少し前の話ですが、某新聞で
『銀河英雄伝説(銀英伝)』が
特集されており、懐かしく読みました。
高校生のとき、学校の図書館で
この作品に出会い、
文字通り侵食を忘れて
読み耽ったものです。
同好の士と共に、
好きなキャラクターなどについて
教室で討論したなあ・・・。
アニメも全部見ました。
(最近のものではなく石黒監督作品版)
本当に懐かしい(*´∀｀*)。
・・・
『銀英伝』の内容については
改めて記しませんが、
いろんな意味で
多感な少年少女の心にグイグイ刺さる
名作だったと思います。
この作品に出会えたことには
素直に感謝しています。
『銀英伝』にハマッた私は、
ご多分に漏れず、
作者である田中芳樹さんの作品群、
『アルスラーン戦記』や
『創竜伝』、『タイタニア』等を
片っ端から読みました。
一時期、手掛けておられた
中国文学作品の翻訳版である
『隋唐演義』や『岳飛伝』等も
楽しく読みました。
このblogでも何度か、田中さんの
作品について書かせていただいた
ところです。
・・・
BUT！！
『タイタニア』も
『アルスラーン戦記』も、
続刊を20数年待ち続けた読者の心を
踏みにじる完結編となりました。
明らかに辻褄の合わない終わり方、
不必要に死にまくるキャラクター達。
広げるだけ広げて、回収されない伏線。
いきなりキャラ変した主要キャスト。
・・・もう、怒りを通り越して
悲しい（ ＴДＴ）。
好きだったのに。
『創竜伝』も、最近やっと『続刊』が
出ましたが、
もう読む気が起きません。
色々とグチりましたが(T-T)、
今はどうあれ、
『銀英伝』の素晴らしさを否定する
ものではないです。
ご不快に思われたら
申し訳ありませんでした。
また、心を揺さぶる小説に
出会える日を楽しみに待ちたいと
思います。