ヨーロッパ女ぶらり一人旅 -26ページ目

2000.9.21 ツェルマット

YHの窓からマッターホルンが見えるというが、なんと見えない!一面どんより曇り空。ついてない、でも気を取り直し朝食をとりに食堂へいく。直美ちゃんが以前旅の途中で出会ったという大学生と偶然再会し、一緒に朝ごはん。昨日も雨でまったく何も見えなかったらしい。外は曇り空だしゆっくりしようと決め、紅茶を4杯頂きながら食堂に居座る。

ちょっとはれてきたかなあ、というところで街に繰り出す。といってもものすごく小さい街なのですぐにぐるっと一周。途中ネットができる店を見つけ、日本へ近況報告。また、インフォメーションで情報収集をする。なんと午後から晴れるという。これはチャンス、早速プランを練る。スネガまで登山列車、そこからケーブルでウンターロットホルンまで行くことに決定。

スネガまでは列車で3分。着いたとたんすばらしいマッターホルンの眺め。そこでアクシデント発生、なんとカメラのバッテリーが切れてしまった。でも直美ちゃんと一緒だったので本日はカメラを借りることに。アクシデントが発生したときにひとりじゃなかったのはラッキー。ここで乗り換えてまたロープウェイに乗車し、一気に頂上まで登る。

ロープウェイの山頂駅から雪道を少しあるいて手頃なランチスポット(岩の上)をみつけてしばし休憩。ここらあたり一帯は雪で、なぜか人があまりおらず雪道がしっかりできあがっていないので靴を心配しながら歩く。さて、マッターホルンを眺めながらのランチ、しかも快晴の空の下で。そのときに私たちの前を通り過ぎていったアジア系の男性二人組。私たちのいるさらに奥の道なきところから現れて涼しげに通っていき、そしてロープウェイで下山していった。さらに先に進めばもっと絶景があるってこと??と直美ちゃんと興味津々。でももちろん私たちビギナーはここまできてこの景色で十分だ、と語り合う。ここから先のルート(多分あるとおもう、よくわからない)は、いつか帰国して登山経験をたくさんつんでから再度チャレンジする用にとっておこう、と誓い合う。私はユーレイルパスを持っていたので割引されたけど、でも普通だとリフト代はたしかに高い。しかもスイスの旅は物価が高いので貧乏旅行には強敵。でも老若男女、体の不自由なひとでもだれでもこの絶景を楽しませてくれる環境をサポートしてくれているスイスの人たちに感謝したい。そんな思いになると、交通費の高さがちっとも苦にならない。そんなふうに心から思えるようなところだった。しかもリフトのおじさんが「今日は一年のなかでも数日のものすごく天気のいい絶景日和、ラッキーだねぇ」と言うではないか。ほんと、ラッキーでした。

この後、ロープウェイ駅近くにレストランがあり、そこまで引き返し、お茶を飲みながら日本にせっせとエアメール。隣の席の老夫婦はワインをのんでいておしゃれなかんじ。仲のよい老夫婦っていう図柄に弱いわたしはまじまじと見つめてしまったせいかニッコリほほえみ返してくれた。でも、絶景日和なのにけっこう閑散としているのはなぜだろうか?

山頂でかなりのんびり過ごした後、一気にスネガにおりたのが3時ごろ。真正面にマッターホルンを臨め、休憩がてら、のんびりと鑑賞。スネガからツェルマットの村まで2時間半くらいかけてゆっくり下山。だれでも手軽に楽しめるいいハイキングコースでした。でもずっと下りなので最後の方はひざががくがく。今日は疲れきったのでYHで簡単にディナー。途中のコープでビールを買ってそれでこっそりと乾杯。


【本日の旅の費用】
YH代 24.5SF
ネット代 3SF
ランチ代 5.2SF
夜ごはん 10SF
リフト代 31.8SF
登山列車 20SF
紅茶&はがき 5.8SF
カメラのバッテリー 99S.F
ビール 1.2SF
トータル 111.4SF (6572円)

2000.9.20 レマン湖畔

昨夜は遅くまで飲んでいたのだけれど、ちゃんと朝早くに目が覚める。ゆっくりと朝シャワーを浴びてテレビをつける。シドニーオリンピックのニュースが放送されていた。さすがにすべてフランス語だけれどなんとなくわかる。この宿は朝食がついていないので近くのカフェで取ることに。さっさとチェックアウトする。

エビアンの朝はすがすがしい。ここはフランスなので朝食はやっぱり、クロワッサンに紅茶。ホテルとちがって何度もおかわりができないのがつらい。でも、できたてのクロワッサンはおいしかった。ところで、まわりのフランス人らしき人たちはみんな朝からエスプレッソを飲んでいた。朝からぐっと一気に流し込んでいるかんじ、とっても苦そうな顔をしながらなので不思議だった。ちなみにエビアンなのに、水を飲んでいる人を見かけないのはなぜだろう・・・。

今日はさっそく船に乗り込みエビアンを後にする。日帰りのつもりが長居してしまった、でも素敵な街でした。せっかくローザンヌまで来たんだから、とジュネーブにも立ち寄ることに。電車で30分弱であっというまにつきます。スイスって国は本当に小さい国。ところがものすごい雨。ジュネーブについてとりあえず折り畳み傘を購入。なんでよりによって物価の高い国で折り畳み傘をかわなくっちゃいけないものか・・・と悲しくなったが背に腹はかえられない。スイスにしては安く購入できたのでよしとしよう。

