小さな花のひとりごと -23ページ目

小さな花のひとりごと

乳がん再発の心の動きを綴っています。
現在、肺、縦隔、骨に転移していますが、治療のおかげで元気に過ごすことができています。
やれることをやれるうちに。

仕事関連の話ですが、
アロマとハーブの資格取得の教室を開くにあたって、
車で50分くらいの場所を借りて認定教室を開いたことがあります。
 
当時、自宅ではまだ教室を開く自由がなかったので、
若干(大いに)無理をして場所を借りました。
できるところまでやってみようと。
いつでもやめればいいんだと決意して。
 
無理になったころは、自宅に教室を移転という形で続けることができるようになりました。
こんな田舎に誰が来るのかな
でもいいんだ、リスクはないから。
そう言い聞かせて(諦めて)移転しましたが、不思議と問い合わせは常にありました。
 
そんな中で、昨年はがん再発のために声が出なくなり、とうとう辞めることにしたのですが、
実は教室の認定は残しておいたのです。
 
最近、勇気を出して仕事をポチッと初めてみようかと思うと
外部での仕事が少しだけ舞い込みました。
嬉しいやら、不安やらが入り混じった感情が湧いています。
舞い込んだ仕事を全うするには、今年いっぱいは掛かります。
それまで元気でいなければならないし、また声を失うことはできません。
 
昨年は、目の前の小さな目標を作っては、クリアできる喜びを感じていました。
たぶん誰にもあるちょっとした不調に不安がよぎる時が私にもあります。
今年は、不安を払拭するための目標が定まりました。
とにかくこの舞い込んだ仕事を終わらせるまでは絶対に元気でいよう。
 
そうこうしてたら、
動いていなかったお休み中のHPからお問い合わせも来ました。
・・・不思議。
やりなさいと言われているのか、
やると言ってしまったから、舞い降りてきたのか。
 
すっかり怠け者になってしまったので、腰が重いのですが、
口だけ人間にならないように、
今年の目標もクリアできるように、頑張ります。

連休中に初めて参拝した玉敷神社で、お礼とお願いをしました。
日本には小さい神社や大きな神社が、たくさんあって
神さまには失礼かもしれないけれど、飽きずにいろんなお参りができて良いですね。
どこの神社も趣があってありがたいなと思います。
 

藤で有名な神社でした。

一つ一つの花は弱々しく見えるけれど、木の株は力強くて咲かせる花の数と言ったら・・・!

樹齢〇〇〇年と言われる藤です。どれだけの覚悟でここを見守ってきたのでしょう。

桜よりも力強さを感じます。

 
松葉(若葉)が出始める頃に、snsで見かけるのが松葉のサイダー。
サイダーそのものに興味がないのと、
松葉にも関心がなかったのですが、
デトックス作用や抗酸化作用があり、民間療法では昔から松葉茶は飲まれています。
 
我家にも松の木があるので、
材料費無料を活かして作ってみようかなとチャレンジしました。
作り方も簡単。
若葉を摘んで、洗って、砂糖水に浸けておくだけ。

指先がツンツン痛いのと、松ヤニ予防にゴム手袋をしました。
 
サイダーができるわけは、
松葉に付着している酵母菌が、砂糖を餌にどんどん増えていきます。
その際に二酸化炭素が発生するのだそうです。
そういうわけでしたか!
 
2~3日したら泡がブクブクしてきてサイダーになるらしいです。
連休中、楽しみに待ちましたが、どうやら何かが足りなかったようです。
酵母菌が活性化しなかったようです。
 
あるブログでは栓が吹っ飛んだくらい発酵したと書いてあったのだけれど・・
待てど暮らせどブクブクしません。
温度が低かったのか、我家の松葉に酵母が足りなかったのか?
 
