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小さな花のひとりごと

乳がん再発の心の動きを綴っています。
現在、肺、縦隔、骨に転移していますが、治療のおかげで元気に過ごすことができています。
やれることをやれるうちに。

4月に入り、新しい主治医になりました。
前から診てくれてました?くらいに違和感ナシでした。
 
丁寧に説明していただきました。
今までなんとなくモヤモヤしていた部分も説明してもらって、スッキリ。
もしかしたら、治療も変わっていくのかなと期待もあります。
もちろん今のお薬がイヤということではないけれど。
 
先生が代わるって、こういうことなのかと不思議な感覚です。
 
先月のCT画像では、肺に新しく悪い子が映っていて、
それを新しい主治医に投げられた感じで交代になってしまったのですが、
しっかり何度も画像を観ながら説明をしてもらいました。
 
半年前のCTにもかろうじて映っているのを見つけて
急に出現したわけではなかったこと、
他にもいたガン子の中には消えているのもあるから、悪いことだらけではなさそうです。

主治医は

20年経って再発する人もいますよ。

20年前は、再発は末期というイメージだったよね

今は違いますよ

治療は続くかもしれないけれど10年20年生きてる人はたくさんいます

今服用しているイブランスも新しい薬だし、数年したらまた新しい薬が出てくるかもしれない

いろいろと治療を考えながらやっていきましょう

 

ゆっくり、じっくりと時間をかけて話をしてくれました。

 

さて、午後は呼吸器外科にも行きます。

今回の主治医は、呼吸器外科の先生の大学の先輩なんだそうです。

ずいぶん親しそうで、私も安心です。

呼吸器外科の話は次回に書きます。

 

 

 

 
昨年は緩和ケアの先生に指示されるがままに介護申請をして、
なんと「要介護1」を貰った私。
当時は
(私って要介護1なんだ‥なんかショック)と思ったものです。
 
今年も、介護認定調査員さんがやってきました。
毎年あるんですね。
帰り際に
「今年は認定度が下がるかもしれませんが、ご了承しておいてくださね」と言われましたが、
確かに要介護1と認定されながら、一度も利用しなかったので、
それもありうることです。
 
調査では、いろんな質問をされます。
これできますか?
あれ出来ますか?と訊かれても
あれもできる、これもできる。
なんで介護保険が必要なの?と思っていそうな調査員さん。
 
自分でも思います。
今はまだ必要なさそうだと。
 
自分にとって、
これはほんとに保険です。
必要になったときにすぐに使えればいいんですけどね。
いざという時がなるべく先になることを願います。

桜の根元にあったカラスノエンドウ。

柔らかそうな葉が美味しそうです。

マメ科なので鞘の中に種ができますが、その鞘が真っ黒。

真っ黒な鞘がカラスノエンドウの名前の由来だなと誰でも分かります。

 

目が悪い私には、その黒い鞘が芋虫に見えてしまうのです。

そっくりなんです。

芋虫と勘違いして飛び上がるほど怖いのが、鞘を付けた頃のカラスノエンドウ。

そのうちアブラムシもぎっしり付いて、うっかり摘むことはできなくなります。

美味しい草は虫さんも大好き。

 
国営武蔵丘陵森林公園は、とにかく広~い。
自転車用の道路と歩道と整備されているのですが、
どちらもいまだに1日で全部周りきったことがないから、きっとこれからも無理でしょう。
 
ハーブの生徒さんと、散歩しました。
 
昨年、再発したことを伝えてあった一人ですが、
せっかく元気になったので外で再会しました。
大きな樹や、小さなハーブ、
自然のままに点在する薬草や、手入れが行き届いた花など、
どこもかしこも素敵スポットです。
生徒さんの中には、ここでボランティアをしている人もいます。
「うらやましい~私もやりたい」と言ったら
すぐにボランティアさん枠は埋まるんですって、残念。
でも今は、園内を歩けるだけで幸せです。
 

