2000.9.30 アムステルダム
さすがに朝はゆっくりすごせる。久しぶりにふかふかのお布団でのんびり。今日はAさんが市内観光につきあってくれるというので一日オランダドライブです。冷蔵庫の中はからっぽだというので朝食はいきつけのカフェでモーニング。クロワッサンと紅茶、で朝のオランダの風景をしばし観察、いいかんじ。こんな朝っぱらからたくさんのひとがお茶を飲みにやってくる。まあ日本でも喫茶店の朝の風景ってこんなかんじなんだろうけれど。まずはアルクマールへ。車でアムステルダムから4~50分。こちらの駐車場は道路に止めてそばのマシーンでお金を入れてレシートを車のフロントに見せておくというもの。日本と同じかんじだけれどレシートがないと強引にレッカーされてしまうらしい。一時間200円程度で日本の観光地とくらべるとかなり安い。アルクマールでは三時間くらい散策。まずはツーリストインフォメーション、オランダではなぜか「VVV」という。インフォメーションの横がチーズ博物館になっており、博物館好きなのでさっそく中へ。ここはチーズの街。お客さんは私たち以外だれもいなく、気兼ねなく資料のビデオなどを鑑賞。チーズの歴史、作り方などなど。なかでも乳を搾る歴史なんていうのがあって、手絞りからどんどんコンピュータ化されていくあたりが見ていておもしろかった。じっくり見た後、のみの市をひやかしながら町歩き。途中にしんを生で食べる、上にスライスしたタマネギを乗せて。これがまあまあいける。後はキャンディーを買ったり、町はずれの風車をみて引き返す。そう、オランダといえばアムステルダム。だけれどアムステルダムにはオランダ名物の風車はないのだ。ここアルクマールでも現在は風車は動いておらず観光地化された雰囲気だけれども、田舎の風景に風車っていうのが絵になる。
その後、大堤防までドライブ。北海とアイセル湖をはさんで堤防を作ったというからオランダ人ってすごいなあ。大堤防、という名のごとくひたすら堤防がどーんと続いていて中心部あたりに展望台があるのでそちらで小休止。ちなみにこの堤防を時速100㎞でとばしても20分くらいかかるから、その長さといったらすごい。北風が少し寒かったけどアイセン湖畔でカフェをする人たちがいたりしていいかんじ。ちなみにここをマラソンしているランナーがたくさんいた。どこまでいくのかしら?
引き続きレーワルデンまでいく。ここでも二時間くらい街めぐり。まずは駐車場横にあるオルデンホーフェ斜塔へいく。斜塔というだけあって確かに傾いており、上まで行く途中何度かこけそうになった。斜塔といえばピサ、ですがこちらの斜塔は人も少なくって上まで登れるし、なんといっても上からの眺めがいい。私が行った時はすごい虫の大群で辟易。でもきれいなながめでうっとり。こうして見ると他の国との違いは、オランダって運河の国なのだと改めて思う。あちらこちらに運河が見える。
とりあえず持参したガイドブック「地球の歩き方」にのっているマタハリの家にいこうということになった。とくに目指すところがなかったので、どこかひとつ観光名所なるところにいこうかということになっただけのことなんだけれど・・・なんとたどり着けない。ひょっとして地図が間違っているのかも、とアドレスをチェックするけれど、それでもない。こうなったら、と写真にのっていた建物を探すとなんとそこはレストラン。聞いてみるともちろん「マタハリの家」ではなくってガイドブックが間違っていたのでした。まあ、よくあることでしょうけれどAさんは「投書するっ」といっていた。ちなみにレストランのスタッフは「マタハリなんて知らない(オランダ語)」といっていたらしい。せっかくだし、像だけでも見てみようよ、と運河ぞいをあるき今度はマタハリ像を目指す。ところが、発見した像はなんとへんな服を着て踊っているマタハリ・・・。彼女はスパイなんだけれど、いくら踊り子あがりといえども踊った像なんてなあ。でもでも今振り返るとこんなに二人して「マタハリ巡り」したのが不思議、特に意味もなく。まあ、旅ってこんなもん。一気につかれてしまってセンター広場や計量所あたりを写真におさめながら歩いてちょっとお茶。
