ヨーロッパ女ぶらり一人旅 -20ページ目

2000.10.9 パリ

今日は一日パリ観光。まず、最寄りの駅でモンサンミッシェル行きの時刻表をチェックし、今後の旅のプランを練る。ひとりで行くには、日帰りは論外。そうじゃなくってもけっこう不便なところにあり、ノルマンディー地方については特に興味がないので・・・、日帰りツアーを利用することに決定。この前にのぞいた凱旋門近くのツーリストインフォメーションで申し込めばいいだけだし、らくちーん。

というわけで、まずは凱旋門を目指す。間近で見ると見事な彫刻がされていて見ていて楽しい。が、ここは戦いの歴史でもあるらしく、凱旋門の中に入るとナポレオンらしき人の像がある。ミュージアムになっていて戦いについていろいろ展示されていて、あまりいい気分になれない。上が展望台になっていて、そこからの眺めがグッド。風が心地よく、シャンゼリゼ通りの眺めがいい。

それから近くにあるツーリストインフォメーションへ行く。お目当てのツアーの申し込みをする。晴れるといいのになあ、と思いつつインフォメーション内はけっこうな人で早々に出る。その後はシャンゼリゼ通りを散策。ルイヴィトン・ショーのリドなどハイソな雰囲気のお店を外から眺める。ちなみに日本企業が1店のみシャンゼリゼ通りに店をかまえており、それは車の会社トヨタ。日本といえば車なんだなあ、と思った。この通りにはフーケというとっても有名なカフェがあったけどメニューをチェックするとものすごく高いのでやめる。近くの手頃なカフェで休憩。こばらがすいたのでついでにサンドイッチもいただく。シャンゼリゼ通りを行き交う人を見ながらのお茶はすごく楽しい。パリジェンヌをみたいなって思いつつも、ツーリストが多いのにびっくり。全世界からいろんな人種が集まっているっていうかんじ、そういえばパリが観光客誘致世界ナンバー1って聞いたことがあるのを思い出した。

ここから歩くこと15分くらいでコンコルド広場がある。ただ観覧車はいただけないのでは、と私的に思った。じゃまなかんじでぜったいない方がいいと思った。でもエッフェル塔同様いつかパリの顔になるのかも、なんてったっておしゃれなフランス人が企画した建造物なんだから・・・そんなことを思いながらオルセー美術館をめざすが、なんと本日月曜日は閉館、やはり下調べしておかねば。

がっかりしながらシテ島まで歩く。パリは建物自体が大きいので、どれもこれも歴史的建造物??なんて思ってしまう。シテ島はセーヌ河の中にあって、このセーヌ河ぞいに歩くのがいい散歩道。ジョギングしているパリジェンヌを発見、素敵すぎる。

まずは、サント・シャペル。ステンドグラスが素敵で見とれてしまう。外からの光がとっても美しくっていい雰囲気。ただ、教会なのにお金を取るというのはいかがなものかっおまけにシテ島、裁判所敷地内らしく入るのにX線に通されるという警備体制。このせいで、並ばないといけない。パリってどこでも行列だ。その後、気を取り直し隣のコンシェルジェリーへ。マリーアントワネット、は歴史上とっても興味深い女性のひとり。高校時代、いろいろと彼女にまつわる本をよみあさった時期があったなあ、なんて思い出しながら見学。マリーアントワネットが最後に過ごしたという部屋が再現されていた。こちらはけっこう人が少なくって落ち着いて回れて満足。でも、ここは監獄なのね~あまりくつろぎたいという場所ではないのでそこそこにして出る。

