ヨーロッパ女ぶらり一人旅 -22ページ目

2000.10.3 ハーグ

昨日一日まじめに観光しただけあって、今日はちょっとのんびりする。といってもデンハーグへ行ってみたいので10時くらいに家を出発。アムステルダムの中央駅から列車でこ一時間のところ。結構近い、オランダって小さい国なのだ。

街に着くとまずはトラムにのて「ハーグ市立美術館」へ。モンドリアンのコレクションが世界一らしいのでかねてより行ってみたいと思っていたところ。近代美術がもりだくさんでアートにひたる。モネ・モンドリアンあたりでゆっくりくつろぐ。ガイドさんがおり、もちろん無料でちょっとした質問には答えてくれるのがうれしい。でも、絵を見てなにを質問するのだろうか、私には何も聞くことはなかった。アットホームな雰囲気の美術館。なお、絵のほかにオランダのインテリアデザインとか食器のコレクション、ドールハウスもあり展示物は幅広い。

お次はパノラマ・メスダグ。まずはトラムでセントラルまで行く。そこから歩いて10分くらい。ちゃんと地図にそって行くと簡単に到着。昨日は道に迷い続けたのだけれど今日はなんだかいいかんじ。入り口は普通の美術館だけど、しばらくいくとエントランスにつづいて螺旋階段をのぼる。そうするとそこには海辺が広がっている。館名のとおり、「パノラマ」な世界。BGMも流れている。善し悪し、はおいといてこういう発想ってたのしい。おもしろい人だなあ、というのが最初の感想。ちなみにこのパノラマな絵というのは世界一大きい絵らしい。4人がかりで描いたという。せっかくだからと思わずパンフレットを購入。さすがに疲れたのでちょっと休憩。紅茶がメニューにあったのでうれしい、久しぶりに紅茶をのんだ。ちょっと元気になったのでセントラルへ戻り散策。途中、ギャラリーの並んでいるストリートがあって楽しい。のんびり歩くのにぴったり。

その後、パッサージュをひやかし、それからビネンホフへ。中庭へ入り、一見教会と間違えそうな国会議事堂を拝見。オランダってアムステルダムには国会がないんだな、経済都市と政治都市が分離してある。でも小さい国だから特に不便ではないんだろうな。日本と比べるとものすごく小さい規模だし、気のせいか警備も少ない。外の褐藻がうそのようにところで休憩するにはいいところ。

今日は早めに帰宅する。駅につくなりアムステルダムへの列車がすぐにあったので乗り込む。ドイツと違いインフォメーションがわかりにくい。ドイツと違ってこれから先は時刻表ひとつとっても旅しにくくなるのかな、とちょっと不安になったりして。疲れたので一気に家へ帰る。列車の中に座るとビジネスマンがたくさん。車窓からかわった建物がちらほら見えるので、それらを眺める。本日の帰宅は7時半。Aさんはお仕事で10時すぎの帰宅。なんと、わたしにしては非常にめずらしくおなかをこわす。なんかつかれてしまった。正露丸を服用して就寝。

【本日の旅の費用】
パノラマ・メスダグ 7.5G
パンフレット 5G
トラム代 12G
デンハーグ美術館 12.5G
ランチ 5G
トータル 42G (2814円)

2000.10.2 アムステルダム

今日は朝からじっくりとアムステルダムの市内観光。まずはトラムにのって中央駅まで行き、ダム広場まで歩く。現在は迎賓館となっている王宮の中には入れなかったので「来ました記念」に写真撮影。それからアンネフランクの家へ行く。アムステルダム、といえばアンネ。幼少時に読んだ本でかなり衝撃をうけたもので訪れてみたいと思っていたところ。館内は日本語解説入りでわかりやすい。なんでも最近改装したらしくってかなりこぎれい。ただアンネの部屋あたり、映画スターの切り抜きを飾ってあったりするのがいたって普通の女の子でちょっと胸にくる。最後に日記の原本が飾ってありかなりじっくりと見入る。私が読んだのはもちろん日本語版なので語学ができるっていいな、とつくづく痛感。と同時に私のこの日記とは大違い、ものすごい文章力なんだろうな、と思ったりして。

