2000.9.21 ツェルマット
YHの窓からマッターホルンが見えるというが、なんと見えない!一面どんより曇り空。ついてない、でも気を取り直し朝食をとりに食堂へいく。直美ちゃんが以前旅の途中で出会ったという大学生と偶然再会し、一緒に朝ごはん。昨日も雨でまったく何も見えなかったらしい。外は曇り空だしゆっくりしようと決め、紅茶を4杯頂きながら食堂に居座る。ちょっとはれてきたかなあ、というところで街に繰り出す。といってもものすごく小さい街なのですぐにぐるっと一周。途中ネットができる店を見つけ、日本へ近況報告。また、インフォメーションで情報収集をする。なんと午後から晴れるという。これはチャンス、早速プランを練る。スネガまで登山列車、そこからケーブルでウンターロットホルンまで行くことに決定。
スネガまでは列車で3分。着いたとたんすばらしいマッターホルンの眺め。そこでアクシデント発生、なんとカメラのバッテリーが切れてしまった。でも直美ちゃんと一緒だったので本日はカメラを借りることに。アクシデントが発生したときにひとりじゃなかったのはラッキー。ここで乗り換えてまたロープウェイに乗車し、一気に頂上まで登る。
ロープウェイの山頂駅から雪道を少しあるいて手頃なランチスポット(岩の上)をみつけてしばし休憩。ここらあたり一帯は雪で、なぜか人があまりおらず雪道がしっかりできあがっていないので靴を心配しながら歩く。さて、マッターホルンを眺めながらのランチ、しかも快晴の空の下で。そのときに私たちの前を通り過ぎていったアジア系の男性二人組。私たちのいるさらに奥の道なきところから現れて涼しげに通っていき、そしてロープウェイで下山していった。さらに先に進めばもっと絶景があるってこと??と直美ちゃんと興味津々。でももちろん私たちビギナーはここまできてこの景色で十分だ、と語り合う。ここから先のルート(多分あるとおもう、よくわからない)は、いつか帰国して登山経験をたくさんつんでから再度チャレンジする用にとっておこう、と誓い合う。私はユーレイルパスを持っていたので割引されたけど、でも普通だとリフト代はたしかに高い。しかもスイスの旅は物価が高いので貧乏旅行には強敵。でも老若男女、体の不自由なひとでもだれでもこの絶景を楽しませてくれる環境をサポートしてくれているスイスの人たちに感謝したい。そんな思いになると、交通費の高さがちっとも苦にならない。そんなふうに心から思えるようなところだった。しかもリフトのおじさんが「今日は一年のなかでも数日のものすごく天気のいい絶景日和、ラッキーだねぇ」と言うではないか。ほんと、ラッキーでした。
この後、ロープウェイ駅近くにレストランがあり、そこまで引き返し、お茶を飲みながら日本にせっせとエアメール。隣の席の老夫婦はワインをのんでいておしゃれなかんじ。仲のよい老夫婦っていう図柄に弱いわたしはまじまじと見つめてしまったせいかニッコリほほえみ返してくれた。でも、絶景日和なのにけっこう閑散としているのはなぜだろうか?
山頂でかなりのんびり過ごした後、一気にスネガにおりたのが3時ごろ。真正面にマッターホルンを臨め、休憩がてら、のんびりと鑑賞。スネガからツェルマットの村まで2時間半くらいかけてゆっくり下山。だれでも手軽に楽しめるいいハイキングコースでした。でもずっと下りなので最後の方はひざががくがく。今日は疲れきったのでYHで簡単にディナー。途中のコープでビールを買ってそれでこっそりと乾杯。
【本日の旅の費用】
YH代 24.5SF
ネット代 3SF
ランチ代 5.2SF
夜ごはん 10SF
リフト代 31.8SF
登山列車 20SF
紅茶&はがき 5.8SF
カメラのバッテリー 99S.F
ビール 1.2SF
トータル 111.4SF (6572円)