今日は朝からかなりがんばって観光モードで疲れてきたので休憩。とりあえず近くにあるカフェへ入る。フランスには自販機がないかわり、100メートルも歩くと必ずひとつふたつ、とカフェがありおまけにかなりチープ。カフェでパワーをつけたあとは、ノートルダムへ行く。とにかく今日はがんばる~。立派な建物、写真でみたやつ、といったかんじでこれといって印象に残らない雰囲気。ただ建物のまえが、これまたすごい人。塔に入場することもできるが、なんだか気分がのらずやめておく、もちろんすごい行列です。いつかまたパリに来たとき用にとっておこう、と後にする。

この後は、サン・ルイ島まで散歩。サンジェルマンデプレ通りを歩き出すと雨。ちょうどデプレ教会があり、ちょっと雨宿り。気の質素な雰囲気の教会で素敵だと思う。外の喧噪がうそのような静寂さ。ところでここらあたりはショッピングゾーン。いつかお金をたくさんもってショッピングに来たいなあ、などと思ったりしながら、進路をオペラ座に。本場アニエスべーの本店があったりとハイソな雰囲気を味わう。パリの町歩きってあきない。最後はひたすらお世話になっているYHが近くにあるリパブリック広場をめざし歩く歩く。本日は質素に近所のファーストフードでディナー。

【本日の旅の費用】
YH 115F
カフェでランチ 40F
凱旋門 40F
カフェ 25F
サント・シャペル&コンシェルジェリー 50F
回数券 55F
夜ごはん 30F
トータル  355F(4615円)

2000.10.8 パリ

今日一番最初にすることはYHにむかって部屋を確保すること。ちょっと早起きしてさっさと身支度、でもせっかくのプチホテルだから朝食はゆっくりと味わう。お茶もしっかりといただく。チャックアウトしてまずYHへ向かう。事前に電話予約などができず、当日直接受付でリザーブしないといけないというからめんどくさい。でもしっかりとベッドが確保できてひと安心。

YHで時計を見るとまだ9時前、今日は朝から行動的。こんな朝早い日はルーブルに行こう、みんな「混むよ~」といっているので開館前にいくいきおい。朝早めのパリの町並みは人もまばらですがすがしい気分、こんな気分を味わえるんだったら夕方はやく切り上げて朝早く行動する「朝型観光」のほうがいいかなって思う。おめあてのルーブルをみつけるけれども広くてどこから入ったらいいのかよくわからない。そう、ルーブル美術館になっているところはもともと「ルーブル宮殿」だったところというのは有名なお話、それくらい広い。人もいないので聞くこともできないし、うろうろしているとよく見た逆ピラミッドが目に飛び込む。なんとすぐに入場できてまずは一安心。

美術館にしては広い。せっかくなので日本語のインフォメーションをいただき、オーディオガイドも利用する。まずはさっとインフォメーションに目を通し、一日でも時間がたりないボリュームだなって思った。日本人ツアーの団体サンがいたのでまずは後ろをついていく。ルーブルの歴史、宮殿について説明しだすのでついていくのをやめることに。やっぱり自分のペースで好きなところをみたい。ちなみにガイドフォンでは展示物のみでなく、その部屋の解説もあるので楽しい。つくづくここは宮殿なんだなって思う。ガイドにそって、地下ではイスラム・ギリシャの美術、1Fのイタリア彫刻あたりをじっくりとながめる。モザイクだとか、が個人的にけっこう好きな分野なので楽しい。けれど、リュックにカメラを入れておりそれにオーディオフォンでは肩がこりそう・・・。さっそくはやめにランチをとることに。もちろん美術館内にカフェがあり、ホットココアとサンドイッチをオーダー。美術館内で食べるランチっていうの、すごく好き。なんだかアカデミックな雰囲気でおちつく。ルーブルの場合、それがものすごい人でがやがやしていて少々うるさい。ふりかえるとカフェの外は行列ができていてびっくり。ゆっくりできたので早々に席をたつ。