↑スタッフ休憩所だそうです。ステキ。
 
桜も並木ではなく、自然のままに森林の中に点在しているのがステキ。
大きな桜ばかりです。
 
大好きな十月桜(冬桜)も咲いていました。
 

楓の樹に楓の実のオブジェ。
いろんな場所に遊び心のあるオブジェがあります。
ボランティアさんのセンスの良さに嬉しくなります。
 
↑素敵なコンポスト。
枯れ木や落枝がたくさんあって、それを集めるスタッフさんがたくさんいるからこそ。
愛情込めて公園を育てているんだなと感じます。
 
10時半に入園して17時まで、1日中いました。
そんなに長く居たことに、二人ともびっくり。
 
昨年、こんな治療をした、痛かったとか苦しかったとか。。
でもこんなに元気になったとか、たくさんたくさん話をしました。
声が出るって素晴らしい。
思っていることをすぐにダイレクトに伝えることができます。
歩けるって素晴らしい。
息がつらくても不思議と歩くのは辛くないのです。
 
また植物に癒されに行きましょうと約束しました。
目標は大事です(^^♪
前回に引き続き、簡単なアロマレシピの公開です。
(公開と言っても、いろんなアロマ本に載っていますが)
今回は、植物オイルに「みつろう」をプラスするだけで
軟膏(ミツロウクリーム)がつくれるレシピです。
 
みつろうは、ミツバチの巣を精製したロウの部分です。
黄色いミツロウが販売されていますが、黄色は花粉の色です。
これで3g↓
みつろうの黄色は天然色なので、ずっと保存しておくと退色してきますが
品質に変わりはないので、最後まで使えます。
 
花粉と聞くと花粉症の方などは、鼻がムズムズしてきそうですが、
そんな時には精製した白いみつろうもあります。
こちらも3g↓精製したみつろうです。

みつろうの融点は約70度です。

湯煎で作る場合は、70度くらいのお湯で湯煎すると良いですね。

◎今回は手軽に電子レンジを使って作ります。

 

用意するものは

・30gのクリーム容器(100円ショップ)

・紙コップ(小さめ)

・植物オイル 25g(ホホバオイルやマカダミアナッツオイル)

・精油(6滴)

・みつろう 3~4g(ミツロウが多ければ固い軟膏に。最大5g程度まで)

 

紙コップを使うのは、洗うのがラクだから(^^♪

みつろうは冷めると(ロウなので)固まって洗うのがすごく大変です。

ガラスビーカーを使う場合は、冷めないうちにティッシュなどですぐに拭いておくと良いです。

 

出来れば0.1g単位で計れるスケールがあると便利です。

手作りには材料を計るのは必須ですが、

同じに計ったつもりでも出来上がりが違うことは良くあります。

 

手順

①紙コップに植物オイルとミツロウを計り入れます。

②電子レンジ500~600Wで30秒くらい、①を回します。

③30秒経ったら紙コップを出して混ぜます。

 この時は、まだミツロウは溶けていません。

④再び電子レンジに入れて、②の作業を数回繰り返します。

⑤4~5回繰り返すと、ミツロウが溶けます。

⑥紙コップの質で、たまにコップが焦げることがありますが、その時は紙コップを2つ重ねてください。

⑦溶けたら精油を6滴(1%濃度の滴数)入れて良く混ぜます。

⑧混ぜたら容器に移して、静かに固まるのを待ちます。

手やかかとのクリーム。練り香などに。

私は、

フランキンセンス(乳香)とラベンダーのブレンド、

ベンゾイン(安息香)とオレンジのブレンド、

ラベンダーにゼラニウムやパチュリーやローレルなどのブレンドが好きです。

心やお肌にも優しい香りです。

いろんな香りのブレンドを楽しんでみてくださいね。

 

 
乳ガン治療中に良く眠れない、と言う方がたくさんいらっしゃいます。
諸々の悩みがあるのに、更にホルモン療法が原因です。
女性ホルモンの乱れは自律神経の乱れ、それは不眠に繋がります。
 
そんな時にアロマテラピーが役立つことがあります。
香りは、自律神経の乱れに働きかけてくれるからです。
もちろん、リラックス成分のある精油を選ぶことが大切ですけど(^^♪
 