街にはそこかしこに運河があり、ボートがうかんでいる。そこで生活している人もいるらしい風景にちょっとびっくりしたり。そんな眺めに飽きずにさまよっていると、小さな家がたくさんならんでいるヨルダン地区に行き着く。本当にドア一個分をたてに割っている家が密集していた。その近くにアンネがよく聞いていたちう鐘の音のある西教会前を通るが残念なことにクローズ。いったんダム広場に戻り、そこからペギン会修道院へ。騒がしい場所なのに、ここに来ると塀ひとつで別世界、ひっそりしており中にあるチャペルがこじんまりとしていてこれまた質素。変に天井が高いわけでもなく日々の祈りの場、といったかんじ。

ここを後にしてレンブラントの家へ向かおうとしたがまたまた道に迷う。アムステルダムは道が入り組んでいて歩きにくい。トラムもイマイチ乗りこなしにくい。なんでだろうか、停留所がわかりにくいのかなあ。なんとか到着してほっと一息。ここはアトリエなどがあり、いかにも美大生といった人たちがノート片手にしきりに話しあっていた。何をいっているのか知りたい・・・。展示物についてはエッチングがたくさんあり、それが間近でみると非常に繊細。でもエッチングだけでも膨大な量なのでざーっと流してみる。ちなみにこの近くに「ユダヤ歴史博物館」があるので行く。ちょうど今日はアンネの家にいったので訪れてみたいな、という思い。なんと警備員さんが日本語上手でびっくり、ちょっとコミュニケーション。あまり日本人の方は来館されないそうだけれども、やはりオランダは日本人ビジネスマンが多いからとのこと。ところでここではオランダにいるユダヤ人アーティストのご紹介コーナーがあり、けっこういいかんじ。じっくりとアートにひたる。というか、このアーティストコーナー以外はオールオランダ語なのでちんぷんかんぷん。

その後はファン・ローン博物館へ。インテリア好きには楽しめるよというおすすめ場所。貴族の邸宅だったところで一般公開している。なにげなくおかれているイスなんかが素敵。家とそこから裏庭へ自由に出入りしている猫がうらやましくなった。こんなところに住んでみたい、手入れされたお庭も素敵。

かなりのんびりくつろいでしまって出ると4時半。もうそろそろおうちへ帰ろう。オークラという日系ホテルがあり、そこには日本語の本屋さんもあったり、となつかしの日本グッズが手に入るというので帰りしなにちょっと立ち寄る。日本人は本が好き、ってよくいわれるけれど、ここの本屋さんもけっこう込み合っていた。そうそう、私たち民族は勉強熱心なのよ~と思う。ところで最後にトラムに乗って帰ろうとしたけれど、いつも乗り換えるWTC駅で待ってもなかなかトラムがやってこない。なんと小一時間待つことに!周りの人もなんだなんだっといったかんじ。乗り継ぎ乗り継ぎでなんとか帰宅駅に到着。近くのスーパーでAさんにおみやげ、とお買い物。そんな寄り道をして外に出るとなんと辺り一面まっ暗。アパートまでの道に迷ってしまう。今日はひたすら道に迷い続けた一日。夜食は簡単にスパゲティ。Aさんがパソコンを会社から持って帰ってきてくれて、日本に近況報告メールを出して就寝。

【本日の旅の費用】
アンネの家 10G
レンブラント 12.5G
はがき 4.5G
ユダヤ博物館 10G
ファン・ローン博物館 7.5G
夜ごはん 12G
テイクアウト 5G
トータル 61.5G (4120円)

2000.10.1 アムステルダム

朝は一人でのんびり。Aさんはお仕事のため朝早く出かけたので夕方待ち合わせ。今日は美術館めぐりをしようと思う。テレビをつけるとオリンピック選手が凱旋帰国したニュースをトップで伝えていた。もちろんオランダ選手団のことで、それからオリンピックとドーピングをテーマに延々と放送していた。ドラッグ天国といわれるだけあってクスリにかんしてはけっこうシビアなのかなあ、なんて思いながらかなり身支度に時間がかかった。

