■tomoko blog -9ページ目

■tomoko blog

中西とも子の日々の活動や、思い、お知らせをタイムリーにブログで発信します。

市民の質疑や意見も活発に。各地域で3日間開催。

箕面市議会でも議会改革検討会議が始まっています。
「公開で」という私たちの希望も実現し、
4月11日に第1回の検討会議が全員参加で開かれました。
とはいえ、この会議はこれまでの経緯と今後ルールを確認したうえで
15分程度で終了。

市民の傍聴者が2名。
驚いたのは、会議の終了後に「傍聴者の資料が持ち帰れない」こと。
「資料」はこの日の進行レジュメと会則。
とくだん「秘密」にすることでもなければ、
その情報が一人歩きして混乱する内容でもありません。

せっかく「開かれた議会」を議論する会議なのに、
さきが少々思いやられます。

その後、各会派の代表者による「専門会議」という分科会が開催されました。
①一問一答式
②自由討議
について、その段取りや形式などについて意見交換。
①②ともに、実施することが確認されましたが、
①については時間制限「30分」という制限付きと決まりました。

事前に無所属議員3人で話し合ったときには
「時間制限は設けず、とりあえず始めてみる」ということでしたが
何故か、会議の席上では初っ端から「40分が妥当と考える」と発言。
「えぇ~っ!?何でやねん」と、ずっこけそうになりました(^^;

所詮、会派ではない3人の中から代表を出すことに
無理があるのです・・・

一問一答式、といっても他市の議会でも運用はまちまちです。
今回、箕面市では一括式(従来型のもの)と、
一問一答式の併用となりそうです。

時間制限が設けられましたので、理事者側も細かいやりとりの内容を
求めてくるかもしれません。
しかし、他市の議員に聴いたところ、
骨子(質問の目的や項目)は通告するが、事細かな内容の通告などは
行なわない議会も多数あるようです。

この日は、そのあたりの詰めはありませんでした。
また、発言位置は現在中央の3席を空け、その場から対面式で行うことに。
カメラも1台、増設が必要ですし、
残り時間をどのように告知するのか・・・電光掲示板はお高いようなので
事務局で検討いただくことに。
(たとえば、あと10分、残り3分と口頭での告知など)
とりあえず、始めてみて不都合があれば改善すればよい、という方向になりました。
(まぁ、一理ありますが大丈夫かな・・・?)


また②についても各委員のイメージはさまざま。
自由討議の目的や活用の仕方が、今ひとつ掴みきれていない中で、
これも委員長の裁量で「できる」ということを確認する、ということで決着!?

この日、わずか1時間半の議論で、①②の2項目の結論に至りました。
何とまあ・・・議論して、持ち帰り、次回で結論なのかと思いきや・・・
「スピード感」あり過ぎなのでは?
と驚きの念を隠せませんでしたが、
一問一答式は、私たちが長年提案してきた議会改革の1つなので、
いよいよ実現する!と感慨深いものがあります。


話が脱線しましたが、
宝塚市議会は、議会報告会をはじめ、さまざまな改革おこなってきました。
この日の報告会のなかでも「この議案では自由討議を行いました」という説明が
数議案についてありました。

先進市の取り組みを参考にしながら、最適な運用ができればと思います。
また、思想信条にかかわらない課題については、
勉強会や研究会などを立ち上げて、議案提案などに繋げていきたいと考えています。


年度末の移動で、庁内は慌ただしく。

27日で2月議会は全日程を終え、閉会。
一般質問では、答弁にならない答弁で、傍聴者からも野次が飛び交いました。
これは追ってご報告します。

この日は人事案件(教育委員・6名)があったので、承認後に各委員から挨拶がありました。
教育委員も、まだ任期を残しておられる方が大半でしたが、
全員「辞任」という形で、総入れ替えが行われるという異例の措置でした。
どうも後味の悪い?入れ替わりで、退任される方々の挨拶は教育長だけだったので、
他の辞任された教育委員さんがどのような思いでいらっしゃるのかは、知る由がありません。

人事案件は、よほどの理由がないかぎり反対するものではないため、
同意はしましたが、やや釈然としないものがあります。
今後、教育委員会がどのように改革していかれるのか、
しっかりと見届けたいと思います。

しかし・・・この異動ってどうよ?!

