春が苦手な理由を2024年度の始まりに考えてみる
4月1日、新しい年度の始まりです。
新しい門出の季節です。
が、
実は3月頃から始まり、4月の新しい年度に切り替わるこの春という季節が、あまり得意ではありません
春が苦手な理由その1 花粉症!
何十年も前の話です。中学生の頃から、3月になると鼻がむずむずするようになりました。くしゃみ鼻水鼻づまりです。
毎年、なぜか春先から鼻の調子が悪くなるのです。私が中学生の頃は、まだ「花粉症」という病気は発見されていませんでした。病院に行っても当然、原因不明です。高校生になっても、くしゃみ鼻水鼻づまりの症状は変わらず、春がくるのがいやでした。
くしゃみをしながら、高校までの長い道のり、自転車をこいでいました。
それが、いつの頃からか、春先に調子が悪くなる人がたくさんいて、「花粉症」という病状だということが、広く知られるようになってきました。原因がわかったのはよかったし、今ではいい薬も出ているとはいうものの、やっぱり春は苦手です。2月ごろから身構えています。外に出るのが億劫になります。
春が苦手な理由その2 春特有の天気
「女心と秋の空」と言いますが、いやいや。春の天気の変化も苦手です。
まだまだ寒いわーと思っていたら、生ぬるい暖かさになったり、春の嵐でビュービューと強風がふいたり。特に春一番の日なんて、花粉の脅威におびえています。
というわけで、春の気候にまったく体がついていきません。もしかしたら見た目はなんともないように見えるかもしれませんが、頭のなかはぼーっとしています。
春が苦手な理由その3 環境の変化
わたしの職場(部署)は、組織改編の影響で毎年環境が大きく変わります。所属している部署の担当業務が山のように増える年もあれば、めちゃくちゃスリムになる年もあります。人数がたくさん増えたかと思うと、翌年はほんの数人になることもあります。とにかくめまぐるしい。
私自身の仕事はほとんど変わらないのですが、部署名が変わるので、毎年辞令をもらっています。
今年度はどんな感じになるのだろう?と、いつも4月1日は少し緊張します。
環境の変化には、人との別れも含まれます。
たとえば学生時代であれば卒業のタイミング、社会人になるとお世話になった方の異動や退職など、春先はたくさんの別れがあります。
ただ、若いころは卒業や退職などの節目で、誰かと離れるとき、もう二度と会うことがないかもという感覚はあまりありませんでした。いつかどこかで、また会うこともあるだろうくらいに思っていました。
でも、年を重ねていくと、いったん離れた人と、もう一度会うチャンスなんて、そうそうないことがわかってきます。
年齢を重ねることで、「もうお会いすることはないかもしれないな~」と、よりいっそう寂しさを感じるようになりました。
2024年度の始まり
そしていよいよ新しい年度の始まりです。これからまた少しずつ季節が変わり、環境にも慣れ、きっと1年が過ぎていくのでしょうね。
ちょっと苦手な春ですが、桜の花は大好きです。ながめていると気持ちが明るくなりますね。満開の桜はうっすらとピンク色のふわふわした雲のようで、いつまで眺めていても飽きません。
今年も桜の花に元気をもらいたいな~と思っています。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!!