自民党の改憲案は「明治憲法」に逆戻り!?
今日は、午前中は北小校区の地区福祉会・総会に参加。
終了後、「放射能から子どもを守る会」の会合に遅れての参加。
初参加の方々もいて、この会の拡がりを感じました(^^)
午後からは、議会改革検討会議(第2回)を傍聴。
市民の傍聴者2名、議会からの傍聴は私を含めて3名でした。
この日は、一問一答式や議員間の自由討議について、具体的な運用方法などが話合われました。
一問一答式については、電光掲示版や対面式となる議員席、理事者用の席など、
なるべくお金をかけずに、試行していこうということで一致。
あとは理事者と事前にどのような詰めを行うのか、が課題です。
一問一答式になっても、事前に完璧なストーリーが組まれていたら、
また出来レースとなってしまいます。
議会がどこまで刷新できるか。
各議員の切磋琢磨が試されます。
自由討議については「どうせ最初から反対と決めつけている委員と議論しても得られるものはない」という意見も。
でも「なんでも賛成」派が多いなかで、
「反対」すると言っても提案された議案の中で賛否が分かれるのは
せいぜい10%未満です。
会議では、とにかく試行してみよう、という意見が多く、
議員間の議論を深めることで、議会としての提案につながるような件について
委員長の裁量で行うことになりそうです。
市長の反問権については、議論の末
質問の趣旨を確認するときなどに使えるようにしてはどうか、
ということでまとまりました。
まぁ、今でも市長さんはどんどん質問されますので、
現状とさほど変わらないと思います。
夕刻からは、自民党が提案している「改憲草案」の勉強会に参加。
弁護士の中北竜太郎さんを講師に、
20~30人の市民が熱心にメモをとり、質問されていました。
自民党が提案している改憲案は、ビックリする内容です。
近代国家の憲法理念からは考えられないもので、
国民主権が否定され「天皇を元首に」とはっきり謳われています。
「軍隊をもつ」と同時に、「個人の尊重」が後退して
国民の幸せのために国があるというのではなく、
国家のための臣民という内容には目を疑うばかり。
96条を先に変えて衆参両院議員の3分の2の同意が必要であるものを
過半数の賛成があれば改憲できるようにする、
という段取りが検討されているようです。
自民、維新、みんなの党が改憲に賛成ですから、
この夏の選挙は大変重要になってきます。
憲法は国の最高法規ですから、
こんな憲法に変わったあかつきには、
社会のルールや教育内容まですべてチェンジということに。
どっかの国も真っ青のシロモノだということを
もっと多くの方々に分かっていただきたいと思います。