10時頃に家をでる。トラム乗り場までは歩いて15分くらい。ここはアムステルダムフェーンといって閑静な住宅街がひろがっており、海外勤務の外国人がたくさん住んでいるという。ほどよく緑があってものすごく静か、素敵なかんじでこのトラム乗り場まで歩くのがけっこう好きになった。びっくりしたのはカーテンのないおうちが多いこと。ヨーロッパ全体的に言えることだけれど、けっこう外から部屋を見られるというのを気にしないところがあるようで。特にオランダ人は信仰上「わたしたちはこんなに清らかにに生活しています」とまわりのひとに見てもらうため、それと素敵なインテリアを自慢したいというのもあるらしい。通りに面しているお庭があってその奥にリビングが広がっていてどんなテレビ番組を見ているのかもわかっちゃうようなくらいオープンな雰囲気。素敵なおうちがたくさんでちらちら眺めているのが楽しい。

さて、トラムでワールドトレードセンターで乗り換えてまずはアムステルダム国立博物館。レンンブラントの「夜警」はもちろん有名だけれどわたしの好きなフェルメールがもりだくさん!オランダ絵画が充実しているのはもちろんだけれど、オランダの風景というのを絵画ごしに楽しめておもしろい。絵画以外では「ドールハウス」っていうのが興味深い。こちらでは有名らしくってアンティークなものもあって見る人が見るともっと楽しいと思う。もちろん私自身こんな本格的なものを見るのは初めて、インテリアの参考になるし、物語性があって楽しい。じっくり見てたのでかなり時間がかかった。

次は隣接するゴッホ美術館へ。日本語の解説イヤホンを借りてみた、これがわかりやすっくって楽しい。なんといってもへんな日本語じゃない。1階はゴッホに影響を与えた人などの絵でさっとながす。2階がおまちかねのゴッホコレクション。彼がデビューしたてのころからたくさん。奇人という印象のゴッホ、でもこうしてみるとけっこう素直な人に思えたりして。最初はけっこう普通の絵を描いているのだけれど途中からだんだんとあのうずまきぐるぐるの「ゴッホ調」になっていく。なにが彼を変えていったんだろう、日本に帰ってからの宿題がまた一つ増える。ところで天才も努力はしたらしい。すごいスケッチの数、そして有名な自画像も実は多数制作している。ちなみにスーラを見るとちょっと点描ちっくにしてみたり、やはり有名なのは浮世絵。ひまわりの輪郭なんて浮世絵そのもの。

そうこうしているうちに約束の時間。4時にAさんと美術館前で待ち合わせ。あいにくの雨だけれどもいざドライブ。本日は近くのザーンセ・スカンセへ行く。ここは風車の街として有名。オランダにきたからにはビッグな風車をみなくっちゃ。、とつれていてくれたわけです。おみやげ物やさんで、せっかくだからチーズを購入。風車がたくさんあってまわりは素朴な田舎の風景、牧歌的な雰囲気でグッド。小雨なのが逆によかったかも、なんて思う。ちなみにこの国は天気の悪い日が多いそう。そういえば美術館で見た多くのオランダの風景、曇り空がおおかった気がする。

ディナーはオランダのパブへ行く。パブの雰囲気はイギリスと同じ感じ。Aさん行きつけというだけあってちらほらジャパニーズ。ほんと、オランダってけっこう日本人ビジネスマンがいるんだ。オーダー内容は、スペアリブとハイネケン。すごい量、ポテトが美味。すいかもグッド、でも食べきれない。一人分の量って日本と全然違う。帰宅後はのんびりとくつろぐ。パソコンの調子がおかしいというけれど、わたしの知らないマックで直せずに残念。さんざんお世話になっているのでお役に立ちたかったんだけれども。お風呂にはいってくつろいでいるうちに夜中。

【本日の旅の費用】
博物館 10G
ゴッホ美術館 15.5G
オーディオガイド 8.5G
はがき&切手 1.25G
カフェ 15G
トータル 50.25G (3366円)