★沖縄県 久米島のパワースポット★

 

 

久米島の名物ガイド

保久村昌欣さんと

 

久米島の聖地を巡る

かみさまさんぽ

 

特別篇

 

その1はこちら

 

その2はこちら

 

その3はこちら

 

 

 

さっ、久米島を代表する

君南風御内の神様にご挨拶をおえて

 

おつぎは~

 

君南風御内の祭祀を行う際に

お参りするという

 

 

シュケツ御殿

シュレーミ御嶽にむかいまーす。ひらめき電球

あらっ目

 

こんなところにも

神様が。

 

 

街中とか路地の一角に

ポツンとある

 

拝みどころ。

 

 

昔は、周辺も森だったりしたのかなぁ?

あっ!田んぼだーーー!!!

 

 

昌『久米島は、1964~1965年くらいまでは

お米を作っていたけど、

そのあと、3年くらい大旱魃があって、

米が作れなくなってね

 

その後は、サトウキビががつくられて、

パイナップルがつくられて

稲作はなくなっていったよ。』

 

 

田んぼが残っているのは

ここだけ。

 

 

昔の久米島を感じられる

貴重な田んぼですな~。

・・・って

 

おしゃべりを楽しみながらの

ドライブは楽しい。(笑)

 

 

昌『久米島のね、

お墓があるのは西側、風水的にね。

 

太陽が沈むから、いりといって

太陽が上がる東は、あがりという。』

 

 

 

あがり!

 

 

沖縄本島には

あがりうまーりという

沖縄本島の14の聖地を巡る。

 

東、太陽のあがりを

意味する言葉でもあったんだ~。

 

 

 

 

 

沖縄のお墓といったら

 

女性の子宮のような形の

大きなお墓、亀甲墓(かめこうばか)

 

 

これは、中国からきているそうで

このお墓はとても高級だったことから

亀甲墓がある家は、昔お金もちだった

 

ということがわかるそう。

 

 

 

そして

今多く見かけるのが

破風墓。

 

小さなお家みたいな形のお墓。

 

 

昌『久米島は祖先崇拝で

とても祖先を大事にします。

 

墓の造り方がよくないと

子孫が繁栄しないから

墓はちゃんとしますよ。』

 

 

 

 

子孫繁栄のため・・・

 

 

 

ふと思ったけど

 

祈りって

今、現代から

後の世代のことを想い

 

守っていく

願う

 

そういうことに繋がるのかもなぁ。

 

 

 

 

今の私は

お墓を建てたことはないから

造りについては

よくわからないけど・・・

 

 

 

ただ、

 

お墓参りにいって

 

綺麗に掃除して

線香やお花、食べ物飲み物を

お供えをすると

 

お墓の彩も明るくなって・・・

 

 

 

ある日

 

先祖が

とっても喜んでくれるように

 

感じてね・・・

 

 

 

わかりやすい

いいこと!ではなくても

 

 

日々あれこれアップダウンする

感情の起伏

 

運気のようなもの

 

いざ、という時とか

 

遠くから

見守ってくれていて


時折助けてくれてる

 

そう感じるようになった。

 

 

 

 

私にとっては

 

先祖に

守ってもらってる

 

その想いから

お墓を大事にしようって

 

思うようになった

感じがするなぁ。

昌『あそこです。

 

シュケツ御嶽ね。

 

畑の間に、

道を作ってあけてくれているでしょ。

 

それだけ、神様への配慮がある

ということです。』

 

 

こんもり

茂るまぁるい森・・・。

 

 

自然に宿る神さま

という感じが

 

いい、好きだなぁ。

わぁ、トンネルみたい。

 

 

別次元と繋がりそうな・・・

わあぁぁぁぁ・・・・・叫び

 

ぐるぐるぐるぐる~

 

 

 

昌『道路がすぐなのに

こんなところがあるとは思えないでしょ?』

 

 

うん、うんうんうん

 

 

 

岩に向かうと

 

重厚な気が

流れてくる。

 

 

 

昌『シュレーミの按司と、

チノハの按司が戦をしたと。

 

そこで、チノハの按司が勝って、

首をおとしてこの石の下にあると

口伝があるんだよ。

 

ここにね

集落があったと

その按司じゃないかとも

いわれている。

 

今の人達が入ってくる以前にね。』

 

 

 

今は見渡す景色は畑・・・

 

でも、また違う景色が

あったと思うと

 

興味深い。

 

 

古いものに触れると

今、見える景色との

 

違いを想像、

発見したくなる。

 

 

遺跡を見ている時と同じ。

 

 

 

センサーを研ぎ澄まして

みる景色。

 

 

またいつもぽーっと

景色をみる感覚とは

 

また違って感じるものだなぁ。

『次は、シュレーミ御嶽にいくよ。』

 

 

あ、すぐ近くに

久米島空港が見える~~。

 

 

 

それにしても

 

本当に御嶽って

ひっそりと、奥まった

森に鎮座されているから

 

普通は気づかないね。

 

 

 

あ・・・

 

近づくと

空気の密度が変わって

 

森の生気が

増してくる。

 

 

カサ

 

カサ

 

 

乾いた地面には

カタツムリの貝殻がいっぱい。

はぁああぁ・・・キラキラ

 

 

ここは

少し優しい感じがする。

 

 

昌『波打ち際のほうね

ハンニ崎に大きな石が二つあるけど

夫婦石といって

 

台風がきて、どんなに荒い波がきても

この石は絶対動かないよ。

 

 

ここで拝んで、

昔はね合図を海のほうに送った。

 

今は携帯電話で

はい、拝んだよ~と連絡するけどね。(笑)

 

そしたら

夫婦石の一つの石の上で藁を燃やして、

煙をだして、雲を呼んで、雨をふらす。

 

煙は雲、雨雲をイメージするでしょ。

 

 

何年か前ね、

2か月以上雨がふらなかったとき

この祭祀をやったら

本当に、大雨がふって、びっくりしたよ。

 

みんなびっしょりになった。』

 

 

 

はぁ・・・

 

雨乞い祈願

 

すごい

 

 

 

お祈りして

祭祀が終わった

途端に降った大雨。

 

 

 

本当に、

神様と自然、人の祈りは

 

直結

 

するんだなぁ。

あっ、アダン~。!!

 

 

パイナップルみたい。

 

 

このアダンの

根っこのほうを使って

昔は、農耕用のいろんなものを作ったそうだよ。

 

 

 

『アダンって、食べれないよね?宇宙人

 

 

 

昌『ヤシガニとかが食べる。

 

昔は人も食べたとおもうよ。

 

割るとね、ナッツみたいな実があって

砕いて割って食べた。

 

お盆のとき、

先祖の人達が食べたものを

仏壇に供える

 

今は、パイナップルを仏壇に供えるけど

 

パイナップルが

アダンのかわりなんだよ。』

 

 

 

へぇ~。ひらめき電球ひらめき電球

 

 

沖縄の仏壇に供えるのが

パイナップルというのもびっくりしたけど

アダンが元になっていたなんて~。

 

 

知らないことだらけ

ですわぁ。

 

 

 

こういうことを

知るって

 

楽しいなぁ。

 

 

 

久米島の人達が

祖先を大切にする

 

一つ一つに触れること。

 

 

 

この感覚は

私の中を刺激する。

 

 

 

私達も、

仏壇やお墓に供えるものは

 

古くから

先祖が食べたもの

 

というのも

いいのかもねぇ。

 

 

 

やっぱり・・・

お米、か。(笑)

 

 

 


 

とというわけで

 

久米島の聖地めぐり。

 

 

まだまだ

続きまっせ〜。ペンギン足あと