前回に引き続き、簡単なアロマレシピの公開です。
(公開と言っても、いろんなアロマ本に載っていますが)
今回は、植物オイルに「みつろう」をプラスするだけで
軟膏(ミツロウクリーム)がつくれるレシピです。
みつろうは、ミツバチの巣を精製したロウの部分です。
黄色いミツロウが販売されていますが、黄色は花粉の色です。
これで3g↓
みつろうの黄色は天然色なので、ずっと保存しておくと退色してきますが
品質に変わりはないので、最後まで使えます。
花粉と聞くと花粉症の方などは、鼻がムズムズしてきそうですが、
そんな時には精製した白いみつろうもあります。
こちらも3g↓精製したみつろうです。
みつろうの融点は約70度です。
湯煎で作る場合は、70度くらいのお湯で湯煎すると良いですね。
◎今回は手軽に電子レンジを使って作ります。
用意するものは
・30gのクリーム容器(100円ショップ)
・紙コップ(小さめ)
・植物オイル 25g(ホホバオイルやマカダミアナッツオイル)
・精油(6滴)
・みつろう 3~4g(ミツロウが多ければ固い軟膏に。最大5g程度まで)
紙コップを使うのは、洗うのがラクだから(^^♪
みつろうは冷めると(ロウなので)固まって洗うのがすごく大変です。
ガラスビーカーを使う場合は、冷めないうちにティッシュなどですぐに拭いておくと良いです。
出来れば0.1g単位で計れるスケールがあると便利です。
手作りには材料を計るのは必須ですが、
同じに計ったつもりでも出来上がりが違うことは良くあります。
手順
①紙コップに植物オイルとミツロウを計り入れます。
②電子レンジ500~600Wで30秒くらい、①を回します。
③30秒経ったら紙コップを出して混ぜます。
この時は、まだミツロウは溶けていません。
④再び電子レンジに入れて、②の作業を数回繰り返します。
⑤4~5回繰り返すと、ミツロウが溶けます。
⑥紙コップの質で、たまにコップが焦げることがありますが、その時は紙コップを2つ重ねてください。
⑦溶けたら精油を6滴(1%濃度の滴数)入れて良く混ぜます。
⑧混ぜたら容器に移して、静かに固まるのを待ちます。
手やかかとのクリーム。練り香などに。
私は、
フランキンセンス(乳香)とラベンダーのブレンド、
ベンゾイン(安息香)とオレンジのブレンド、
ラベンダーにゼラニウムやパチュリーやローレルなどのブレンドが好きです。
心やお肌にも優しい香りです。
いろんな香りのブレンドを楽しんでみてくださいね。