※前半は競馬の話になっていますので、興味の無い方は中段までスクロールして下さい

今年は梅雨が短くなりそうで、一気に灼熱の夏が押し寄せてきそうです

競馬業界も昼間のレースの時間をずらすといった暑さ対策を実施するということで、これは馬にも人にも良いことではないかなと思います

新馬戦がスタートして1ヶ月ちょっとが経過しようとしていますが、今年は牡馬の勝ち上がりが多い感じがしています

そして、予想通り、キズナ産駒は要注目です

ということで、始めに新馬戦や2歳未勝利戦で気になった新馬について書きます

6月22日、2戦目圧勝のショウナンザナドゥはキズナ産駒の牝馬でstorm catの3×4の血統です
初戦、競り負けたダノンフェアレディもキズナ産駒でした

同日、キタサンブラック産駒の牡馬、サトノカルナバルは、2着に7馬身差を付けての圧勝
しかも、余裕残しのように見えました

6月23日、2億円ホースでキズナ産駒の牡馬エリキングが川田騎手を鞍上に、緩い馬場も何のその、強い勝ち方をしました

7月7日、函館競馬場、キズナ産駒の牡馬でサンデーサイレンスの3×4の血統を持つ、マジックサンズは、最終コーナーを回ると抑えきれないと言わんばかりに弾けました


同じキズナ産駒のカルテシウスとは大きな差がありました

馬体に雄大さを感じましたし、期待大の馬ではないでしょうか


同じく、7月7日、小倉競馬場、エピファネイア産駒の牡馬、ジョバンニが長い脚を使い追ってきた、同じエピファネイア産駒のバズアップビートを振り切り、勝ちしました


エピファネイア産駒は牝馬の成長が早いイメージでしたが、今年は牡馬もこの時期で勝ちあかってきています

来週は、どのような新馬が勝ち上がってくるでしょうか?

楽しみですね


ここからはGⅠ、jpnⅠレースのレポートです

6月23日、時折雨が酷く降りしきる重馬場の京都競馬場にて、GⅠレースの宝塚記念が開催されました


↓勝ったのはエピファネイア産駒の5歳牡馬(サンデーサイレンスの4×3)、ブローザホーンでした



↓直線外から凄い脚で差しきると、好青年の菅原騎手の爽やかでハツラツとした表情と素晴らしい勝利インタビューを見ることができました



↓エピファネイア産駒が必ずしも早熟なんてことは無いということが証明されましたね



↓6月19日、今年から、jpnⅠに格上げとなり、距離が1400 mとなった、さきたま杯では、レモンポップが安定のレースを披露しました

得意のこの距離では負けないということですね



さらに、 6月26日、大井競馬場では、jpnⅠレース、帝王賞が開催されました


藤岡佑介騎手鞍上のキングズソードが直線早めに抜け出すとウィルソンテソーロの追撃を躱しjpnⅠレース2勝目を獲得しました



この馬は、新馬戦で藤岡佑介騎手が乗って勝ち、弟の藤岡康介騎手も乗ったことがある馬でしたので、後押しもあったかもしれませんね


来週からは早くも2歳馬の重賞レースが始まります

気になるのは冒頭に書いたサトノカルナバルでしょうか?


さて、ドラッカー教授の考え方をテーマとするブログの回では、後継者育成について考えていきたいということで、山下淳一郎さんの著書『ドラッカーが教える最強の後継者の育て方』(同友館)を参考書とし、第3章から読み進めていっています

前回は、後継者の育成がうまくいかない9つの原因の8つ目「重要な責任を与えない」について見ていきました


vol.1997「楔こそが責任なんだ!~ドラッカー編127」


今回は最後の9つ目になるのですが、最初に参考書に書かれている山本五十六氏の言葉を載せておきます

「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば、人は動かじ」

「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず」

「やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず」

戦時中、元帥海軍大将の言葉ですが、今の時代に通ずるものが多くないでしょうか?

むしろ、高度成長期の「上司のやり方を見て覚えろ」という無茶苦茶な人材育成理論と比較すると、論理的で利にかなった考え方だと思いました

これは後継者育成の場合も同じような考え方が重要となります

誰もが出来るようなことを、いつまでもやらせていては成長に繋がりません

時を見て、レベルの高い仕事を任せたり、責任をもって臨む業務を任せることが必要です

役職が人を育てるに近いですが、自分で考えて、マネジメントして、成果を振り返るというPDCAサイクルは基本でしょう

また、経営者自身が自らの役割を見直していくことが必要です

後を任せると決めたのであれば、徐々に権限を委譲し、変化を受け入れる勇気を持たねばなりません


よくあるのが、名ばかり会長や相談役という役職に移りながら、権限を持ち続け、自分の役割を変えていないことです


老兵は死なず、ただ立ち去るのみ

は、言い過ぎかもしれませんが、後ろから見守るという姿勢が求められるのではないでしょうか?


ということで、後継者の育成がうまくいかない9つの原因を読み進めてきましたが、次回からは、いよいよ後継者育成のために何をすれば良いのかということが書かれている第4章に進んでいきます 

 

ではでは、今日も一日頑張っていきましょう!