酵母はたんぱく質です。
温度が低くても高すぎても活性化しません。

せっかくチャレンジしたのに、簡単にできそうなので軽く考えていたのに、失敗。

このままでは、なんとも心残りです。

材料はいつでもあるので、もう一度作ってみようと思います。

 

嫁いで来てから(古い表現ですが、まさにこんな感じ)
庭をいじったことはありません。
 
そういえば20年前に乳がんに罹ったころは草取りはしないように、という注意がありました。
土からの感染に注意するためかなと思いましたが、
今は、そういう注意ってあるのでしょうか?)
 
庭は私の自由にできる場所ではないのです。
義父の好みで純和風の庭に設えてあるために
花一本植えることも許されませんでした。
(車庫の隅に鉢植えならOKという理不尽さ)
 
それから数十年(^^♪
すっかり義父の力は衰退しました。
残される和風庭園が、負の遺産になりかけています。
 
今では、花を植えるのは邪道と言われていた庭にハーブが植わっています。
石(岩)の間や玄関脇に。
隙を見つけては勝手気ままにハーブが。
 
花があってもなかなか良いじゃない、と思うのは庭師じゃないから?

 
堂々と、玄関のわきに地植え。
レモンバーベナ、レモンバーム、ゼラニウム。
大きくなあれ。

 
石と石の間にラベンダー苗を植えてみました。
まだ小さいので来年に期待します。

 

こっそり植えたタイムの苗が3年の間に隠しようがなく育ちました。

 
ミントは強いので日影に。

 
ラベンダーは涼しくて乾燥気味の土地が好きです。
画像だと高山に植わっているかのようですが、ここはかなり暑い地域です。
過酷な環境下で、育ってくれるかな。

 

久しぶりの土いじりを楽しめる元気な自分が嬉しくなりました。

何といっても、義両親の呪縛からの解放感は
ちょっと隠れて悪戯をしているようなワクワク感があります。
この季節らしい過ごし方ができました。
 
昨年の今頃、
絶対にGWまでには退院して例年通りのGWを過ごすんだと目標を立てていました。
生きていくために作った目標の一つでした。
昨年どころか、今年もGWを迎えることができました。
ホントーにありがたいことです。
 
曇り空だったので、数週間ぶりに散歩しました。
しばらくぶりに歩いたら、外はすっかり新緑の季節です。
 
グーグル先生によるとウツギの花
 
柑橘類(夏ミカン)のつぼみ。可愛い!

 
もう梅の実がついてます。

 

アカメガシワ。樹皮が生薬になります。
あちこちに自生しています。
少し前までは冬景色、そしてやっと桜が咲いて、
あちらこちらで花が咲き、
新しい新芽が芽吹き、
キレイな緑色の葉っぱの散歩道になりました。
ステキな季節です。
 
まだ良く歩けなかった去年を思い起こしました。
たくさんきれいな景色を観て、感謝の気持ちを忘れず、
この風景をしっかり覚えておこうと思う今年のGWです。
 
さしあたって仕事再開の第一歩が決まりました。
ストレスとアロマの関わりをテーマにしたテキスト作りをすることになりました。
 
今までは数ページの資料を作って、
その場で、質問の投げかけや体験談などを話して成り立ってきた講座ですが、
今回は私以外でも使えるように仕上げます。
 
最初の数回は私が教壇に立って話ができると良いな、でも
いつか私ができなくなっても、ずっとこのテキストを使ってもらえるように、
ずっとこの講座が続くことを願って作りたいと思います。

私達がん患者は
ストレスががんの大きな原因になっているのを知っています。
 
私が20年前にがんになった時は
まだストレスについて知らなかったのと、そもそもどんなメカニズムなのかも知りませんでした。
知ろうともしなかったし、知る必要もないと思い込んでいました。
病気になってから学んだストレス学説。
アロマは香りを嗅ぐだけで(薬を飲むわけでもなく)
ストレスに負けそうな時に心と身体を優しく守る予防的存在になります。
 
再就職を目指す人たちのためのPC講座の中で
ほんの数日のおまけのような講座ですが、6~7年前から提案していました。
まさか今になって採用されるとは予想もしていませんでした。
生きていて良かった(^^♪
まだ本決まりではありませんが、とにかくやることが出来たのが嬉しいです。