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ありがとうございます🫶
2012年の話。
抗がん剤の副作用、ムーンフェイスに髪の脱毛と外見がすっかり変わってからは鏡を見るのも憂鬱でした。
病院の洗面台には鏡が必ずついています。
顔を洗うたび、歯を磨くたびに病気である現実を突きつけられました。
比較的落ち着いている時もパジャマのまま過ごすことが多くて、気持ちから侵されていたと思います。
そんなわたしを見兼ねてか、担当医の先生から約束ごとが出されました。
少しでも体調が良い時は
着替えて1日を過ごすこと。
メイクもおしゃれもして、生活にメリハリをつけましょう。
…外に出られるわけでもないのに?
最初は無駄じゃないかなとも思いましたが、これが大正解。
↑実際の写真です。
以前の自分を思い出して、生きる気力が湧いてきました。
似合わないと思っていたウィッグも多少は馴染んでいる気がして嬉しかった!
外見が変わって辛かった、という話をすると
時々「そんなことで悩むな!」とSNSでは飛んできます。
いや、外見変わるのめっちゃ辛いよ。
副作用がきつい時はもちろん見た目なんてどうでも良くなるんだけど、体調にも波があります。
比較的ゆるい薬のときは頭が回る時間もあれば、
見た目が気になったりもする。
メイクやファッション、好きなものを身につけると元気も湧いてきます。
現代はQOL(クオリティオブライフ)が大切にされて、患者さんでもおしゃれをしたり治療だけでなく生活の質を上げよう!
そんな世の中になってきているので良いことだと思います。
当時はAYA世代という言葉もなければ、QOLなんて聞いたこともなかった。
人らしく生きる権利は平等にありますよね。
対談しました
昨日公開されました
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