帰り道、中華料理やさんで本日のディナー。ここも行きつけの所らしく、東洋の人が多かった。アムステルダムはヨーロッパの中心に位置しているので空港も大きく、日本企業のたくさん進出しているという。もちろん欧米諸国の主要企業もアムステルダムに支社を置いたりしているらしくじつはとっても「ビジネスな街」らしい。オランダ自体に主要産業というのはとくにないらしいとか、オランダについてちょっといろいろ教えていただく。いいな、わたしも海外で働いたりしてみたいわ、なんて少し思ったりして。
久しぶりにリッチにお食事。普通の野菜炒めがとっても美味でした。ウーロン茶もグッド。何よりも、長旅でいろいろ大変でしょう~とすべてお勘定を引き受けていただいてなんだか申し訳ないくらいでした。日本に帰ったら恩返しします・・・。
2000.9.29 ケルン
同室の女性二人は朝早く出発、私が起きた時は一人だったのでゆっくりと身支度。今日は夜7時にアムステルダムの駅で待ち合わせ。それまでケルンに立ち寄る予定。膨大に膨れ上がった荷物を整理、けっこう余分なものもあるけれど旅の思いでは捨てられない。洋服は昨日購入したので黒いパーカーなどよごれの目立ってきたものは処分。トリアー駅までバスに乗っていざケルンへ。なんと列車が遅れている。ドイツにしてはめずらしい。その後列車がやってきてなんなく乗り込む。車窓からふと墓地が目にとまる。気のせいかはで、そしてドイツの場合他国に比べて墓石にたてられている若干十字架が小さい気がした。
ケルンは思ったより大きな街。まずは駅自体が大きい。ハノーファーのようなタイプで地下にもぐりゲート間を移動間にお店がたくさんならんでいる。おもーくなった荷物をコインロッカーに預けて・・・と思ったらロッカーが一杯、最悪~。こんな大規模な駅のわりにロッカー自体の数が少なすぎるっ仕方なく手荷物預かり所へ行くことに、めんどくさいわ。
気をとりなおしてケルンの街を半日観光。駅を出るとすぐに大聖堂がかまえている。ふらっとよる観光には手頃な街。大聖堂の中はものすごい観光客でごったがえしていた。教会というよりは観光スポットといったかんじ、気兼ねなく写真がとれる。ここケルンの大聖堂というのはドイツで一番規模の大きいものらしい。たしかに立派、思わずポストカードを購入してしまった。それからオペラ座を目指して歩く。けども、道がところどころ工事中で歩きにくい、なんかガラの悪そうな道で繁華街をぶらつくだけにする。
最後に近代美術館へ。学生の団体と一緒になりなかなか入場できずいやーな予感。でも、内部ではじっくりとおちついてアートにひたることができました。シャガール・ピカソ・キリコなどなど、わたしの好きな雰囲気の絵がずらーりとならんでいてかなりゆっくりと長居することに。実はここ、駅から徒歩一分という立地条件、トラベラーにはすごくわかりやすくって便利。駅に近い美術館、日本にもたくさんあればなあ、会社帰りなんかに気軽にアートできるようなスペースがほしいと思った。しかもこのミュージアム、外の眺めもいいかんじ。ただ今日は7時にアムステルダムに到着しなければいけない、ということを思い出し列車の時刻にあわせて切り上げる。
アムステルダムに到着後、約束のインフォメーションでスタッフの人に手紙を渡される。いきなりでびっくりだけどAさんからで時間に遅れる、とのこと。とりあえず、オランダ紙幣を引き出してインフォメーションで情報収集。それから近くのカフェで休憩、街をちょこっとぶらぶらして時間をつぶし無事落ち合うことができてほっとひといき。
【本日の旅の費用】
シャツ 29.9DM
ロッカー 4DM
はがき&切手 6.3DM
ランチ 5DM
カフェ 3.95DM
ミュージアム 6DM
トータル 55.15DM (2539円)
2000.9.28 ルクセンブルク
