていてこそ、次があるんだから。
今からでも遅くない、ここから離脱するんだ!
走れ!
逃げろ!
今度はその声を押さえつけるように、自分に言い聞かす。
逃げるな!
逃げるんじゃない!
それじゃ、この前と同じじゃないか!
違うだろ、対決するんだ。
“恐怖”と向き合い、対決するんだ!
ほんとうじゃない自分と、決着をつけるんだ!
逃げるな!
進め!
前に出ろ!
また、恐怖が叫び出す。
なに言ってんだ!
逃げろ、逃げろ、逃げるんだ!
逃げるな!
進め!
前に出ろ!
僕は、目をつぶって心の中に念じると、恐怖を勇気で無理矢理に押さえつけ、一歩一歩、また歩き始めた。
いよいよ五十メートルまで近づいてきた。
もう、大熊の顔もはっきりと見える。
大熊は以前と同じく目をつぶっていた。
気づいているに違いない。
もう、とにかく行くしかない!
がくがくと震える足を引きずりながらも、勇気をふりしぼって一歩、また一歩と踏み出した。
少しずつ、しかし確実に僕は大熊に近づいていった。
⓭「赤い魔獣と対決!」に続く
最後まで一気読みしたい方は…ポチ!
★生還体験記です。
ベストセラーになりました。
★講演などの画像です。よろしければ。
★オススメのお水やお茶など
よくご質問いただくので、以前書いた記事をリンクしておきます。
オススメの本①(読むと元気になる)
おススメの本②(劇的寛解事例)
おススメ本③(生還者たちの体験記)
おススメ本④(食事関連)
★講演会など
その①
またまた長崎に行きます。
②リーらの会 #12
9月30日(金)の開催です。
時間は午後20時から22時くらいまで。
主に仲間づくり、情報の交換、悩み相談などが目的の会です。
「がん」を含めて(ガンでなくても、もちろん歓迎)、病気や気持ちや環境など、その中で感じていること、悩んでいることなどを語り合える仲間がいるだけで、心が軽くなります。
共通の悩み(病気)や、目の前に起こっているトラブルなど、話し合い、聴き合うという体験は大切です。
人は、話すことによって癒されるのです。
(カール・ロジャース談)
前回(8月26日)は約50名のみなさんにお越しいただき、楽しい時間を過ごさせて頂きました。
この日は僕の話(只管ということ)の他に、大腸ガンステージ4生還者Gさん(寛解してもうちょっとで5年)、
エンディングノートを書いて生き方変えてガン消えて社会復帰の、上顎ガンステージ4から生還したOさん、
そのエンディングノートのご指導をされたリボーン洞戸のセラピスト池田ユリさんの話をお聴きしました。
みなさん、すばらしい。
人の可能性は無限大です。
また、グループのシェアでも、たくさんの仲間と良い交流が出来たようです。
ご参加いただいた皆様に、感謝です。
途中参加、途中退出OKです。
参加方法はZOOM、無料です。
③「時空の杜」サレンダー瞑想キャンプ
10月20日(木)~23日(日)
お申し込みはこちらから





