外出の自粛などで思うようにサーキットへ行けないことが多いですが、そんな時はせっかくなので自分のマシンをもう一度チェックしてみましょう
まずはモーターからピニオンを外してベルトやシャフトを手で回して、駆動部分がスムーズに回転するか?を確認してみましょう
カチカチとした異音やコツコツとした変な当たりや動きの渋さはありませんか?
私の理想は、基本的に『駆動にベアリングを使用しているなら、そのベアリングの滑らかさ(軽さ)と同じ滑らかさの駆動になること』だと思っています
駆動を軽くするためにベアリングの脱脂をすることは間違いではないのですが、そもそもの組み付けにガタや渋さがあるのであれば脱脂は意味がありません
ベアリングの脱脂を行うと小まめに注油を行わなくてはならなくなるので、ギヤボックスを使用する私のFF03はベアリングの脱脂を行っていませんが、それでも駆動に関しては非常に軽く仕上がっています
安易にベアリングの脱脂を行うよりも、まずは自分のマシンの駆動をしっかり見直しましょう
非常にめんどくさいことですが、駆動にガタや渋さがあった場合は徹底的に原因を追究します
4駆の場合は、センターのドライブシャフトやベルトを外して前後どちらから異音がするのか?を判断します
その後、ドライブシャフトを外して原因がプーリーなのか?ドライブシャフトなのか?というように、少しずつユニットごとに分解して原因を判断します
ステアリング周りも同様にサーボからサーボホーンを外して左右にステアリングがスムーズに切れるか?を確認しましょう
とくにマシンによってはCハブのネジをキツく締めすぎてステアリングの動きが固くなってしまっている場合があるので注意しましょう
ラジコンの操作が上手い下手に関係なく走るのはマシンなので、まずはしっかりと走るマシンに仕上げましょう
メンテナンスをしていないマシンに自己理論のセッティングを施して無理やり走らせてもあまり速くはならないし上達もしません
それよりも、キチンとしたマシン作りを行い基本的なセットアップでキチンとした操作が出来ていれば必ず速く走らせることが出来るし圧倒的に早く上達しますよ