今日のプランはルクセンブルクを日帰り観光。ここ、トリアーからルクセンブルクは列車で1時間弱。さっさと朝食をすませ駅へ急ぐ。列車に乗るとさっそく切符&パスポートチェックがある。簡単なもので隣の国にいくわけだけど、こう日常的に国境を越える生活をしているとパスポートを忘れちゃう人とかいるんだろうな、忘れたらどうなるのだろうか?ルクセンブルクに無事到着。特にドイツと違う~ということもなく、ただ当たり前のことですがドイツマルクを使えないというくらいのこと、です。駅では無料マップだけをもらいまずは街の中心部をめざす。大通りを歩くこと10分でアドルフ橋に到着。この橋というのがこの町の中心部に位置し、ここからの眺めに感動。緑の国というのがぴったりきそうなくらい、街がグリーンにつつまれている。橋の下は森、その間を小道があり散歩している人がちらほら、午前中・ランチまでの間にのんびり散歩する・・・そんな習慣を私も見習いたいな。
憲法広場というところでは黄金の女神の像があったが、それはベルリンのジーゲスゾイレにはかなわないな、と思いつつあたりをぶらぶら。その横の大聖堂にちょっとおじゃま。中にはたくさんの観光客や祭壇の掃除係、パイプオルガンがちょっとうるさく感じられる。ステンドグラスがきれいでじっくりと眺める。キリスト教についてもっと知識があるといいんだろうな。それから要塞を目指すが石畳の小道が入りくんでおり道にまよう。途中、雰囲気のいい本屋さんを見つけたりテディベアショップを見つける。専門店がたくさんならんでいてどの店も眺めるだけで楽しい。文房具屋さんなんかもとってもおしゃれ。展望台のようなところから要塞を見下ろせたのでちょっと満足。
なんだかおなかがすいてきたので、観光はやめて手頃なビストロに入る。「grand mother style」というチキングリルをオーダー。やわらかくてすごくおいしい。周りの人は昼間から赤ワインで乾杯、さすがグルメのお国。となりのおばあさんも一人でランチをとっているんだけどものすごくおしゃれなかんじ。ランチを気軽におしゃれに楽しむっていい。
さて駅に戻り、せっかくルクセンブルクにいるんだからここからはがきでも書こう、とのんきなことをしているうちに列車に乗り遅れてしまう。有料トイレで身支度したり近くのお店で時間をつぶす。無事列車に乗り込む。発車後5分すぎからの車窓がいいかんじ。町並みを見下ろしながらの眺めにうっとり。
トリアーに到着後、まずはアムステルダムへ電話。明日はアムステルダムに住む幼なじみのAさん宅を訪問予定、無事連絡がつきほっとひと安心。手みやげにと、トリアーでの名物どぶろくワインを物色。いつか出会ったトラベラーに教えていただいたどぶろくワイン、店員の話によると2~3日で飲み終わらなきゃならないらしい。安いのとちょっと高めのものと二本購入。よくわからないのでとりあえず、有名というものをチョイス。重いのでまずは宿へもって帰る。それからもう一度街へ繰り出す。
トリアーの街をちょっと散策。まずは大聖堂にいく。どこのまちにもある街で一番立派な教会、といったところだけど中はものすごく普通で外はものすごく豪華。宮殿、聖母教会とまわる。教会といってもホールに祭壇がありイスだけならべてあるのにはびっくり。まるで多目的ホールのよう。それからちょっと洋服にあきてきたので帽子とパーカーを購入、ちょうどぴったりなサイズ。宿に戻って休憩しようか、と思うと突然大雨で一気に濡れてしまった。夜はマクドをテイクアウト。今日のルームメイトはノルウェーから来たという母子。弟をつれての3人でドイツを旅し、モーゼル河下りを楽しんできたという。わたしのよくところをいろいろ旅してまわっているようでヨーロッパって広いと改めて思う。それにしても昨夜にひきつづき今日も合宿中の子供たちがうるさい~。
【本日の旅の費用】
宿代 28DM
はがき&切手 80BF
トイレ 40BF
ランチ 575BF
夜ごはん 7.99DM
電話 2DM
ぼうし 32.95DM
パーカー 79.75DM
ワイン 26.98DM
ヘアースプレー 1.75DM
トータル 179.42DM+695BF (9571円)