グラン・テスト地方
モゼル県 Sarreguemines(サルグミンヌ、サルグミーヌ)

 

こんにちは!木蓮です。

暖かな陽気に誘われ、家の外に出ると、そのたびに村の人に捕まり、おしゃべりを満喫中。

新しく引っ越してきた方には、村のことをいろいろ聞かれ、なんだか私も古株になってきました(笑)

 

 

 

 

私がニワトリにエサをあげていると、小さな子供がのぞいていたので、お話していると、その子のお母さんに、「あーっ!あなた、昨日エルダーフラワー集めてたでしょ!!私も5分後に採りにいったら、いなくなってるのだもん。私もコーディアル大好きで、毎年作っているのよ!」と、エルダー談義。

やはり、私と同じように暮らしている方もいるのだと嬉しくなりました。

 

そうこうしていると、山から下ってきた男性の肩には大量のニセアカシアが……。

なんでも、ご友人たちにベニエを振るまうそうで、奥さんから「早く帰ってこい!」と怒られてましたよ(笑)

 

さて、早速昨日の続き。

MUSEE DE LA FAIENCE(陶磁器博物館)のお話。

 

本当に残念なことに、2007年、サルグミンヌの窯は閉鎖されてしまいましたが、約200年に渡ってこの街の発展に大いに貢献したフィアンスの技術や芸術を伝えるために作られた博物館です。

 

 

 

 

この博物館の見どころといえば、なんといっても、「Le Jardin d’Hiver(冬の庭)」。

部屋全体がサルグミンヌ窯で焼かれた陶器で覆われています。

ここは、1880年から1882年にかけて、ディレクターのポール・ド・ガイガーの要請で建設されました。

(1871年から1913年までサルグミンヌ工場の工場長を務めた方)

 

 

 

 

こんなふうに、地元の子供たちも訪れ、熱心に先生の話に耳を傾けています。
1979年に歴史的建造物に指定されたLe Jardin d’Hiverは、記念碑的なフラワーベースやアレクサンドル・サンディエールのサイン入りの壺、ミケランジェロの彫刻を基にしたマジョリカ像など、素晴らしい作品が収蔵されています。

 

 

 

 

 

1階にはテーブルに着席して楽しむプロジェクションマッピングがあり、ここでサルグミンヌの歴史を詳しく解説してくれていたので、面白かったです。

 

ですが、なんといっても、受付のマダムの優しいこと!

コロナ禍だったこともあり、来館者が少なかったこともあるのでしょうが、とにかく心温まるおもてなしをうけました。

 

さて、街の中に戻り、友人と足早に次の目的地へ。

本当はもっとゆっくりしていたかったのですが、ドイツのマルシェ・ド・ノエルに行きたいばかりに、少し滞在時間を短くしていたのでした。

 

街を横断している2つの川、ザール川とブリー川。

ザール川に面した「Le Casino」はブラッスリー。

とにかく天気が悪かったので、あまりいい写真がないのでまたリベンジしに行かなくては!と思っています。

 

 

 

 

 

それにしても、至る所に器が飾られ、この街の産業としてどれほど大切なものだったのか想像できますね。

そう思うと、閉窯をするのは苦渋の決断だったことでしょう。

 

 

 

 

川の向こう岸はドイツ。

なんとも複雑な地形ですが、そんなことを知らないアヒルや鴨たちが、優雅に川で遊んでいました。

 

 

 

 

さて、次回はこの街最大の名所をご紹介します。

あー!明日から出張。

続きを少し待っててくださいね。

 

小さな村の話の続きはこちらから。

 

こちらはもうすぐ完売だそうです。