★沖縄県 久米島のパワースポット★

 

 

久米島の名物ガイド

保久村昌欣さんと

 

久米島の聖地を巡る

かみさまさんぽ

 

特別篇


 

その1はこちら

 

その2はこちら

 

その3はこちら

 

その4はこちら

 

 

 

 

さっ、まだまだ続く

久米島の聖地めぐり。

 

 

 


観光協会の三村さんが運転する

車で走っていくと・・・

 

 


昌『その畑の所にね

珊瑚があるウルル御嶽があるよ。

 

珊瑚のことをうるという。

沖縄のことをうるま島という。


これは、やよい人たちがつけた名前じゃないか?

 

うる→珊瑚 ま→場所を表す

 

島の名称はそばを通る人が

付けたんじゃないかと思う。』

 

 

 

ほぉ~

 

確か確かに!

 

 

その場で生活していたら

自分の島の名前なんて

関係ないもんね。(笑)

 


そんなこと

考えたこともなかったよ。




沖縄はサンゴの場所と

名付けられたんだっ。ニコニコ



 

 

昌『兼城御嶽はいったか??』


 

『あっ、行ったよ~

昨日っ!宇宙人

 

 

前日、おじいちゃんに

案内していただいた

兼城御嶽の話になる。

 

 


昌『御嶽にある、神様の名称を、カミナーというの。

 

兼城御嶽は、

クロマンノインベーとアカマンノインベーという

カミナーがついている。

 

クロマンとアカマンは

何を意味するかというと、

鉄を意味する言葉。

 

鉄が外来(中国など)から、

農耕(くわとかなど)に使うため、

港に入ってきて、そのカミナーがついた。』

 

 

 

へぇ~

 

 

神様の名前で

どんな由来なのか

紐説くことができるんだぁ・・・。

 

 


 

あっ

 

確かに・・・

 


天照大御神

→天を照らす、太陽の神

 

神道の神様も、

ある意味そうかも!


 

 

 

ただ・・・

 

沖縄の場合

ある意味外来語。

 

 

私は聞いても

全く想像がつかないけど。(笑)

 

 


 

『ここはね、古い時代からの港。

 

中国に行くには

昔は、船に乗って

風の力だけで進むのだけど

 

那覇から、直接中国の方に行かなかったのは、

風が弱いから。

 

那覇からいくと、風が弱いから、

黒潮にもっていかれてしまう。

 

すると、千葉のほうにいってしまうんだよ。

 


だから、那覇からでなく

久米島で、風をまって、

強い風にのって中国のほうにいくんです。

 

11月の高気圧は北風が右回りでまわるから

朝鮮半島にのっていく。

 

帰りは今頃(3月ごろ)から北風にのって、

4月ごろにこっちに帰ってくる。

 

風はぐるぐるまわっている

風にのって、中国に行き、帰ってきたんです。』

 

 



ひやぁぁ・・・



 

昔の人は

情報は今ほどなくても


自然をよく感じて

その力を存分に生かすことで


自然と共存

生活していた・・・

 

ということ。

 

 



いまは

ポチっと携帯やネット

テレビで


ぜーんぶ情報が

揃っちゃうから


考える、感じることが、

必要最小限ですんじゃう。




生きるために考える、感じることを

失っていくことが


便利なのやら?


なんだか

わからなくなるなぁ。






考えたことなかったことが


目まぐるしく

ぐるぐる〜。(笑)




もう

なにから質問していいのか・・・


昌欣さんの話

ずっと話きいていたい。(笑)


 

 

 

昌『さぁ、ここ、ついたよ。』

 

 

え?!