ランチ後は、絵画部門へ。とにかく広い、でもせっかくだからあの、世界一有名な「モナリザ」。これだけは見ておかないと絶対後悔しそう。で、そちらへ向かう。モナリザルームは、もちろん他にもいい絵があるんだけどものすごい人。モナリザの前だけ人だかりなのですぐにわかった。その人たちをかきわけて一番前でじっくり鑑賞。ガラスケースに入っていて警備員も特別に配置されている厳重な体制、それでもこうやって一般に公開してくれるんだからフランスってすばらしい。ちなみにカメラ撮影可、でみなさんばしばしとっていた。絵をとってもな~と思いつつ「ホンモノ見に来ました記念」に一枚パシャリ。人多いなあ、と思いつつも日本の展示会にくらべたらすくない方かな、なんて思ったりもする。「立ち止まらないで進んで下さい・・・」とアナウンスが入ることもある日本の美術館に比べたらルーブルのほうが落ち着けるかも。

絵画部門では、ほかにもラファエロ・ダビンチの他の作品などなど、教科書でみた有名な作品が目白押し。2・3Fではフランドル絵画あたりは好きな雰囲気なのでじっくりと、あとはさーっと流す。思わぬところでミレ・モネの絵をみつけたり、私の好きなシャガール、がなくって少々がっかり。あと、ガングロ子ギャルちゃん、がいてびっくりした。グループになって絵を見てたけど。

美術鑑賞は少々つかれるものだ。今日はルーブルをじっくり堪能するのみとして、宿に戻る。ただ、おなかがものすごくすいてたくさん食べたい気分だったので夕飯時に外出。シャンゼリゼ通りにツーリストインフォメーションがあるので情報収集。日帰りでモンサンミシェルツアーがあり、しかも日本語ガイド。楽しそうなかんじ、とりあえず資料だけいただく。その後は近くのファミレスのようなレストランにはいる。とにかくおなかがすいた、それにファミレスだと日本のように写真つきのメニューがあってトラベラーとしてはうれしい。フランスなのでムール貝をオーダー。サイドディッシュにポテトがついて驚く。なかなかおいしくって満足、けっこうなボリュームだったけどたいらげる。

店をでると雨。YHの今日のルームメイトはフランスの女の子ふたりぐみ。地方からパリに遊びにきたとか。

【本日の旅の費用】
YH 115F
美術館 30F
夜ごはん 69.9F
ランチ 52F
トータル  266.9F(3737円)

2000.10.7 パリ

今日でリールを去る、という朝。いつもどうり朝はやめに目が覚め、お茶を飲みながら身支度。フランスパン&チョコレートのジャムで朝食。ものすごく甘いんだけどけっこうおいしい。これからパリへ向かう予定。TGVだと1時間という距離、けっこう近いな。アメリーも一緒にパリに遊びに行こうかなっていってたけど諸々の用事があるので一人旅となる。アムステルダムからしばらくずっと隣に誰かがいたのでちょっと寂しくなる。今度アメリーとあえるのはいつになるのかな、なんて考えるといっそう悲しくなるけど駅まで見送ってもらう。

さて、心を切り替えて、今日からパリなのだ!実は訪れるのを楽しみにしていた街のひとつなのでワクワク。パリ行きの列車は超満員で、しかも子供連れがたくさん居合わせたのでかなりうるさい。心細い気持ちが一瞬で消えてしまった。リールからノンストップでパリなのでらくちん。あっという間なんだけど途中車窓からはひたすら田舎な風景が広がっている。ヨーロッパって、都市部以外はどこもかしこも田舎なんだろうな、きっと不便な生活だと思う。ただ、看板も少なくごみごみしていないところが日本と違っていい。

パリに到着後、メトロにのって早速YHを目指す。まず、このメトロに乗るのにきっぶを購入するのだがすごい行列。やっと順番になったけどフランス語はからきしだめなので(英語もだめなんだけど)「ボンジュール」と笑顔で挨拶しながら手書きメモで「carnet」と書いたものを見せる。回数券のようなもので笑顔で処理してくれたのでちょっとほっとした。乗り方は簡単なんだけど路線自体が入り組んでいてややこしい。それとただ乗りはもちろんできず、入り口で必ずきっぶをいれないといけないしくみは日本式でなじみやすい。

