★沖縄県 久米島のパワースポット★

 

 

 

久米島の名物ガイド

保久村昌欣さんと

 

久米島の聖地を巡る

かみさまさんぽ

 

特別篇

 

その1はこちら

 

その2はこちら

 

 

 

さぁっさぁっ

 

やっとこ

私の知っている所に

やってきたよ~

 

 

君南風御内のすぐそば~。足あと

昌『ねぇねは、これ知ってる?』

 

 

え?

 

なんじゃぁ・・・??

 

 

 

昌『これは、ケーシ石とよんでる。

 

石敢當が入ってくるまえに

石の霊力で悪いものが入ってこないように

守ってるもの。』

 

 

 

えっと~

 

石敢當・・・石敢當・・・

 

 

 

『ああぁ!

沖縄の塀の角とかにあるやつ!宇宙人

 

 

 

三『そうですそうです。

 

魔除けなので、

シーサーみたいなものですね。』

 

 

 

ほへぇ~

 

 

 

沖縄には

魔除けがアイテムが

いっぱいあるんだねぇ・・・。キラキラ

さぁ、君南風御内にきましたー。宇宙人

 

 

あっ、人がいる。

草刈りしてる~。

 

 

・・・っと

 

一人女性もいる~。

 

 

三『あの方は、君南風のノロさんですよ。』

 

 

 

にゃにゃっ!??!

 

 

 

偶然!ばったり。

 

うれしい〜〜〜。ラブラブ!

 

 

 

 

 

さて

 

君南風御内について

久米島町の情報では・・・

 

 

君南風由来によれば「神代の昔、姉妹3人の神女がいて長女は弁ノ御獄を住居とし、次女と三女は久米島へ渡って次女は東獄、三女は西獄に住んだ。
その後次女は八重山に渡り、おもと嶽を住居とし、三女はそのまま西継に住み君南風となった。」

とあり、三女が君南風の始祖となっている。

 

『おもろそうし』には、「中地綾庭」とうたわれている。
部落時代から集落のノロを統括する神職にキミというのがおり、 按司時代には按司の姉妹神として祭事を司る神職のキミがいて、古くは君南風もこの三十三君の1人であった。
弘治13年(1500)尚真王代に、八重山のオヤケアカハチを征伐す
る首里軍に従軍した君南風の計略により大勝利をおさめ、王より恩賞を賜った。

この時以来、君南風は久米島の最高神女として島内のノロや神女を統括し、島民の精神的支配者になった。

君南風殿内は歴代君南風の祭礼殿である。

康煕6年(1667) 三十三君は廃止されたが、伊平屋のあむがなし、久米島の君南風、 今帰仁村のあおりやえの三君だけは残された。

 

 

とありました。

 

 

 

昌『君南風御内のね

社や鳥居は我々の文化じゃなくて

日清日露の戦があって、

沖縄の人間も天皇の民であるという運動、

皇民化運動が始まって、

 

君たちも日本人であるということで、

兵隊をとるために、

沖縄の拝所に建てられていった。』

 

 

 

 

そんな背景があったんだぁ・・・。

 

 

 

 

ブログでは

かなり省略しているけど

 

鳥居のことやら

石灯籠のことやら

植物や

歴史について

 

本当に

昌欣さんの情報は

内容が濃い。

 

 

 

 

鳥居といえば・・・

 

 

沖縄本島も

宮古島も

 

御嶽には

鳥居が建てられたまま。

 

 

特に御嶽に入ってはならない

宮古諸島は

 

鳥居があると

普通、本土の人は

 

あっ、神社だ、挨拶いこ~!

 

っと思っちゃうから

今となっては、ややこしい。

 

 

まさか

入ってはいけないなんて

考えつかないもんね。

 

 

 

 

昌『前はここ(鳥居があるあたり)に道があって、

その間に垣根があって、

もう一つむこうに道があった。

 

人はすべてその道を通る。

 

畜生家畜は、

その裏の道を通った。

表の道じゃなく。』

 

 

 

 

今はなき道・・・

 

 

伊勢神宮のように

神域は、垣根でみえなかったのかなぁ??

 

 

妄想もくもく。

 

 

 

 

今も昔も

久米島にとって

君南風御内は、

 

とても重要で

神聖な場所なんだね。

 

 

 

昌『中はね、ヒヌカン、竈の神様を祀っているよ。

竈をつくるには、最低三つの石が必要。

三つあれば、できますね。』

 

 

 

あっ、

 

ヒヌカンに

石が三つあるのって

 

そういうことかぁ。

 

 

 

昌『ここは、三対、合計9つの石(神様)を

ご神体として祀っている。

 

奥殿の扉は、年に4回しかあかない。

お正月にはあくよ。』

 

 

 

 

『あっ、この大きな石なにかなぁ?

気になってたの~。宇宙人

 

 

 

参道脇、左手にある

とても大きな石。

 

ドンと、存在感がすごい。

 

 

 

昌『この石は、ここで雨乞い祈願をするんです。

 

2か月くらい雨がふらないと、

みんな集まってそろそろと決めてね

 

この石をしめ縄でまいて、

マサキカヅラをまいて、

今のノロが三周して、

雨乞いを祈願して、

そこで綱引きをする

綱を龍を見立ててね。

 

龍は雨を降らすでしょ。』

 

 

 

『へぇ~、今でもやる?宇宙人

 

昌『今でもやるよ。』

 

 

 

すごいすごい!!

 

雨乞い祈願が

今でも行われてるなんて~~

 

 

 

昌『さっきあったでしょ?

