そろそろ来年のクラスのことを考える時期になりました。
もしかすると、少人数指導の担当や児童支援専任など担任ではないポジションになる可能性もありますが、今のところは担任を持つと予想して動いています。
来年新しいクラスが始まって一番大変なことは、クラスのシステムを子供に教えることです。
給食当番や掃除当番など、前年度の担任によってやり方が同じだったりバラバラだったりします。よって、子供に初めから教える必要があります。
やったことのないものを一から説明するのは、大変です。
口で説明する。
プリントを渡す。
やって見せる。
やりながら教える。
上記を繰り返して教えていく人が多いと思います。
これは時間も取るので、大変です。
そこで、私がここ数年やっているのは、子供のクラスの様子を動画に撮って、次年度の子供達に見せると言うやり方です。
掃除や給食の様子を撮影して、新しいクラスの子どもたちに見せます。
映像を真似するだけなので、2〜3日動画を見ながら行うと、すぐに覚えます。
なので、今は来年のために子供の活動の様子を撮影しています。
子供には、「来年の子どもがこれを見て真似をするからね(笑)」と言って取るので、緊張しながら丁寧にやってくれます。
もちろん学校の中だけで使用します。保護者の方にも、説明をして許可をもらってやります。幸い断られたこともありません。
次の子どもたちには「この子たちは上手だった、みんなはこの子たちを超えられるかな?(*^▽^*)」と毎回言ってます。
こうして毎年バージョンアップした姿を残していくことで、毎年担任するクラスの子どもたちが上手にできるようになっていきます。
大人が何回も説明するよりも、同じ子どもがやっている姿を見せる方が、何倍も習得が早く上達します。百聞は一見に如かずです(^ ^)
<関連記事>
〜子どもへの対応〜
<マイナスの言葉を教える>///<マイナスの言葉を教える><レジリエンス:困難に負けない人間にするために>///<活動中にほめる>///<事前の説明で子供の動きが変わる>///<めんどくさがりで動かない子への対応>
〜日常〜
<まじめな子に得をさせる>///<なぜ教室を飛び出すのか?>///<どんな物語でも道徳の授業にできる!>///<最近のじゃんけん必勝法>///<引き算のやり方:減加法と減減法>
〜その他〜
<詩の授業:時には昔の話を(紅の豚)>///<子供を引きつける小技:折り紙>///<上司の立場はたいへん>///分数の計算が簡単にできる///<学力低下はスマホのせい?>