あっ


また畑の中・・・



今度は、

大きな木が茂ってる。

 

 


昌『ここは、ヒラマツ御嶽

 

古い集落のことを

マケといった

この集落では、マツとかマチとかマケとかいう。

 

ヒラマツといっても

松とは関係ないし

植物の名前ではないです。』

 

 

 

へぇ・・・。


 

ここも畑の中に

ぽつんとある御嶽。

 

 

 

畑を作った方が、

もちろん儲かると思うけど・・・

 

こうして神様のために

道をあけるって

 

この土地の方の神様への想い

敬意から、なのかぁ。

 


 

昌欣さんに出会うまで

これも、考えたことなかったなぁ。

うっわっわっわっわっ・・・叫び

 

 

ぐるぐるぐるぐる~~~

 

すっごい、勇ましく、強烈な気・・・

地の荒々しい力。

 

 


昌『何か感じます?』

 

 

『うん、かなり荒々しい、強い、マグマみたい。宇宙人

 

 

昌『この辺昔は入り江になっていたらしい。

海の航海する、そういったことだから

力が強いかもしれないね。』

 

 

 

あ、ここも石が三つある。


 

火の神様

ヒヌカンなのかな・・・。

 

 

昌『僕は、御嶽信仰と同時にヒヌカン信仰が

あったのじゃないかと思います。

正解かはわからないけどね。』

 

 

『あっ!

ねぇ、ここの神様のお名前は?宇宙人

 

 

 

・・・っと

 

私がリクエストすると

昌欣さんは、紙のメモをとりだし

 

 

かなり

かなり

かなり

 

ながーーーーい

 

呪文のような、早口言葉のような

神様のお名前をよみあげると

 

 

ぐる~~ぐるぐるぐるぐる~~~~

 


 

きゃぁっ!

 

ものすごく厚ぼったく力強い気が

ぐるぐる〜


動き回る〜ひゃぁあ〜。

 

 

すごい。

 

 

神様が喜んでおられるんだ・・・

反応してる。

 

 

 

昌『ここは、船を意味する言葉や

港の言葉の御嶽。

 

その役割が、

神様の名前の中に入っているんだね。

 

それぞれの御嶽の神さまの名前を勉強すると

なんのために、この御嶽があるのかわかる。

 

役割がわかってくるから

勉強したら面白いよ。』

 

 

 

本当。

 

 

 

久米島の神様の名前

意味がわかったら

 

もっと聖地巡りが

楽しいだろうなぁ。




そして、

方言も同じく。




・・・そこまで気合がもてないけど。笑


 

 


 

さぁ、

そしてそして


続いては~

小高い丘の上。

 

 

周囲が見渡せる

気持ちがいいところに・・・

昌『久根城ヲヒヤ火の神

ヤマタマグスクの按司のオサの屋敷跡です。』

 

 


ここは

御嶽ではないんだね。

 

オサの屋敷、集落で守った

火の神、ヒヌカンが祀られているんだ。

 

 

 

昌『ここは、もともと祭祀が多い集落、

面白い集落でね

 

すぐ近くに水たまりがあって、

羽衣伝説が残ってる。

 

たまあらい川という川も流れていて、

勾玉を洗った川だという話も残っているよ。』

 

 

 

えぇぇ~


久米島にも、

勾玉という文化があったんだ!

 

しらんかった~~。

昌『ここは、鬼が出て、鬼を退治する伝説もある所。

鬼餅伝説とかもあるよ。

 

あの山はね、何度か入ったけど

入ると、迷いやすい地形なんだよ。』

 

 


迷いやすい

ということは・・・

 

地形もあるけれど

 

多分磁場もぐるぐるしているじゃないのかなぁ。

 

 


そういうところは

とても迷いやすい。

 

 

富士山の樹海なんかも

そうだと思う。

 

 

 

伝説ってさ、

現実の話が、ちょっと変化して

生まれるものだと思うから

 

きっと、この集落には

秘密がありそう。ひらめき電球

 

 

 

昌欣さんと巡っていると

不思議なワクワク感がつのる。

 

 

知らないことを

知る楽しさ

 

やっぱり旅は

この感覚がたまりませんなぁ。

 

 


旅はワクワクと発見

魂のアート


わたしの色が増えていく感じ。




この先の感じ方

わたしのアンテナが

一つ一つまた成長していく。




わたしにとっては

体験と体感が一番、なんだな。





さぁ


久米島の聖地巡り。


まだまだ

つづきますよ。パー