豆腐製造の設備投資に貯金を使い、無職になった彼。
物件を探すものの、なかなか見つからない。
家賃が高かったり、食べ物関係はNGだったり…。
早朝からの作業となると、音や蒸気とともに外に排出される大豆の匂いなども考えると、住宅が密接している場所やアパートの1階の店舗など断られ・・・。
もともと古くからある場合は問題ないんですよね。先に豆腐屋があるわけですから。
不動産会社は何件もまわり、自分たちでも空きがないか見て回ったりしつつ、彼はいつ辞めてもいいように派遣で働くことにしました。
私は豆腐屋を辞めたあと、病院給食や学校給食などを受託している会社で栄養士事務兼現場のヘルプアルバイト。
管理栄養士やアロマ、カラーセラピーの勉強をしたりするなかで、私のやりたい栄養指導は病院ではできない現実を目の当たりにして、お家カフェの方向を真剣に考え始めた時期でもあり
「一人でも生きていけるように、何か手に職をつけなくちゃ!」
と焦っていた時期でまもありました。
栄養士だけでは食べていけませんから。
カフェもあるケーキ屋さんでバイトしてみたりするものの、しっくりこず占いにハマったり(笑)自分探しをする日々。
たまたまある講座(ヒーリング)を受講し、その講師をされていた方が経営している清掃会社の事務の求人を目にし、応募したら採用してもらえ運良く正社員に。
小さな会社なので、事務は私以外に経理の半日勤務のパートさんのみ。
今までとは異業種で、しかも事務は全てやらなきゃいけない。
かつ、社長の秘書的な業務もしたり
(社長のヒーリングの仕事も一緒にしたり(笑)
事務は全く初めてではなかったものの、労務や経理の手続き書類など、その都度一通り調べて手続き先に電話で何度も聞いたりして覚えるのは本当に大変でしたが、お店を始めた今となっては、かなり助かっています。
彼も、派遣で働いていたところで新たに開業資金はなかなか貯めることができない状態でした。
そこで私は務め始めた清掃会社で、アパートなどの退去清掃の職人さんが不足していると聞いて彼を紹介。
1週間ほど教えてもらい、やっていけそうだったので、またまた二人とも同じ会社でお世話になることになりました。
つづく。
豆腐屋を始める前のこと⑧
![家](https://emoji.ameba.jp/img/user/ma/malilu/311782.gif)
【住 所】 愛知県瀬戸市石田町253
【電話番号】0561-83-5657
【営業時間】10:00~18:00
【 定休日 】月曜日
※ご予約・お取り置きも承っております。
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