ぎょうだ蔵めぐりまちあるき2014に参加して来ました【その3】 | ときいもちゃんのつぶやき Vol.2

ときいもちゃんのつぶやき Vol.2

生まれも育ちも讃岐の麺喰いです。関東に来て武蔵野うどんなるものを初体験。うどんを噛んで食べる習慣に衝撃を受けつつも、つけ汁の美味しさにハマりました。うまい!うますぎる♪ちなみに1冊目の日記帳(http://ameblo.jp/tokiimochan/)からの続きです (・ω・)/

何とか開店直前にお店に到着、新潟麦酒 をゴクゴク、せいろ蕎麦 をズルズル音譜

もうすっかり満足気味のワタクシです!(・ω・)/


そして食後のお楽しみはこちら、ボンネットバスの体験乗車の時間でございま~す。


いすゞ TSD-40 バスいすゞ自動車 1968(昭和43)年製
 エンジン : DA120型 6,100cc 125馬力 四輪駆動
 車体 : 北村製作所 (新潟) 定員 : 29名


いすゞTSD-40(1968年式)ボンネットバス


前回 前々回 と違い今回は青バスでした。これは2011年 以来、久々の登場ですね。

どちらのバスも小嶋さん(マニア間では有名)の個人所有車なんですよ。


ちなみにバスに乗るには参加費を払ってスタンプラリーマップ をもらう必要があります(乗車引換券付き)。


いきなりやって来て「バスにだけ乗せろ!」なんて大人げないことは言わないようにパー

最近はしつけのなっていない大人(老害含む)が多くて困りm…(以下自粛


 乗車のご案内(奥貫蔵発着)ボンネットバス


このバス、東北の鉱山で使われていたものだそうです。

なるほど。トラック・シャーシにバスの車体を架装した四輪駆動車ならではの使い道ですね。


その昔は工事関係者を大勢乗せて険しい山道をゴトゴト登っていたのでしょうか。


 いすゞTSD-40(1968年式)ボンネットバス


現代感覚からするとかなり小さなシート(横幅1.5人分という感じ)なうえ、足元が狭いこと園児バスの如し。

こんな狭い場所に山の荒くれ者(!)がお行儀よく並んでいる姿を想像すると何だか可愛らしいですな。

いすゞTSD-40(昭和43年式)の運転席
いすゞTSD-40(昭和43年式)バスの座席


そんなバスも今日は女性や子供もふくめ蔵めぐり参加者で大にぎわい。

補助イス(懐かしい!)も出して定員26名フル乗車でしゅっぱ~つビックリマーク(・ω・)/


             いすゞTSD-40(1968年式)ボンネットバス


車道に下りる段差で小型船のように大揺れする車体に乗客は大喜び (笑

しかも今年は運行ルートが大幅に変更されて長時間の乗車を満喫する事が出来ました。


まず奥貫蔵横のくましん(行田市店) を出発した後はさきたま古墳公園 前を通過、古代蓮の里(こだいはすのさと) 展望タワーを横目に交差点を左折。

             古代蓮の里(こだいはすのさと)の展望タワー


長野交差点から彩々亭(さいさいてい) を超え貴重な木造蔵行田窯(ぎょうだがま) の前を通ってそのまま熊谷バイパス(国道17号)へ。


あとはカインズモール行田 の角を右折、からくり時計(機能停止)を曲がって忍城(行田市郷土博物館)前を通過、十万石ふくさや手前の信号を左折、まちづくりミュージアム 前で一時停車した後、元の場所に戻ってまいりました。

