原亜樹子さんのマヨネーズビスケット~Eテレきょうの料理でアメリカのお菓子作り~
NHK Eテレきょうの料理で紹介されていた原亜樹子さんのマヨネーズビスケットを作りました。
アメリカ郷土菓子といえば原亜樹子さん
原亜樹子さんは、アメリカの郷土菓子を紹介しておられる菓子文化研究家です。
ちょっと前に、ぱんじさんのブログを拝見して初めて知り、ちょっと気になっていたのが原亜樹子さんなのです。(ぱんじさん、教えていただきありがとうございます)
そしたらです。なんと3月25日のNHK Eテレ「みんなのきょうの料理」に、原亜樹子さんが出演されるとのこと。
アメリカ郷土菓子の作り方を紹介してくださるというではないですか。やったー、なんていいタイミング!当日、メモを片手にしっかりと見ましたよ。
特許庁に勤務された後、菓子文化研究家に転身されたという原亜樹子さん。テレビ越しでも、聡明さが漂ってくる、すてきな雰囲気の方でした。
前置きが長くなりました。
きょうの料理では、「丸ごとバナナのクランブル」と、「マヨネーズビスケット」を教えてくださいました。わたしが作ったのは、もちろん不思議なネーミングの「マヨネーズビスケット」です。とっても簡単です!!
原亜樹子さんレシピでマヨネーズビスケット作り
マヨネーズとお砂糖を混ぜていきます。マヨネーズは普通のものを使うのがポイントです。我が家のマヨネーズ、微妙な絞り口ですね。
砂糖は素焚糖を使いました。ふるうのを忘れていましたが、だまにならなかったのでひと安心。
レモン1個分の皮をすりおろして入れます。レモン1個分、ここはちょっとぜいたくです。
牛乳を少しずつ加えていきます。マヨネーズは脂が多いので、水分である牛乳をあわせるときは、少しずつていねいに混ぜていきます。
粉とベーキングパウダーと塩をふるいいれます。きょうの料理では、薄力粉で紹介されていましたが、わたしは薄力粉と強力粉を半々にしました。
粉と液体を合わせていくのですが、ここでつるっときれいになるまで混ぜるのはNGです。多少、ダマが残っているくらいにさくっと混ぜます。混ぜすぎると、ふわっと感がなくなります。
6等分にしてお花のようにクッキングシートの上にのせて焼いていきます。230℃予熱→210℃で18分焼きました。我が家は石窯ドームです。
焼きあがったら、すぐに溶かしバターをハケでたっぷり塗ります。
カロリー高くなるし、バター塗らなくても~と思ってしまいがちですが、溶かしバターをぬったほうがおいしいです。乾燥も防げますしね。
焼きあがったとき、確認するために、マヨネーズビスケットの真ん中をおしてみたら、そっとのつもりが力強かったみたいで、少しへこみました。あはは。
ちぎるとこんな感じです。おいしそうでしょ。お菓子やパン作りに慣れていない方でも、気軽に作ることができるお手軽レシピです。
※材料はきょうの料理のWebページに掲載されていなかったので、申し訳ありませんがこのブログでも控えておきます。検索すると、マヨネーズビスケットのレシピがいろいろ出てくるので、そちらを参考していただけるといいかなと思います。
合理的なアメリカのお菓子作り
ところで、マヨネーズを使って作ると聞くと、一瞬「味はどうなるのか?」と思ってしまいますが、マヨネーズの味も香りもまったくありませんでした。卵や油でできているマヨネーズを使ってビスケット(ほぼパン)を作るなんて、なんて合理的なのでしょう。
原亜樹子さんのお話では、アメリカのお菓子作りは市販品を上手に使っているとのことでした。なんとなく納得できます。
レモンの皮のすりおろしではなく、スパイスなどを入れてもいいとのこと。次に作るときはイギリスのシードケーキ風に、キャラウエイシードを入れてみようかしら・・・。簡単に作ることができるので、いろいろ試しやすそうです。
マヨネーズビスケットのお手軽さは、先日作ったソーダブレッドにも通じるものがあります。クイックブレッドのお仲間ですね。
マヨネーズビスケットのほうが、ちょっとスコーンに近い味わいに感じました。
アメリカのホームメイドのお菓子は、なんといってもできたてを楽しむのが一番だそうです。イギリスのお菓子とそのあたりは共通です。
簡単でおいしい。こういうレシピが手元にあるとうれしいですね。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!!