セウォル号に関して、朴大統領が痛烈に船会社や船員を批判していた。

自分を含む政府の立場が悪くなり、逃れの為の責任転嫁は明らか。

政府の対応も後でばかりか、家族の心情を逆なでする行為も見受けられる。

日本でも良くあるが、国民感情の強い韓国では、追及も激しい。


普通すぐ出来る対策本部的なものが報道を見ていても出てこない。

一方で対策本部が10か所も有るというから驚き。

本部は1か所でそこに情報を集中し、指揮命令したり発表すべきであるが。

これでは、混乱に拍車をかけるのも頷ける。


北朝鮮と対峙しているのに、こんな国では不測の事態に対処できるとは考えずらい。

大混乱で右往左往するだけだろう。

更に驚かさせられたのは、嘘が多いこと。

船長も嘘をつけば、メールで船内で生きているとか偽メールを送る。

海外報道で、民間の潜水士が救助活動を適当にやっているとか書いていたが、それも嘘だった。

日本でもデマを流す人はいるが、ここまで酷くは無いと思う。

マスコミも元々政府寄りの報道ばかり。

国と反対の立場をとれば、国賊とばかり逮捕や処罰をされる。

言いたい事を公で自由に言えない。

国民は鬱憤をこの時ばかりと、変な形で発散させるのかも知れない。


今回の事故、船長、航海士、操舵士の直接的責任は重いが、その前に運送会社の管理監督も出来ていない。

前に書いた通り、日本でも積載コンテナが移動し、フェリーが沈没している。

その船会社から買う以上、荷物移動の危険性は把握しているはず。

荷物移動による船事故が多いと言うのは、常識のようだ。

常識にも関わらず、車を積載後直ぐに出航している。

波の高い外海に出るのに、車さえ固定したのか疑わしい。

しかも、載せた車が定数を大幅にオーバーしているという。

こんなこと、常態化しているのかもしれない。


当然韓国にも監督官庁は有ると思う。

それが機能していなかったことも明らか。

業界と官庁の癒着が有ったのかもしれない。

ただ官庁の責任は明らかに政府の責任だ。

朴大統領の責任転嫁の言葉に違和感を覚えるのだが、韓国人にはそうは思わないのか。

日本で同じような事を首相が言えば、大ひんしゅくを買うだろう。


救助に全力を尽すとも言ったが、外国の支援を断っている。

なぜ海外の救助を断ったと、追及していた家族もいた。

海外に対しメンツを保ったが、国民に対しては丸つぶれ。

次は何の言い訳をして、どんな責任転嫁するのか興味深い。

今朝、叔父の姓を語る電話を妻が受け取った。

電話に出ると、お兄さんですかと聞かれ、一瞬戸惑ったが従妹からの電話だった。

叔父が数日前に亡くなり、家族葬で済ませたとの連絡だった。


母が亡くなって以来、叔父には会っていない。

ましてや従妹と話したのは、小学校時代で彼女は幼稚園位だったろうか。

叔父の思いではほとんどない。

母が叔父である弟は東大に行けるくらい頭がよかったのだが、貧乏で学校に行かせることが出来なかったと、話していたのは覚えている。

話によると母は自分の叔母から援助を受け、どうにか女子高まで行かせてもらったようだ。

弟を大学に行かせられなかったことを、いつまでも悔やんでいた。


叔父に対する思い出と言えば、大阪の映画館で3D映画を見せてもらい、飛び出してくる画面を見て驚いたのを覚えている。

従妹にそんな話をしていたら、逆に我が家で飼っていた鶏に餌をやったのを覚えているという。

こちらは、彼女が我が家に遊びに来たことさえ覚えはない。


母親側の親戚は、叔父叔母で知っているのはこの叔父だけ。

あと二人叔母がいたようで、一人は九州に住んでいて小学校時代訪ねた覚えが有る。

もう一人はアメリカに行き音信不通と聞いている。

叔父に一度母の事や、叔母の事を聞いておきたかったのだ、それも出来なくなった。


母へ援助してくれた関係で、母の従妹とは何度か会っている。

だが、その方々も昨年から訃報続き。

年齢的に仕方ないとは思うのだが。

自分には親類とは殆ど縁がなかった。

親戚が離れすぎているせいもあった。


父が亡くなった時、遺品を整理していたら、若いころの母親と思われる写真が数枚出てきた。

だが、母と言う確証が出来ずにいた。

写真は自分の、妹と見間違うほど似ている。


ただ、父は伯母の事を、妹にそっくりとも言っていた。

未だに、母親の若い頃か、伯母若い頃か分からない。

父も親類や母に関して話すこともなく亡くなり、もっと聞いておけば良かったと反省するが、今更どうしようも無い。

子供に父母の若い頃の写真を渡しておきたいのだが、確認が取れずそれも出来なくなってしまった。

昨夜の飲み会で、知人の船乗りに聞いたところ、救命ボートは甲板でボタンを押さない限り、残念ながら使用できないそうだ。

水圧で自動的に開くと思ったのだが、よほどの圧力が掛かれば別だが、ボートは自動的に海に浮かばないようだ。

ただ操作は簡単で、収納ケースにボタンが有り、それを押せば良いだけの事だそうだ。

昔は船から脱出の際は、ボートを下すという作業が有ったが、今は誰でもできるとか。


ただ、甲板は船員以外が上がることは無い。

この知人も救命ボートが浮かんでいなかったことに、疑問を感じたという。

客船においては避難訓練を船員は徹底してやるそうで、全く出来ていないと驚いていた。

ましてや救助信号を出して、沈没まで2時間半も有った。

十分に避難できたわけで、誘導すべき船員が先に逃げるなど考えられないとか。、


日本から海上保安庁の救難隊を出そうとしたが、韓国に断られた。

ただ行くとしても、準備などに相当の時間がかかり、救出は困難であろう。

特に水温が、10度程度しか無いそうで、体が濡れてしまえば生存の可能性は極端に低い。


しかも水中の視界は悪く、潮流も速いと言う。

訓練された日本の海猿達といえども、生命の危険性が有る。

まして韓国との合同作業となると、言葉等の意思疎通に問題が出てくるのは明らか。

自身としては断られた方がよかった気もする。


ただ行方不明者の家族はどう思っているのか。

一人でも多くの救助隊が欲しいと言うのが普通だと思うのだが。

それでも、日本の救助を断った政府を正しいと評価するのだろうか。

自分の家族が乗っていれば、どこの国でもいいから助けてほしいと思うのだが。


現地対策本部も状況が未だに把握出来ていない気もする。

行方不明者数も、沈没当初と殆ど変わっていない。

部屋に空気が有り、しかも水が来ていない所で、救助を待っていたたら、ひょっとしてとも思うのだが。

食料も水も無く、しかも真っ暗な状態。

奇跡を願うしかない。


船員の初動体制の悪さははっきりしているが、行方不明者の家族も政府の対応を非難し始めた様だ。

日本製の船だったとか言って、相変わらずの責任転嫁で逃れようとしていたのだが。

船の改造や船員に対する教育は、韓国の監督官庁が指導しているはず。

もう政府の言い逃れは出来ないと思うのだが、ただ国民性が違うので考えさえ分からない。

全てがお粗末に見えてくる。