そんなこんなで目的のYHに到着した、と思ったらなんと満室。かなりショック。考えてみれば今日は週末なのだ、しかもここは大都会パリなのだ。近郊の人たちがウィークエンドだと羽をのばしにやってくるそうでどこも満室だという。一瞬、このままリールに帰っちゃおうかな、なんて思ったけどパリのプチホテルに一泊するのも悪くない、とプラス思考に宿探しを開始。こんなとき荷物が少ないっていい、けどやっぱり重いなあ。パリに来て最初にすることが宿探しか・・・。駅の手荷物預かり所は一杯だし、あーパリってやっぱりたくさん人が集まっている場所なんだとつくづく実感。行った先々のホテルで「full」と断られ1時間くらいたってへとへとになったところでようやく見つかった。けど、ちょっとあやしげな雰囲気、見るからに治安の悪そうな雰囲気の通りに面しているしせっかくだけどここはよそう・・・・。やっぱり雰囲気のよさそうな通りを歩かないと、と思ったところですぐにいいホテルが見つかった。値段はかなりはるけれど一泊だけだし。へとへとになったのでちょっと休憩。部屋のまどから外の通りをのぞく、石畳のこの雰囲気いいなあ。

せっかくなので初日だけど今からどこか出かけよう、ついでにごはんも食べたいし。ガイドブックでチェックしていたポンピドウセンターあたりに行くことにする。近代美術館が入っており、気になっていたスポット。入るだけでもなえか手荷物検査があるのが不思議、ちょっとガードがかたいなあ。4・5Fが美術館でユニークなエスカレーターで登っていく。私の前後はファミリーのツーリストで子供たちがおおはしゃぎ、便乗してわたしも一緒におおはしゃぎ。館内では、ざっと見ただけでも2時間くらい。現代アートのオンパレードですごく好きな雰囲気。ミロ・シャガール・ピカソくらいしかわからないので、もっと勉強したいな、なんて思う。それとここからの眺めがいい。エッフェル塔が見えるのでここはパリなのだと実感できる。ただ、今日は移動デーだったのでさすがに疲れるので、そこそこにして出る。センターの前の広場には大道芸人がちらほら。日本人の女の子が3人で着物を着て踊っていたけれどズバリイマイチ。今のところの大道芸人ナンバー1はエジンバラで見たものだったなあ、なんて思いながら近くのカフェへ。ゆっくりとお茶を飲むと疲れがとれる。むしょうにポテトが食べたくなったけどよくわからなかったのでやめておく・・・。

カフェですっかりと元気になったのでモンパルナスタワーへ行く。メトロでらくちんに移動できるのでパリって旅しやすいというのが第一印象。ただ、メトロを出てどこにタワーがあるのかしらっと迷う。おまけに週末の夜なので映画館前は人であふれかえっているし。しばらくいくと標識がでていたので、もしかしてコレっていうような建物がモンパルナスタワーだったので少々がっかり。これって大阪駅前第三ビルってかんじだ。59Fに展望台があるけど、まずは56Fへ行く。レストランも入っており、リッチに夜景を楽しみながら食事をしている老夫婦、いいな。56Fからは階段で上っていくというしくみ。パンフレットによると201メートルという高さ。エッフェル塔がライトアップされていて美しい。ちょっとさむいけど、パリの夜景もいいかんじ。

初日からパワフルに観光したなあと思いつつ、帰路。なんと途中ホテルまで迷ってしまう。ところどころにあるホテルの人に聞きながらたどり着く。

【本日の旅の費用】
ホテル 405F
美術館 20F
夜ごはん 16F
タワー 40F
カフェ 28F
回数券 55F
はがき 50F
トータル  614F(7982円)