小さな花のひとりごと -10ページ目

小さな花のひとりごと

乳がん再発の心の動きを綴っています。
現在、肺、縦隔、骨に転移していますが、治療のおかげで元気に過ごすことができています。
やれることをやれるうちに。

先日、お歳暮を選びに和菓子店に行きました。
本店が京都にある高級感溢れる和菓子屋さんです。
 
そこでは黒豆茶を淹れてくれました。
すごく綺麗な色と甘い風味にひとめぼれして思わず買ってしまいました。
 
お店では青紫色でしたが、
自分が淹れると赤色になります。
黒豆茶の色素は赤で良いのですが、
抽出する時間、温度、豆とお湯の割合など、コツがありそうです。
陰陽五行説では
冬は黒い色の物を食べるようにお薦めします。
(春は青、夏は赤、土用は黄色、秋は白、冬が黒)
黒豆、黒ゴマ、ひじき、昆布、海苔、黒米、黒きくらげ。
冬は「腎」の養生をしますが、その対策に黒い食べ物が良いのです。
 
「腎」の養生とはアンチエイジング。
加齢に伴う不定愁訴の改善がポイントです。
黒豆茶のアントシアニン色素は抗酸化作用が抜群なので、
アンチエイジングにも役立ちます。
 
冷えも大敵です。
昨年「桂枝(シナモン)」が良いとブログに書いてから、ずっとチャイを飲んでいました。
暑い夏もホットチャイを飲んでいました。
よく飽きずに飲んでいたものです。
 
冷えが改善したかは定かではありませんが(^^♪
1年間飲み続けたことに驚きです。
今年の冬はそれに黒豆茶が加わりました。

煮出した後の黒豆は

そのままでも美味しく頂けますが、

サラダやスープに入れても美味しいです。

 
今まで、いろんな講座をしてきました。
いろんな人が来てくれました。
忘れることができないほど(悔し涙を流すほど)大変なこともありました。
でも、
それ以上の達成感と
アロマやハーブや漢方が好きな人との出会いがあったから、
全てが良い経験になっています。
 
それに、
たまのトラブルは、慣れきった自分に良い戒めをくれます。
 
今回の求職支援訓練での講座は
今までで一番の緊張がありました。
自分でもどうしてこんなに?と不思議なくらいに。
自分のミスは、私1人でなく訓練校に迷惑をかけてしまいます。
パソコンの勉強にきているのに「なんでアロマなんだ」と不満が出たらどうしよう…
不安が高まりました。

終ってみると
「もっと前から知っていれば良かった」と感想が聴けました。
「ハーブはどこで買えばいいですか」と尋ねてくる人もいました。
当日、体調が悪いのに「アロマの話を聴きたいから」と出席してくれた人もいたそうです。
 
PC先生が後席からフォローしてくれたので、何かあっても大丈夫と安心できました。
達成感よりも反省点ばかりですが、良い出会いの講座でした。
 
香りが皆様の健康に役立つということが
少しでも伝わりますようにと願ってやみません。
 

 

 
 
新しい年を迎えることができた今年、できれば仕事に復帰したいと願っていました。
また声が出なくなり呼吸困難になったら、と不安は常に抱えているので
復帰に自信がなかったのです。
思い切ってスタートして
1年が過ぎてみると、予想より多くの仕事ができました。
 
楽しいワークショップも開いて、
資格講座に至っては、信じられないことに全種類をお伝えすることができました。
好きなことを再開できたことで
毎日が充実して
昨年はどう過ごしていたのか記憶がないくらいの違いがあります。
 
自宅教室はもちろんですが、再発が分かる前に使用させてもらっていた会場にも
全部行くことができました。
懐かしい人たちとの再会や、
新しい人に気分も新しくハーブを教えることができる喜びを感じながら
過ごすことができた1年でした。

思い残すことがない1年と言ってもいいくらいです。
 
ちょっとだけ新しいこともしました。
ハローワーク(求職者支援訓練)のPCスクールで
メンタルヘルスとアロマテラピーに関する講座を2日間、担当させていただきました。
 
春頃、その話が始まりました。
夏には、実現しそうなので早めにテキスト作りを始めました。
秋にはテキストが完成して、
12月に「アロマテラピーとメンタルヘルス」がカリキュラムに加わりました。
 
思い起こせば、PCスクール(先生たち)とは長いお付き合いです。
アロマテラピー検定の講座に来てくれたことがきっかけでした。
そのあと、メディカルハーブも勉強に来てくれました。
しばらくしてから、
スクール内の空部屋を使ってハーブの講座をやってほしいと提案され、
そこから新しい出会いがたくさん生まれました。

今年1月に講座復帰して

最初の講座も

このPCスクールの部屋でした。

そして12月最後の〆(正確には最後ではありませんが)もこのPCスクール。

 

ご縁ってありがたいとしみじみ感情が溢れます。

そう感じることができたのも

緊張だらけだった求職者支援訓練のアロマ講座が無事に済んだからです(^^♪

その話は次に書きます

 

 

 

 
主治医に免疫力が下がった自覚に何があるのか尋ねたことがあります。
「例えば、口内炎とか・・」と教えてくれました。
 
口は外界と最短で繋がっている部位だし、分かりやすいなと思いながら、
実は今まで口内炎になったことがないので、
内心どんなものなのか、
たかが口内炎が自覚症状の一つかと甘く考えていて
どちらかと言うと興味がありました。
 
今回初体験してみると、痛いことは痛いけれど
それよりも悪化したらどうしようと不安が大きくなりました。
このままで終わってくれ、という心配。
がんだから・・ただの口内炎と片付けることができないところです。

舌って面白いです。

毎日様子が違います。

舌の色、大きさ、厚さ、舌苔の色や模様、舌苔が全くないのもダメです。

今回の舌は、今まで見たことがない状態だったので、

(舌の裏は赤黒く、全体が厚く浮腫みすぎて、歯型がくっきり)

ちょっとヒヤヒヤしました。

口内炎は舌の裏に数個ありました、パッチの張りづらかったことと言ったら・・。

おかげさまで、見える口内炎はあと一つになりました。

 

今日の調子はどうかな?と

いつもより赤いとか白いとか、

毎朝、起床後に舌をベーっと見るのも

ちょっとした自己診断で楽しいですよ。

トンネルに入った時には晴れているのに、
抜けると雪が降ってることって良くあります。
 
「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」
川端康成の小説で有名な言葉ですが、
大人になってからの旅は、その名文句は当たり前のように出会います。
新幹線であったり、自分で運転したり。
 
トンネルに入ると
次は雪かな、少しワクワクしてる自分がいます。
 
まさかと思っていたけれど、見事に雪景色に出会ってしまいました。

車は走れても、足を踏み入れることができません。
目的の散策ができませんでした。
 

それにしても雪って、こんなに寒いんだっけ?
上下ともにヒートテックをプラスして、
カイロを貼って、
UGGのブーツにフード付きダウンジャケット。
手袋、マフラー。
これでもかと着ぶくれしました。
 
その日の帰りから、寒さも原因したのか口内炎が生まれてきて・・
まさに見本のような口内炎が現れました。
こんなに立派な口内炎は初めてです。
 
すごく痛いものなんですね。
出来た場所によっては、話すのも痛いです。