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ありがとうございます
今回の話は、闘病仲間だった
中学生の友人を亡くしたその後です
彼女のエピソードはこちら↓
2013年の話。
共に病と闘っていた大切な友人を亡くした時、
見送りさえ出来ない自分の体調が恨めしかった。
窓の外は明るいのに薄暗い病室がちょっと不気味で、子どもたちの笑い声が響いているから忘れそうになるけれど、ここは病院。
わたし達は死と隣り合わせで闘っているのだと、現実を突きつけられた気がしました。
救われたのは看護師さんが話を聞いてくれたこと。聞く…というより、一緒に泣いてくれたんですよね。
当時、今のわたしくらいの年齢だった看護師さん。
もしかしたら、看護師を職業とする人にとっては患者と一緒に泣くなんて…って感じる人もいるかもしれない。
でも、わたしには同じように辛いと涙を流してくれる人が必要でした。
割り切れないくらいには彼女の闘病をずっと見守ってきた人たちだったし、皆の太陽のような存在だったと思います。
約束したのにわたしだけが生きてしまった…と呟いたとき、
「れんちゃんが元気になったら、喜ぶと思うなあ。」と返されて、それが本当に納得の出来る言葉だったんです。
生きているわたし達のエゴかもしれない。
勝手かもしれないけど、想像するだけで言いそうなことが思い浮かぶんですよね。
「元気になった?、嬉しいよ」
いつもわたしを心配してくれていた彼女だから、
きっと一緒に喜んだり悲しんだりしてくれていると思うんです。
▼次回に続きます