豊中市教育長 → 箕面市の教育委員長に
箕面市現市長政策室長 → 教育長に
箕面市現教育長 → 豊能町教育長に
箕面市現教育次長 → 能勢町教育長に

*「現」というのは3月31日までの今期中という意味です。

そうそう、今回も閉会後の市長や副市長、特別職らによる挨拶回りには、
市長さんは現れませんでした。
「顔も見たくない議員に挨拶などするものか」という意思表示なんでしょうか?
おこちゃまぶりは、まだまだ健在のようです。

さて28日に、市が提訴された案件(昨夏の選挙ポスター費の助成金について)の説明がありました。
正・副議長には3月15日に説明があり、順次各会派に説明されたそうですが、
27日になって「説明がある」という連絡をいただきました。
私だけ、極端に後での説明になったようです。
「すみません」と誤っていただいても・・・
まさか、本会議が終わるまで伏せておいた、などとは思いたくありませんが。

18日は午前中、交通対策活性化協議会を傍聴。
オレンジゆずるばすの5月からの本格運行と
同じく休日運行の実証実験についての説明が行われました。

休日は運行ルートがガラッと変わるため、
混乱が生じないようにという意見があり、広報誌上の掲載だけではなく
各施設やバス亭、車内などで、事前の告知が重要になります。

ただ、この休日ルートは買い物を考慮して作られたものなので
市民活動のために、移動したい人にとっては使いにくいかもしれません。
そのあたりの検証もしっかり願いたいものです。

粟生自治会から、バス停が移動したことで、交通安全上の懸念が示され、
この運行ルート見直しを期待する意見や要望がありました。

当面は見直されることはないのですが、
行政の答弁は「行政的表現」なので、
「将来的に交通体系の見直しのなかで検討される」を
市民のかたが市民感覚で、理解されたのではないだろうか、
と少々気にかかりました。

今後、すでに利用されている人だけでなく、
今、利用していない人にいかに利用してもらうか、が課題となります。

夜は、市民活動の方々と定例会議。
花粉症が酷くなり、帰宅しダウン。
ああ、早くこの季節をのり切りたい!!
4月から、専門部会が隔週木曜日に開催されることに。



各会派の代表(無所属は3人のうち1人が参加)が集まって、
議会改革会議の準備会が3回開かれてきました。

そしてようやく来月から、第2、第4木曜日に本格稼働する運びになりました。
第1回の4月11日は全員参加でおこなわれ、
その後、専門部会が各会派代表で開催されるということですが、
この場合、私のような無所属はとても困ります。

会派ではないので、3人の中で一致しないこともあります。
その場合、自分の考えをどこまで主張できるのか。
基本的に1人会派であるのだから、3人とも参加できるようにと
提案していたのですが、各会派の賛同を得られなかったようです。

また、当該木曜日に、何かの審議会が行われる場合などは、
この専門部会の委員だけ、傍聴できなくなります。
さらに、諸々の事情で参加できなくなった場合は、
「代理は認めない」ということになったそうで、
いよいよ会派ではない3人の代表者になれば
大変なプレッシャーがかかります。

先日、準備会のメンバーで大東市議会に視察に行ったとき、
無所属からは担当外が代理出席したとのことで
えらく責められたそうです。
幹事長会議でも代理出席が認められているのに、
何故議会改革会議のメンバーには代理が認められないのか、
合理的理由が見当たりません。

私としては協議内容が会派内で共有できれば、
誰が参加しようが一向に構わないではいか、と思います。
いわんや、無所属3人は会派ではないのですから、いよいよ一人だけが重責を負う、
というのはいかがなものか。
これから、思想信条の垣根を越えて、開かれた市議会にするための議論が開始されるのですから
できるかぎり、よい協議を重ねながら、議会として一歩を踏み出していければと思います。

また、各検討課題(一問一答式、議会報告会、議員間討議、etc・・・)について
いつ頃までに結論を見出すのか、スケジュール的なものは決めていないそうですから、
熟議ができるのかもしれません。