今の君南風のノロは、僕の姉なんです。』

 


えっ

 

 ええっ

 

 

ええええええぇ~?!叫び

 

 

 

さっきの

 

御方は

昌欣さんのおねえさん~?!

 

 

 

・・・っと

 

昌欣さん

何やら、書類をだした

 

と思ったら

にゃにゃにゃにゃ~~~叫び

 

もじゃもじゃもじゃ~

 

 

 

えっ

 

マリモ・・・??サン???

 

 

 

 

こちらが

祭祀らしく

 

 

お祈りする人は

現在は3~4人

カミンチュさんと

 

黄色の服の人は

ノロさん。

 

家柄で決まるんだって~。


 

 

昌『頭にかぶっている草は

沖縄の地域によって違うけど

みて。

 

ノロは、草が違うでしょ?

 

ヤブランという草で一番神聖な

おおじまという神聖な島からもってくる。』

 

 

 

この姿で

神様と会話するんだ・・・。

 

 

始めてみた。

 

 

このお祀りは

旧暦の5月15日、6月25日行われるそう。

 

 

 

昌『君南風のノロは

決まりがあってね

 

死後譲りときまってる。

 

ノロになったら

久米島に住まなきゃいけない。

 

人の葬式にでちゃいかん。

死は不だからね。

 

兄弟でもだめで、

ノロの両親のお葬式だけはでれる。』

 

 

 

それは・・・かわいそう。

 

 

 

 

久高島を思いだした。

 

 

祭祀 イザイホー

 

 

とても厳しい

決まりが多く

祭祀が途絶えてしまった。

 

 

宮古島(大神島)の祭祀

ウヤガンサイも

 

いつまで

続いていくのかなぁ・・・。

 

 

 

時代とともに

変わることができない

 

祭祀

 

途絶えるより

続けていくための選択は

 

やっぱり

難しいのかなぁ・・・。

 

 

 

私は

そういう土地で

暮らしてないよそ者だから

 

単純に、

続いていてほしいとだけ

願ってしまう。

 

 

 

 

昌『君南風の祭祀を行う場所

井戸のことをガーという、カミガーというから

 

そこいきましょう。』

 

 

 

はーい!

あっ、クバ。

 

 

 

そうだそうだ。

 

昨日、君南風御内で

お参りしているとき

 

クバが思い浮かんだの。

 

 

 

これのことだったのかな。

 

 

 

『ねぇ、クバは神聖な木でしょ~

クバってたべられる??宇宙人

 

 

昌『クバは食べれる。

なんでそんなこと知ってる?(笑)』

 

 

『え?知らないよ~きいてるのだよ~(笑)宇宙人

 

 

昌『上のほうに芯があって

それを取り除いて、肉と煮るとおいしい。

 

めでたいときの食材だよ。

結納とか結婚式とか。』

 

 

 

さ~す~が~

 

神聖な木

 

いただくのも

お祝いの時なんだね~。キラキラ

 

 

 

・・・っていうか

 

どこにいくのだ?

 

 

森の中を

テクテクテクテク。

わああぁぁあぁぁ・・・・叫び

 

 

昌『ここは、チンベーガーといって

チンベーで行う祭祀の水はここでとる

とても神聖な井戸になります。

 

元は四角い形の石垣があってね

昔は、ノロはここで沐浴もしたよ。

 

イズン(泉)の神様という。』

 

 

 

 

瑞々しい

サラサラの空気

 

水の音がするほどの

水量はないけど

 

静かに、密やかに

とうとうと清らかな気が流れていく。

 

 

 

スゥ~

 

ハァ~

 

 

透明感が・・・

 

はぁ・・・。キラキラキラキラ

 

 

 

深呼吸をして

手をあわせていると

 

 

自然界の中に

 

だんだん

だんだん

 

体も意識も

溶けて・・・

 

 

ゆっくり

ゆっくり

 

頭が下がっていく。

 

 

 

自然界のカプセルに

すっぽり。

 

 

その瑞々しい

カプセルで

 

静かに

感じてる。

 

 

 

静寂さ。

 

 

 

わたしの

流れが変わっていく

 

この感じ、すきだぁ。

 

 

 

 

 

そっと

目をあけると

 

 

あら?

 

視界がクリアー。

 

 

 

あぁ、

光がきれい。

 

まぶたが軽い。

 

目がスッキリ

よく開く。

 

 

 

あぁ、なんって

緑が美しいんだろう・・・・。

 

 

 

私の眼の奥まで

澄んだ空気に浸ったみたい。

 


 

清らかな気が

巡ると

 

見えるものが

変わってくる気がする。

 

 

見る見方さえも

変わってきそうだなぁ。

 

 

 

 

昌『ほら、マーニが左手にあるよ~。

 

マーニといって

神聖な木。

 

祭祀を司る小屋をつくるのは

この葉っぱで作っているよ。

 

大体御嶽にはえている。』

 

 

 

 

ここに生えている植物の集合体は

 

植物が

何か話しはじめ

動きだしそうような

 

ジブリの世界感。(笑)

 

 

 

あぁ、私、好き。

神様、好き。

 

すきだーーーーー。

 

 

 

という

私をみて

 

昌欣さんもにっこり。

 

 

 

昌『チンベーの祭祀を行うときは

 

君南風御内

シュケツ御嶽

シュレーミ御嶽

 

を巡るから、そこいこうね。』

 

 

 

はいっ!宇宙人

 

つーーいてきまーーーーす。

 

 

 

 

・・・っというわけで

 

次は

君南風御内の祭祀を行う際

 

お参りする所を

巡るみたい。

 

 

わーい。

 

 

 

久米島の神様

よろしくお願いします~。キラキラキラキラキラキラ