 いすゞTSD-40(昭和43年式)ボンネットバス


市街地を8の字を描く例年のコースに比べると倍以上の時間、35分ものロングドライブとなりました。

今回、コース変更は知らされていなかったので予想外のサプライズに大喜びの方も多かったのではないでしょうか。


 国鉄バスのシンボル「つばめマーク」 *国鉄バスのシンボルは後付け


劣悪な乗り心地とありえない狭さの座席、轟音とどろくエンジンと風きり音でせっかくのバスガイドさんの説明も途切れ途切れのバスツアーでしたが…


正直言ってめちゃめちゃ楽しかったです ( ´艸`)音譜


しかし、毎日これで通勤しろ!って言われればソッコーでお断りいたしますが (笑


             蔵めぐりまちあるきボンネットバス発着場


そんなボンネットバスは1時間ごとに運行されております。

蔵めぐりに夢中になって逃さないように注意が必要です(乗車は一度限り)。


さて、それではスタンプラリーに復帰… の前に、またしても寄り道をしてみました。


ほうらい株式会社 足袋

「ほうらい足袋」の商標で知られた足袋製造会社で、奥貫蔵(おくぬきぐら) はもともとコチラの会社が足袋蔵として建設したものです。

ほうらい株式会社の看板が残されています
ほうらい株式会社の敷地内


…が、会社自体は廃業されたようで、ワタクシが行田市を訪れるようになった頃には既に空き家になっていたように思います。


そして昨年の暮れ頃から建物の取り壊し が始まり、現在ではこの蔵左上矢印以外の建物はすっかり無くなっていました。

味のある建物群だったので非常に残念ですが、仕方のないことですね… (-ω-`)


 ほうらい株式会社の解体が進んでいました


そしてここまで来たからにはあそこにも顔を出しておこう!

という事で行田フライの発祥のお店という古沢商店(ふるさわしょうてん) お好み焼きを経由して…

    行田フライ発祥の店 フライやきそば古沢商店


あ!なんだよイモチャン食べねーのかよ!ヽ(`Д´)ノむかっ

というツッコミは(時間が押しているので)さらりと受け流して…


草生蔵(くさおぐら) 松
金楽足袋(株)が1910(明治43)年に建設した足袋蔵で、行田市内に残る最古の石蔵だそう。

100年以上経っているとは思えない美しい大谷石の外観で、中央に走るコンクリートのラインが良いアクセントになっています。

草生蔵(くさおぐら)
草生蔵(くさおぐら)埼玉県行田市


これってもしかして2階の床がコンクリート敷きという事なんでしょうかね?(・ω・`)

中に入って確かめてみたいなぁ。。。


しかしこちら、個人所有の蔵なので敷地外からの外観見学のみとなっております。

ご近所迷惑にならないよう、静かに見学したいものです。


 草生蔵(くさおぐら)の裏側 埼玉県行田市


さて。微妙に満足したあとは再び表の通りに復帰。


すると次の便のバスが出発するところでした。

すれ違う車や通行人から大注目を浴びるボンネットバスツアー。皆さん楽しんできてくださいねー♪


いすゞTSD-40(昭和43年式)ボンネットバス


おっと、そんな悠長な事を言っている場合ではないぞ!Σ(・ω・ノ)ノ!

13時の便が出たということはスタンプラリーはあと2時間しかないではないか。


昨日(土曜日)に比べると終了時刻が1時間早いんですよ。これからは急いでまわりますよ。


というわけでスタ★レビ根本歯科医院(根本要さん実家) 前を通って野原自転車店シャロン洋菓子店 の間を出て蕎麦の田丸屋 さんを通過した後は、敢えて鍵の手に曲がる裏道を迷いながらようやく中村生花店 にたどり着きました (´∇`)DASH!ホッ!!

根本医院(根本要さんの実家) 洋菓子のシャロンと自転車 手打ち蕎麦田丸屋 中村生花店 行田市



そして裏手にあるのがこちら、秋山蔵(あきやまぐら) でござ… Σ(・ω・ノ)ノ!うぉっビックリマーク

クルマだらけ…と思ったら、全くひと気無し。

ううむ。どうやら今年は蔵めぐりに参加されていないようです。


 秋山蔵(あきやまぐら)は未公開でした 行田市


え~!そうなの?(・ω・`)