さらに会議「公開」が可能になったこと。この点はとても評価できます。
今後、委員外発言などもOKになれば、なお良いのですが
望み過ぎでしょうか?
市民に開かれた議会に変えていく、ということが目的ならば、
市民参加に向けた意見があっても
今後、丁寧に議論していければと思います。
幼稚園では子どもはピカピカ、親はウルウル。

■tomoko blog-20130321105802.jpg


いつも癒されるのが、幼稚園の卒園式。
こどもはやっぱり無条件に可愛いです。

保護者もぐっと若くなるので、ビデオカメラを握っている人たちは、
学生さんでも通用しそうな方々もちらほら。

みなさん、式が始まる前から感慨深げで、ハンカチを目がしらに当てる光景も。
やはり、子育ての大変さと、子どもの成長はセットになっているんだと
改めて、思います。

ここでも、卒園証書をもらったその場で、将来なりたい職業や、
1年生になったら何をしたいか、ひと言述べて、まっすぐママが待つところまで行って
ひと言母に告げてから、証書を預けます。

「バレリーナになりたいです」
「美容師さんになりたいです」
「サッカー選手になりたいです」

と子どもたちの定番の”なりたい人”が続きます。
ひととき流行っていた「パン屋さん」はありませんでしたけど、
「芸人さんになりたいです」と言った子がいて、なかなかウケていました。
きっと朗らかで、人気者だったんだろうなぁと思います。

年長さんと卒園生とのエール交換があり、
(いつもこの1歳の差がくっきりなので、子どもの成長が著しいことを目の当たりにします)

園生活をモチーフにしたスライドが上映され、
無事、卒園式は終了となります。

式場の飾りつけはすべて職員さんの手作り。
子どもたちや園のスタッフが付けていたコサージュも手作りです。

派手な演出はありませんが、公立幼稚園ならではの
素朴でほのぼのとした温かさにあふれた式でした。
自分の頃とは、やはりずいぶん違ってます。

教育の質、そのものは大昔から比べると随分良くなっていると思いますが、
これからも箕面の教育がきちんと継承していけるのか?
ということについて、やっぱりちゃんと見ていかねばと思います。

そのあと、会場を後にし、2階から1階への階段で、
子どもたちが待ち受けていました。
「バイバイ、小学校でも楽しくね」などと声をかけて、
彼らとひとりづつハイタッチをしながら、別れました。

小さい、元気な手のひらが印象的でした。
ああ、子どもはやっぱり可愛い(^^)~☆
すべての子どもたちの未来が希望に満ちていますように!
心からそう思います。
今日も保護者席から参加しました。

■tomoko blog-20130319114523.jpg


檀上に上がり、名前を呼ばれると将来なりたいものとその理由を述べて、
卒業証書を受け取ります。

「人の役にたつ人になりたい」とか、
「勉強して、いい学校に入り、いい会社に就職したい」
「医者になって、病気を治したい」
「困っている人の力になりたい」
など、さまざまですが、どの子もはっきりと大きな声で、話していたので
例年のこととはいえ、スゴイ!と感心しました。

女子はAKB風のチェックのフリルスカートにブレザー、ハイソックスといういでたちが多く、
男子はブレザーにベージュのパンツやスーツにネクタイというパターンが比較的多かったようです。

そして、在校生と卒業生のエール交換のようなやりとりがあります。
たくさん続く学校行事のなかで、このような練習をやってたんだなぁと感慨深く、
子どもたちにも、学級担任の先生方にも、
心から「お疲れさま」と声を掛けたくなりました。

自分の小6の時は、式が終わって教室に戻ってから、
担任から「贈る言葉」のような印刷物をもらい、
これから中学生になることを意識してか、いつもより大人扱いした詩のような文章で、
けっこう、みんな感動して目を真っ赤にしたのを覚えています。

小6というのは、やはり人生のなかで最初の転機というか
変節点ではないでしょうか・・・


あの頃、仲の良かった子たちは今頃どうしているんだろう?
引っ越しした子や、私学へ行った子・・・

子どもたちの未来は、けっしてバラ色とはいえないけれど、
それでも、それぞれが自分らしく、さまざまな経験と機会を得て、
素適な人生を送って欲しいと思います。

そのためには、もっともっと自分たち大人がガンバらないと!