採血がスムーズにできたこと | 小さな花のひとりごと

小さな花のひとりごと

乳がん再発の心の動きを綴っています。
現在、肺、縦隔、骨に転移していますが、治療のおかげで元気に過ごしています。

20年(21年)ぶりに術側の腕で採血をしました。
 
今までも何度か、何人かの先生に
もうそろそろ術側の腕で採血してもいいですか?と訊いていたのですが
やっとOKを出してくれた先生は、新主治医でした。
 
新主治医は「採血くらいなら、皮膚も針も消毒してあるんだから大丈夫だと思うよ」と言って
カルテに<採血、術側、OK>と書き込んでいました。
今までは針を刺すこと自体が悪いことらしいと、思い込んでいましたが、
感染防止のためだったのかと今頃になって知りました。
 
手術した年の冬にリンパ浮腫になり、指の先までパンパンに腫れた時期を過ごしたことがありました。
腕はだるく重く、
人目に出したくない腫れた手指に憂鬱な冬を過ごしましたが、
春になり温かくなってくると、いつの間にか治っていました。
今も腕の太さは自分だけに分かる程度の違いがあります。
 
今まで大事にしてきた右腕なので、ちょっと心配もありましたが、
良い血管があることを知っていたので、
お蔭さまですんなりと採血できました(^^♪

画像は、ナンジャモンジャの木
 
名前の由来がいくつかあるそうですが、
私が知っているのは

水戸光圀が当時の将軍に「あの木は何か?」と問われて、

とっさに「ナンジャモンジャの木です」と答えたという、どう考えても嘘っぽい説。

白くて繊細な爽やかな花がナンジャモンジャと言われてしまったのは、
なんとも可哀そうですが、忘れられない名前です。
 
本当は「ヒトツバタゴ」モクセイ科です。
モクセイ科と言えばジャスミンもモクセイ科です。
良い香りが漂ってきそうな姿がモクセイ科っぽい。
(風の強い日だったので、香りはわかりませんでした)
遠くからも全体が白く浮き上がって見えて「あの木は何?」と
誰でも目を惹かれる木です。
 
思い出深い木の一つです。
今年は観にいけなくて残念でした。