と思ってスタンプラリーMAP を見返したところ、なるほど載ってません。いや~失敗失敗あせる


現役の倉庫として使用されている蔵は毎回荷物を運び出すのも容易じゃないでしょうし、環境整備とか大変ですからね。

毎年参加すると思ったら大間違いですな。失礼しました。


とりあえず微妙にリニューアルしている姿をこちら(2010年) と、こちら(2012年) でご覧ください。

そして次に向かったのは国道125号沿いにあるこちら…


十万石ふくさや(行田本店) aya

埼玉県民にはTVCMでおなじみうまい、うますぎる 十万石まんじゅうを販売する会社です。

しかし行田市に本店があるのを知る方は少ないかと。ぜひ蔵めぐりのついでにお立ち寄りください。

十万石ふくさや行田本店


足袋蔵が多くを占める行田市としては珍しいタイプの蔵ですね。

川越市の一番街商店街(蔵造り通り) にあるような店舗兼住宅の見世蔵(店蔵) です。


以前までは黒壁の渋い姿 が市民の間で定着しておりましたが…

2011年3月にに震災被害 を被ったのち、10ヶ月間にもわたる改修工事を経てリニューアル しました。


 十万石ふくさや行田本店店舗蔵


まさかの白壁姿への変貌に多くの行田市民が驚いたことと思います。

しかし、もともと白壁だったのを第2次大戦中に黒く塗って目立たなくしていたそうです。

そのため改修工事をきっかけに以前の姿に戻した…と、お話を聞きました。


色だけでなく細部も見違えるように蘇っているので今後も末永く店舗として親しまれそうですね。

あと2、30年も経てば古びて良い味が出ると思いますパー

十万石ふくさや行田本店 十万石まんじゅうを頂きました


スタンプラリーMAPを提示して十万石まんじゅう を頂きました。

そして何とこの2日間は通常価格110円が60円になるという特別感謝セールを実施中でした。

店内には大量買いのお客さんでにぎわっていましたよ (´∇`)♪


さすがにふくさやさんは太っ腹だなぁ

…と感謝しつつ徒歩20秒でこちらのパン屋に到着。翠玉堂(すいぎょくどう) 食パン



翠玉堂(すいぎょくどう)埼玉県行田市


店内にはお客さんがいっぱいだし、時間も無いのでとりあえずスタンプを押して先を急ぎます。

あ、ちなみに棒(ぼう) ってパンは美味しいですよ。おススメ。


そして翠玉堂のお隣さんがもう一つのスタンプポイント。

保泉蔵(ほずみぐら) 蔵

国道125号から裏の通りまで届く長い蔵が特徴的です。


保泉蔵(ほずみぐら)埼玉県行田市


しかしこれは一度に建てられたものではなく、明治~大正~昭和にわたって増築されたもの。

それぞれ形式の違った蔵が並んでいて、その間を板壁でふさいで一体化させております。


そのためよく見ると屋根の形や壁の材質など全然違っていて、そのチクハグ具合が楽しいです。


 保泉蔵(ほずみぐら)埼玉県行田市


で、スタンプラリーポイントは裏手にある入り口から入った廊下の奥にあります。

そのお隣の蔵ではトンパ文字展 (作品展示と販売)が開催中でした。

保泉蔵(ほずみぐら)を北側から見た光景
保泉蔵(ほずみぐら)の内部


あ、そうそう。

今回初めて発見して面白いなと思ったのがこちらの自販機 コーラ

コカ・コーラといえばシンボルカラーの真っ赤なタイプが一般的ですが、景観配慮型(?)なのか、白壁にあわせた「ホワイトバージョン」でした。

遠目に見ると見事にとけ込んで いますよ。実際、近くに来るまで気付きませんでした。


 景観配慮型のコカコーラ自動販売機


でも、地味過ぎても売り上げが伸びないのでアクセント的に赤を使って自己主張しております(笑


他にも森林公園向けのグリーンや木造建築物用の木目調とかもあったりするのかな。

観光地にはいろんなバージョンがありそうな気がしますね。

そしてそれを網羅したマニアのページもあったり無かったり ( ´艸`)♪


あ。蔵めぐりと全く関係ない話題でスミマセン。

終了まであと1時間半という時点でようやく11個目のスタンプをGETしております。

 ようやくスタンプが11個


次は藍染工房として有名な牧禎舎(まきていしゃ) を目指します。

その途中にあるのがスタート地点でもある「まちづくりミュージアム」です。

 足袋蔵まちづくりミュージアム


いつも回っている順路ならこれでフィニッシュだったのになぁ… (-ω-`)あせる


と、早足で過ぎようとしたら先ほど出発したボンネットバスが到着、一部の乗客を降ろしていました。

ふむ。13時に出発して30分でここに到着ということは予定通りだったようですね。

いすゞTSD-40(昭和43年式)ボンネットバス


バスは発着場のくましん行田店を目指して出発しました。

なんだか丸い背中が哀愁を感じさせます。はたらくクルマはかっこいいです。


 奥貫蔵を目指して再出発するボンネットバス


予想通りというか、想定内というか、やはりこの回で完了することが出来ませんでしたねぇ (笑

残りの5ヶ所のスタンプポイントは次回一気にまわる予定です。


はたして今年もコンプリートすることが出来るのか?出来ないのか??

イモチャンの運命やいかにビックリマーク(;・`ω・´)


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