とりあえず買ったばかりの傘をさしながら大聖堂をめざしイル橋をわたる。ここらあたりまではショッピングストリート。ここからグラン・リューという石畳の道を道なりに10分くらい歩くと市庁舎旧火薬庫が見えてきて、そのうらにサン・ピエール寺院。中はとっても静かで久しぶりに寺院に入ったのでちょっと心がおごそかな気分に。だけども雨のせいか雨宿りしているひともいたりしてだんだんとさわがしくなってきて気分がだいなし。その横のチャペルのステンドグラスは最後の晩餐などが施されていてうっとりする。でも、やっぱりざわついていていい気分になれない。気をとりなおして雨のなかがんばって宗教改革記念碑っていうジュネーブの観光名所になっているところへ。でもやっぱり雨だし、だんだんと寒くなってきたので帰ることに。滞在時間2時間弱のジュネーブとなりました。

ジュネーブからモントレーへは1時間。列車のなかでさすがに疲れてうとうと。YHに昼帰りして急いで荷物をまとめ、又駅へ引き返す。ぎりぎりツェルマット行きの列車に間に合う。Vispという駅で乗り換え、登山列車にのる。登山列車という名がついているだけあって車窓がすばらしいということだったけど、外は雨でまったく何も見えず。夕方前に無事ツェルマットに到着。駅から歩いて10分のYHに直行して無事チェックイン。今日はつかれたので簡単に食事をして寝る。


【本日の旅の費用】
YH代 24.5SF
朝のカフェ 15F
ランチ代 4SF
夜ごはん 22.4F
傘 9.95F
登山列車 35SF
トータル 91.85SF+ 19F (5666円)

2000.9.18 レマン湖畔

朝はゆっくりと食事、紅茶を5杯ほどいただいて元気になる。今日は日帰りでエビアンを観光しようとスイスの旅の友なおみちゃんとあれやこれやとプランを練る。とりあえず駅まで歩き近くにあるインフォメーションでいろいろと観光どころを教えてもらう。なんと今日から秋の時刻表に変わると言うではないか、なんだかついてないなー。

まずはローザンヌへ。列車で30分くらいのところで、途中ぶどう畑が車窓から見えてなかなか素敵。レマン湖にそってはしる路線なのだが期待していなかった分ちょっと感動。ローザンヌの駅から歩いて20分くらいでフェリー乗り場につく。街の印象は雑多とした雰囲気、スイスにしては人種が多種多様。フェリー乗り場からいざエビアンへ。実はエビアンはレマン湖をはさんでフランス領となる。エビアンについたときにはフェリーの国旗がなにげにフランスの旗になっていたので芸が細かいなあ、と妙に感心。ちなみに、エビアンにつくとまっさきに目に飛び込むのが山々。市販されているエビアン水のペットボトルに描かれている、あの山々です。実際に目の当たりにしてちょっと感動。

パスポートコントロールはとっても簡単なもので、いざ街にくりだす。しかし、なんと街自体はがらーんとしており、店が軒並みクローズ。えっなんでーと思わず二人で大阪弁で愕然とした。しかもツーリストインフォメーションまでしまっているではないか。インフォメーションの案内ではどうもお昼休み中らしいということが判明し、とりあえず街をぶらっとする。ケーキ&クロワッサンでおなかをふくらませいざ観光。もう一度インフォメーションにいくと案の定、昼休みあけのお姉さんが快く対応してくれた。日本でいうところの温泉療法ならぬ、ミネラルウォーター療法みたいなものもあるらしい。その施設はおすすめ、といってくれたが私たちはそんな贅沢な旅はしていないので参考程度に、とちょっと教えてもらう。なかなかよさそうでいつかリッチにスパ三昧でリラックスしたいわ、と思った。

街の地図をもらい、まずはエビアンの水を飲めるところへいく。ペットボトルに水をたくさん入れてしばらくエビアン水が旅のお供だ、なんて贅沢っていいながら水をがぶがぶ。地元の人たちがポリタンクにたくさん水を入れていく。泉のようなかんじがヨーロッパ、日本だと井戸風になるんだろうな。後、エビアン博物館というところもありちらっとのぞく。会社のPR館といった趣。でも、まじまじと見入ってしまった。もちろんオールフランス語なので雰囲気しかわからない。天気はいいし、とってもこぎれいな街。直美ちゃんと、今日はゆっくりとしたいねーといっていたので湖の見えるところで手紙を書いたり、レマン湖をながめて、湖が国境ってのもいまいちぴんとこないな、なんて思ったり。

ディナーは7時くらいに。なかなかよさそうなところがなくって、というかなかなか店がオープンしないのでどこに入ろうか迷う。ここらあたりものんびりムード。でも私たちは日帰り、なのだ。で、よさそうなところをやっとみつけて料理をなにげに頼んだところ・・・。ものすごーく豪華な料理が並んでびっくり仰天。そう、やはりスイスは物価が高いわけで、エビアンといえばフランスの田舎なわけで、スイスと比べると物価が安いのです。だからスイスの物価に慣れていた私たちは、メニューの値段をみながら適当にチョイスしたのだけれど、出てくるわ出てくるわの豪華料理。ムール貝に豪華なチーズ料理、生ハムにものすごくおいしい白ワイン・・・・。もちろん最終フェリーには乗り遅れました。っていうかムール貝が出てきた時点でふたりで、のんびりこの料理を満喫しよう・・・ということに。まあ、ここは田舎だし宿もなんとかなるだろう。ワインでものすごく気持ちをよくした私たち。となりのテーブルの人はブラジルに住んでいるというフランス人で、ブラジルのお話をいろいろと聞く。食後は、旧市街のメインストリート沿いだと安心だろうと思い、よさそうなお宿を見つけて宿泊。

【本日の旅の費用】
YH代 29SF
ポテト 5SF
ホテル代 133F
ランチ代 10F
夜ごはん 110F
カフェ 15F
はがき 9F
トータル 34SF+ 277F (5607円)