ちょっとだけ土遊び | 小さな花のひとりごと

小さな花のひとりごと

乳がん再発の心の動きを綴っています。
現在、肺、縦隔、骨に転移していますが、治療のおかげで元気に過ごしています。

嫁いで来てから(古い表現ですが、まさにこんな感じ)
庭をいじったことはありません。
 
そういえば20年前に乳がんに罹ったころは草取りはしないように、という注意がありました。
土からの感染に注意するためかなと思いましたが、
今は、そういう注意ってあるのでしょうか?)
 
庭は私の自由にできる場所ではないのです。
義父の好みで純和風の庭に設えてあるために
花一本植えることも許されませんでした。
(車庫の隅に鉢植えならOKという理不尽さ)
 
それから数十年(^^♪
すっかり義父の力は衰退しました。
残される和風庭園が、負の遺産になりかけています。
 
今では、花を植えるのは邪道と言われていた庭にハーブが植わっています。
石(岩)の間や玄関脇に。
隙を見つけては勝手気ままにハーブが。
 
花があってもなかなか良いじゃない、と思うのは庭師じゃないから?

 
堂々と、玄関のわきに地植え。
レモンバーベナ、レモンバーム、ゼラニウム。
大きくなあれ。

 
石と石の間にラベンダー苗を植えてみました。
まだ小さいので来年に期待します。

 

こっそり植えたタイムの苗が3年の間に隠しようがなく育ちました。

 
ミントは強いので日影に。

 
ラベンダーは涼しくて乾燥気味の土地が好きです。
画像だと高山に植わっているかのようですが、ここはかなり暑い地域です。
過酷な環境下で、育ってくれるかな。

 

久しぶりの土いじりを楽しめる元気な自分が嬉しくなりました。

何といっても、義両親の呪縛からの解放感は
ちょっと隠れて悪戯をしているようなワクワク感があります。
この季節らしい過ごし方ができました。