安眠にラベンダーが良いとよく聞きますが、
全員に効果があるわけではありません。
私自身、アロマを始めた頃は、精油のラベンダーの香りが苦手でした。
嫌いな人も意外といるのです。
苦手な精油を使っても眠れるわけがないのです。
 
お問い合わせがあったので、講座で毎回人気のアロマグッズの作り方を公開します。
すごく簡単で、可愛くて、できた香りは十人十色なのが嬉しいです。
 

出来上がりの画像です↓

使うものは、

・植物油(お薦めはホホバオイル、マカダミアナッツオイル)

・ロールオンのボトル(アロマ専門店で取り扱っています、ネット販売が便利かも)

・精油(3~5滴)

・ドライハーブ(ローズ、ラベンダー、カモミール、カレンデュラなど)

↑アルガンオイルとローズヒップオイルが手元にあったので。

(植物オイルのイメージ画像として)

そのまま使える少なめ容量の物や、何回にも使える大容量のものが販売されています。

 

(画像のアルガンオイルは比較的酸化しにくいのですが、高価です)

(ローズヒップオイルも高価な上に、酸化しやすいのでお薦めできません)

お薦めのホホバオイルは酸化しにくく、癖がなく、さらりとしたオイルです。

マカダミアナッツオイルも比較的酸化しにくく、肌にとろりとなじむのでお薦め。

 

*オイルは全部使い切ればいいのですが、中途半端に残ることがあります。

 残ったオイルが酸化しなければ次の機会にも使えますので、

 酸化しにくいオイルが私的には絶対的条件です。

ロールオンボトル。

矢印のところがコロコロと塗布できるので、実際に使う時にすごく楽なのです。

ドライハーブ、適宜。

どれもハーブティーで飲めるものを使用します。

使わなくてもいいのですが、ほとんどの方がこれでテンション上がるのです。

 

そして、精油。

実際に「これが良かった」という精油をご紹介します。

・マジョラム   

 副交感神経を優位にする香り成分が含まれているので効果があったのでしょう。

 ラベンダーが苦手な方はマジョラムを選ぶことが多いです。ラベンダーとブレンドするのも良いと思います。

・ラベンダーとオレンジ

 落ち込んでいた時にこの香りで癒され、その後アロマの先生になった友人の思い出の香りです。

・ベルガモット 

 柑橘系の精油の中ではリラックス系の成分を多く含んでいます。マジョラムとのブレンドも良い香りです。 

 光毒性のある成分が含まれていますので、除去したものを購入してください。

 「ベルガプテンフリー」「フロクマリンフリー」と明記してあります。

・ネロリ

 不眠になった生徒さんが、この香りをデコルテに塗布すると香りが鼻に上がってきて幸せな気分になったそうです。

 

注意点

精油には、女性ホルモン様作用があるものがあります。

ホルモン療法中には使用しないようにします。

・クラリセージ ・フェンネル ・サイプレス ・サンダルウッド

他にもありますが、そんなに使うこともないかなと思う精油なので、

とりあえず上の4種類は避けたほうがいいと思います。

 

長くなりましたが、作り方です。

①植物油を直接ボトルに入れちゃいます。

②精油を3~4滴直接ボトルに入れちゃいます。

③ハーブをつまようじなどで押し込みます。

④蓋をして良く振って混ぜて、出来上がりです。

 

デコルテや手首などにコロコロと塗布して使用します。

寝る前だけでなく、

小さいのでバッグに入れてコロン代わりに、日常的に使うことで

緊張を和らげてくれるので便利です。

 

精油の濃度についてのお話

私の所属するアロマ協会では精油の濃度を、基本1%と薦めています。

なぜ1%なのか、この濃度で使用した場合にトラブルが上がってないからです。

そして1%で充分効果があるからです。

このロールオンボトルでは2滴が1%濃度になりますが、

広い範囲で使わないので少しだけ精油を多く使うレシピにしています。

心配であれば2~3滴にしてくださいね。

 

容器は、100円ショップの小分けボトルでも良いのです。

お好きなボトルで、お好きな香りを(^^♪

長くなってしまいました。

ここまでお読みくださりありがとうございます。