藪にもいろいろあるけれど…

 

藪医者

 

藪蚊

 

藪ツバキ

 

 

 

 

 

ふと「藪」、言葉を調べて見たくなりました。

 

意味は草木や竹が手入れもされずに乱雑に生い茂っているところ。

 

 

なるほど…

 

 

 

 

 

 

じつは今年の夏に借りていた畑を手放しました。

 

2年半くらいやっていました。

 

理由は広すぎて、やはり草取りと水やりが大変なことが一番の理由です。

 

 

そこは藪ではないのでしたが、野菜づくりよりも草取りに追われてしまい…本末転倒に。

 

今年は3月くらいから雨の日が続いたせいで、とくに草の成長がすごかったです。

 

雨が続くと農作業はできないし、畑の中にも入らないほうが無難なこともあり…

 

 

正直、何もできない。

 

 

 

 

野菜の値段が高くなるのは当然と思いました。

(今もそんな感じですよね)

 

 

 

お返しする日まで、草取りを怠って除草剤なんて選択はあり得ませんので。

 

とりあえず草取りはマメにやってました。

 

 

 

 

もっと少ない面積の畑で十分だとわかったので、1月に畑の引越しを決意しました。

 

 

 

 

8月末に返却と約束をしました。

 

移転先がなかなか見つからずに、4月に貸農園をとりあえず借りたのでしたが。

 

 

 

見学に行ったときに竹・ドクダミ・ヤブカラシ・ススキ・カタバミなど。

これが、まさに藪でした。

 

 

厄介な植物が勢ぞろい。

 

 

 

今思えば、普通は借りない畑。

 

探しても見つからず焦っていた私は、それでも借りてしまいました。

 

 

 

 

一番の問題は竹でしたが、60cmほど掘って根を負い掘り作業。

 

ドクダミやヤブカラシの根も合わせて取り除き、頑張りました…

 

 

 

 

 

しかし周囲の農園利用者さんは「これは無理だよ」とその意見を聞いて、途中で断念しました。

 

 

 

頑張った作業は無駄なことに終わりました。

 

地主さんに説明をしてお金は返していただいたものの、失った時間と労力は返ってきません。

 

残ったのはストレス。

 

 

 

 

最初から面積は30㎡と足らない気がしましたが、そこしか見つからなかったのが落とし穴。

 

やめておけばいいような畑を、不運にも借りてしまったのは自己責任なんですけれど…

 

 

 

 

後で聞けば、前の利用者は2~3年ほとんど耕していないとのことでした。

 

山にある畑でしたので、もともと藪だったんでしょうから、放置してしまえば当然な状況。

 

 

 

ゴミは出てくるは、まあ地主さんもそこまで利用者の管理はできないにしても…畑の状況はひどいものでした。

 

 

 

高齢の方が具合が悪くて畑作業ができなかったのでは?と思ったら、何と3区画目の畑だったそうで。

 

正直、それを知り腹も立ちました。

 

 

「できないなら、早く手放せよ~」

「次の利用者を考えて、地主も管理して返却させてればいいのに~」

 

 

地主も反省していましたが、借り手が少ないときは貸してしまうんでしょうね。

 

 

そういう畑って、実は多いのかもしれません。

 

 

今だと借りたい人はたくさんいるのだそうです。

 

 

 

貸農園はルールは守らないと、トラブルのもと。

 

なかなか難しい問題ではありますが、借りるほうも、貸す方も注意が必要。

 

 

 

 

家からも近く、土は良い状況で残念でしたが、無理なものは無理。

 

その後、違う畑に移転しました。

 

 

 

 

話を戻すと、一度「藪」にしてしまうと畑でも庭でも簡単には戻せません。

 

それを甘く考えている人は多いです。

 

 

 

 

畑ですと、広いからユンボなどが入ることができれば違うのでしょう。

 

庭だと、更地ならともかくユンボが入るところはないのが現状。

 

近くに山があったり、隣近所で荒れた庭があれば、藪に近い状況はなりやすい。

 

 

 

住宅地でもそんなことが多く見られるようになってしまいました。

 

 

 

 

庭でも、畑でもそのような状況にさせないためには、周囲で見かけたら苦情を言うことは必要です。

 

 

 

その状況で平気な人は、市役所などから注意されないと動かない人もいます。

 

 

そもそも「気にしていない」のです。

 

これは問題なのですが、どうしようもないことのようです。

 

人は変えられないから。

 

 

 

 

この写真のような自然な感じでしたら別に気にすることでもなさそうです。

 

良い感じ。

 

 

 

 

藪っていうと「手入れしないとどうしようもない乱雑な感じ」なんでしょうね。

 

 

 

そうしないためには、マメに手入れが必要ってことですね。

 

特に藪になりそうな植物を繁殖させないことが一番大事です。

 

ちょっと手を抜けば…もう藪になるような要素がある場所は注意です。

 

 

藪との戦いは、大変なのでした。