話題とは全然関係ないのですが、画像の大きな木はユーカリです。
どの植物園でも、ひときわ大きい木。
木の根元には樹皮がたくさん落ちているので、すぐに分かります。
個人宅に植えると大変なことになることがあります。
その一例のお話です。
通りがかりの分譲住宅に、ユーカリを庭の真ん中に植えているお宅がありました。
ほんの数年でどんどん大きくなるのが車の窓越しからでも分かります。
ところがある日、ユーカリが消えていたのです。
景色が一変していて、
ユーカリが大きな存在だったのが良く分かりました。
見知らぬ通りがかりのお宅にとって、邪魔になってしまったのでしょう。
のびのびした姿は、何かを問いかけてくれるようです。
上を向こう。
そればかり考えても仕方ないよ、気分転換に僕を見て。
ひと時だけでも良いから元気を出して。
ユーカリの香りはイヤな気持ちをスッキリ流してくれますが、
香りだけでなく、姿そのものが元気と勇気を届けてくれます。
自由にのびのび育ってもらうには、植物園でないと無理なようですね。
紫根は、生薬「むらさき」の根です。
植物油に浸けておくとキレイな赤紫のオイルになります。
これが皮膚疾患に万能な「紫雲膏」の原料です。
紫雲膏の考案者は日本人の「華岡青洲」
何度かドラマにもなっていますが、初めて全身麻酔を成功させた医学者です。
ドラマでは嫁姑のドロドロも必ずでてきますが、
どちらの女性とも「私が実験台になります」と争った仲です(^^♪
それはともかく、使いかけの軟膏を長く使うためにも
やっぱり基材には酸化しにくい「ホホバオイル」を使っておくと便利です。
水戸光圀が当時の将軍に「あの木は何か?」と問われて、
とっさに「ナンジャモンジャの木です」と答えたという、どう考えても嘘っぽい説。
お医者さんって大変です、治る人だけを診るわけではないのだから。
泣く人もいるだろう、
治らないと怒る人もいるだろう、
いくら話しても理解できない人もいるだろう、
これだけ長いお付き合いが続く関係は大切です。
先生との思い出も、大切に丁寧に残していきたいと心から思いました。