そんなわけで今日は、ミュウツーの逆襲公開記念として発売された、コロコロ特別増刊号を読みたいと思います。
子供の頃に買ってもらった月刊誌や雑誌は、全部捨てずに少しだけ取っておいた方が大人になってから楽しめるってもんでね。
_人人人人人人_
> 平成10年 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y ̄
18年前やんけ。
1998年って横浜ベイスターズ日本一の年やん。アマガミの時代設定やん。ナルトもデジモンもおジャ魔女どれみも始まってすらないやん。っていうかポケモンがそもそも20周年やん。
HAHAHA、そりゃ俺もええ大人になるわけやわ笑
うーん、懐かしいってレベルじゃないな。
そういえばボイジャーさんって小林幸子さんやったね。
レイモンドのドンファンもなかなか衝撃的でした。
ポケットプリンタなんて持ってる奴おらんかったやろw
当時は通信ケーブル持ってる奴ですら神様扱いされてたのに。
ピカチュウ版はドット絵がめちゃめちゃアニメよりに可愛くなって、ヒトカゲ・ゼニガメ・フシギダネの三匹が全てゲットできて、主人公の後ろにボイス&表情付きのピカチュウがついてくるのが最高でしたね。
たまごっちは当時めちゃめちゃ流行ってましたねー。ポケットピカチュウも二匹目のドジョウでしたが、ポケモン人気も相まってかなり流行ったのを思い出します。
飽きた頃に起動してみるとピカチュウが逃げ出してたりオヤジッチがウンコだらけで死んでたりするのは皆が通った道だと思うんだ。
ここからミュウツーの逆襲の前日談です。
(※ただし劇場版や完全版の設定とは異なる)
ミュウツーの逆襲で出てきたコピーリザードン、コピーカメックス、コピーフシギバナは、元々ロケット団のモノでした。ミュウツーを捕獲しようとしたロケット団をミュウツーが返り討ちにしたようです。
ミュウツーはポケモンリーグの優勝者に戦いを勝負を挑み、優勝者のポケモンを軽く一蹴。ポケモンリーグに集まったトレーナー(サトシらを含む)を挑発し、私に勝てると思うものは私の城に来るがいいと挑発するのでした。
ミュウツーは自分の城で自分の身体をジョーイにメンテナンスしてもらい回想に入るんですが、
これはまさに幻のポケモンですわ。
ミュウは全てのポケモンの遺伝子を持っており、それ故に全てのポケモンの先祖とも言われてるんですが、ボール1つにとてつもない予算を掛けられているマスターボールですら捕まえられないとは流石やで…
ちなみに、この眼鏡の人物はフジ博士です。
初代ポケモンでは、シオンタウンのポケモンの笛や、グレン島の研究所にあるミュウの研究日記などで名前だけは有名でしたね。
フジ博士はポケモンの遺伝子を組み替えるという研究を同志に否定されたことで業界から追放されたんですが、そんなフジ博士を拾ったのがロケット団。
それは研究費用や施設などフジ博士の研究を後押しするかわりに、ロケット団の発展に貢献するというもの。
そして自身の欲望に取り憑かれたことでミュウはフジ博士のもとを去り、ミュウに見放されたフジ博士は狂気に走り、ミュウツーを生み出したのでした。
まあフジ博士の研究に関しては現実の人間も家畜や犬・野菜などの遺伝子を操作して自分達に都合のいい種を作り出してるので一概に否定できませんが。
ちなみにアニメ版(劇場版)では、事故で亡くなってしまった娘(アイ)を生き返らせる為にミュウとミュウツーの研究に固執しているという設定で、死んだ娘を甦らせることに執着しアイの意識パターンを電子データで再現しては喜ぶフジ博士に対し、妻は「そんなことをしてもアイは戻ってこない」と訴えるも、過去の思い出にすがりつく夫についていけなかったためにフジ博士の元を去り、フジ博士はさらに狂気に走るという、あまりにも現実的で悲惨な動機になっています。
ロケット団の真の目的はミュウツーの量産化でした。
ミュウと同様ミュウツーにも人間と同等かそれ以上の思考と知恵、自我があることを厄介に思ったロケット団は、思考回路も戦闘能力もロケット団が制御できるように改造し、単なる戦闘兵器と化したミュウツーを大量生産して軍事利用することで、世界を掌握しようとしたんですね。
どこの恐るべき子供たち計画だよ。
漫画版フジ博士は最後の最後で良心を取り戻し、ミュウツーの制御アーマーを全て外し、ミュウツーに自身の命を含めたこの研究施設の全てを破壊させたのでした。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
この漫画版のお話も、おそらくはミュウツーの逆襲で最後まで候補になった設定の1つなんでしょうが、パラレルワールドとはいえ、ロケット団の動機に関してはめちゃめちゃ理にかなってましたね。
ポケモンのコピー技術をフジ博士から奪いつつ、戦闘力制御アーマーや思考制御装置でケアも万全、さらにはそれらの技術をもとにミュウツーという破壊兵器を大量生産する。
これがもし実を結んでいれば間違いなくロケット団は世界征服できたでしょう。サカキ恐るべし。
若いw