だいぶ間が空きましたが、第2弾です
🔻第1弾はコノ作品!!
連載期間は1985〜1994年だそうで、
初期と終盤の頃では絵柄もずいぶん
変わりましたよね
この黄色い表紙のコミックス20巻、
友達の家にズラッと揃ってて
ひたすら読ませていただいた青い日々(笑)。
大人になってから文庫版で買いまして、
巻末には坂本龍一さん等、著名な方々が
解説を書かれていましたねー。
それを読むのも楽しかったな
80年代初頭のニューヨークを舞台に、
ストリートチルドレンの容赦無い日々、
マフィアとの抗争、人種差別、
社会問題化していたベトナム帰還兵。
そして序盤ストーリーの鍵となるドラッグ、
『BANANAFISH』を巡る闇の世界。
一切の甘さを排除したハードボイルド
・・・ホント、今から考えても
これをよく『少女漫画』でやったよね(@_@)。
ハリウッド映画を見ているようでしたよ。
ただ、やっぱり日本のマンガだなあと
納得してしまうのは、
ストリートチルドレンのボスで
類稀なる美貌と才気の持ち主・アッシュと、
いかにも日本人すぐに謝っちゃうとか気質で、
心優しい英二との『友情』を
凄く丁寧に描いていたこと
そこに一番涙したなあ・・・(´;ω;`)
特にどのシーンが良い、とか、
どの台詞が泣ける、とかではなく
自分しか信じずに過酷な半生を生きてきた
アッシュが、
英二だけは『綺麗なままで』守ろうとする。
その姿の全てに泣いた。
なんの見返りもなく
オレを助けてくれたのは
お前だけだ。
(´;ω;`)ブワッ
ラストシーンーーー
アッシュは
日本に帰国した英二からの手紙を読み、
ふと微笑んで、
そして不意にハッとして立ち上がる。
その一瞬に訪れた『残酷』。
今でも鮮明に思い出す強烈な最期です。
あれ以外の『結末』は無かったのかも
しれないけどさ・・・(。•́︿•̀。)。
多感な(笑)10代の時期に
このマンガに出会えたことに感謝m(_ _)m
少し前にアニメ化もしてたけど、
やっぱり原作は越えられなかった。
しかも、あの時代に連載されていたからこそ
胸に迫るものがあった気がする。
忘れられない作品です。
作者様ありがとうございました。