市民の質疑や意見も活発に。各地域で3日間開催。
箕面市議会でも議会改革検討会議が始まっています。
「公開で」という私たちの希望も実現し、
4月11日に第1回の検討会議が全員参加で開かれました。
とはいえ、この会議はこれまでの経緯と今後ルールを確認したうえで
15分程度で終了。
市民の傍聴者が2名。
驚いたのは、会議の終了後に「傍聴者の資料が持ち帰れない」こと。
「資料」はこの日の進行レジュメと会則。
とくだん「秘密」にすることでもなければ、
その情報が一人歩きして混乱する内容でもありません。
せっかく「開かれた議会」を議論する会議なのに、
さきが少々思いやられます。
その後、各会派の代表者による「専門会議」という分科会が開催されました。
①一問一答式
②自由討議
について、その段取りや形式などについて意見交換。
①②ともに、実施することが確認されましたが、
①については時間制限「30分」という制限付きと決まりました。
事前に無所属議員3人で話し合ったときには
「時間制限は設けず、とりあえず始めてみる」ということでしたが
何故か、会議の席上では初っ端から「40分が妥当と考える」と発言。
「えぇ~っ!?何でやねん」と、ずっこけそうになりました(^^;
所詮、会派ではない3人の中から代表を出すことに
無理があるのです・・・
一問一答式、といっても他市の議会でも運用はまちまちです。
今回、箕面市では一括式(従来型のもの)と、
一問一答式の併用となりそうです。
時間制限が設けられましたので、理事者側も細かいやりとりの内容を
求めてくるかもしれません。
しかし、他市の議員に聴いたところ、
骨子(質問の目的や項目)は通告するが、事細かな内容の通告などは
行なわない議会も多数あるようです。
この日は、そのあたりの詰めはありませんでした。
また、発言位置は現在中央の3席を空け、その場から対面式で行うことに。
カメラも1台、増設が必要ですし、
残り時間をどのように告知するのか・・・電光掲示板はお高いようなので
事務局で検討いただくことに。
(たとえば、あと10分、残り3分と口頭での告知など)
とりあえず、始めてみて不都合があれば改善すればよい、という方向になりました。
(まぁ、一理ありますが大丈夫かな・・・?)
また②についても各委員のイメージはさまざま。
自由討議の目的や活用の仕方が、今ひとつ掴みきれていない中で、
これも委員長の裁量で「できる」ということを確認する、ということで決着!?
この日、わずか1時間半の議論で、①②の2項目の結論に至りました。
何とまあ・・・議論して、持ち帰り、次回で結論なのかと思いきや・・・
「スピード感」あり過ぎなのでは?
と驚きの念を隠せませんでしたが、
一問一答式は、私たちが長年提案してきた議会改革の1つなので、
いよいよ実現する!と感慨深いものがあります。
話が脱線しましたが、
宝塚市議会は、議会報告会をはじめ、さまざまな改革おこなってきました。
この日の報告会のなかでも「この議案では自由討議を行いました」という説明が
数議案についてありました。
先進市の取り組みを参考にしながら、最適な運用ができればと思います。
また、思想信条にかかわらない課題については、
勉強会や研究会などを立ち上げて、議案提案などに繋げていきたいと考えています。