事情があり先週末台北から香港へ行きました。


以前にも一度だけ行ったことがありましたが、そのときは飛行機の乗り換えで6時間程度滞在しただけなので、実質的には初めてでした。


北角」という香港島の場所にあるホテルに泊っていて、フロントで飛行場までのバスの乗り場を聞きました。


フロントの女性が、「空港へのバスの番号は811 ですよ」と教えてくれました。


バス乗り場にはたくさんの種類のバスがあり、どれなのかよく分からなかったので、そこの職員さんにまた聞いてみました


するとやはり、


あの後ろの方のバスだよ、811ね


と、同じ番号を言われました。


バス停の番号を確認しつつ歩いていくと、


あれ?そんな番号のバスないけどな・・・


そこできょろきょろしていると、


「あれ、A11というのがある…。飛行場行きって書いてあるな。あ、なるほど!」


ここにきて、やっと気が付きました


そう、私が


811


だと思っていたバス番号は、実は


A11


だったのです。


完全に全部数字だと思いこんでいたため、まさか「A」のことだとは気付けませんでした


eightt は、聞こえるか聞こえないかくらい弱く発音されることが多いですから、完全に「A」の音と混同してしまっていました。


ちゃんと時間どおり空港につかないと飛行機を乗り損ねるかもしれないので、ちょっとあせりました。びっくりびっくり(笑)


今回のタイの空港の閉鎖事件は、大きな衝撃でした。


私自身はタイに行ったことはありませんが、私の台湾人の友人がちょうどタイを旅行中で、予定通りに帰ってくることができなくなってしまいました。


クレジットカードを持っていない旅行者もいたでしょうから、その場合手持ちの現金が尽きてしまったら本当にどうしようもないことになります。


さて、出国できずタイで「足止めを食った」、ということは、英語で表現するなら、たとえばどのような言い方があるでしょうか?


これは、形容詞stranded を使う手があります。「足止め・立ち往生を食らっている」という状態を表す語です。


主語を「空港の閉鎖」にし、


空港の閉鎖が旅行者たちをstranded の状態のままにして放っておいた


という感じに考えます。動詞leave を使うといいですよ。


leave (名詞) (形容詞) =「(名詞)を(形容詞)の状態にして放っておく」です。


つまり、


The airport closures have left the tourists stranded in Thailand.


のような言い方ができますよ。


東海大学2008年の過去問に、以下のような選択問題があります。下線部の単語と同じ意味の選択肢を選ぶ問題です:


The expression "culture shock" was originally coined by Kalervo Oberg, a famous scholar.


ア felt

イ criticized

ウ created

エ rejected



まず問題となるのは、下線部のcoin という動詞の意味ですね。文脈があるので、幸い推測が可能です。


「カルチャーショック」という表現が、Kelerbo Oberg という人によって「?」された、ということです。ここまでわかれば、「作る」という意味だということは推測可能でしょう。


答えは、ウ created です。


この問題から分かるように私たち日本人も聞き慣れている「コイン(coin)」という言葉は、実は動詞としても使用可能なのです。


coin は 、「鋳造」するものですよね。そのニュアンス・イメージを拡大させて、「新しいものを作り出す」という意味で使うことができるんです。


特に、「新しい言葉」を作り出すときによくつかわれるんですよ!

東北学院大学2007年の過去問に、以下のような発音問題があります。下線部の発音が異なるものを1つ選びます。



1. bamboo

2. bomber

3. timber

4. umbrella



ここで注目してみたいのは、2番の選択肢、bomber です。


この単語は、なんとなく読んだ場合、日本人にとって「ボンバー」という音になりそうに感じられます。


実際、私も子供のころによくプレーしたファミコンのゲーム「ボンバーマン」(ニンテンドーDSにもありますけどね)というタイトルに見られるように、「ボンバー」というカタカナ語は日本人の間に結構浸透しています


しかし一方で、「ボマー」という言葉も耳にすることがあるのではないかと思います。


私の場合、たとえば漫画の「ハンター×ハンター」や「魔人探偵脳噛ネウロ」で、「ボマー」という敵がいたのを覚えています。


実は、「ボンバー」も「ボマー」も、両方とも英単語bomber のことを指しています。ややこしいですねえ(笑)


では、どちらがより英語の元の音に忠実な表記なのかといえば、それは「ボマー」の方なんですよ。


つまり、bomber の2つめのb は、いわゆる「黙字」というやつで、発音されないんです。


ですので、この問題の正解は2. bomber です。

麻生首相ウォールストリートジャーナルに投稿した、


Restoring Finaicial Stability


という記事を読みました。http://online.wsj.com/article/SB122660683367025399.html


restore =「~を回復する」、finaicial =「金融の」、stability =「安定」


ですので、この記事の内容は、金融の安定を回復するための提案となっています。


主張の1つには、日本の過去のバブル経済の崩壊(the bursting of a bubble economy)からの立ち直りの経験は、短期的な問題の対処に生きるのだ、というものがあります。


その他にも、中期的・長期的な視点からの話もよみやすく整理された形で提案されています。


私自身は特にこの手の話題に精通しているわけでもないので、内容の是非を論じる力はありませんが、日本の首相がこうやって頑張って世界の舞台で存在感を示そうと努力してくれることは、うれしく思います


日本は、世界の政治の舞台で指導力を発揮できていない、存在が薄い、という印象がありますので。


麻生首相はせっかく英語ができるのだから、このようなそれを十分に活かしたアピールは、歓迎です

盲腸」は、英語ではappendix といいます。


しかし、マイナーな臓器であるだけに(笑)、肝臓や腎臓を意味する英単語は知っていても、appendix なんて知らない、という人も多いと感じます。


以前英語で世間話をしていた時、台湾で盲腸の手術を受けたときの医療費の話(私の話ではないですが)があったのですが、驚いたことにその場に居合わせた7名のうち、appendix という単語を知っていたのは私だけでした。


もうちょう」と日本語でいえば理解できる人はその場に3人、「盲腸」という漢字を見せれば理解できる人はその場の全員、という状況でした。


盲腸は、中国語でも「盲腸」らしいので、漢字を見れば台湾人も理解できます。

(*発音はmang2chang2 [マンチャン]ですけど)


このことを思うに、英語を話す相手がネイティブではない場合いくら自分が単語を知っていても、相手が知らない場合には役に立たない、ということに気付きます。


英語が世界公用語的な位置にある、ということは、英語はネイティブではない人とのコミュニケーションツールにもなる、ということです。


ですので、相手の言った英語はなるべく理解できるよう自身の英語力は常に高めるよう努める、というだけでなく、同時に、


相手の英語力に配慮して言葉を選び、うまく説明できるくらい幅広い表現力を磨く


という姿勢が重要だろう、と感じています。

つい先日、オーストラリア人女性オーストリア(オーストラリアじゃなくてオーストリア人男性のカップルと知り合う機会がありました。


彼がオーストラリア留学中に出会い、その後一緒に台北に来て、台湾大学でともに中国語を学んでいるのだそうです。


最初はその他の外国人たちと一緒にしゃべっていたので、彼らにもわかりやすい英語を、と心がけてしゃべっていました。


しかし帰るとき、たまたま私と同じ方面の電車に乗るのが彼らカップルだけだったので、そこではもっと自分にとって自然な英語(イギリス英語)的にしゃべりました。


台湾でも、日本同様英語と言えば基本的にアメリカ英語ですから、そこでイギリス英語的アクセントを強く出すのはやや気が引けます。理解の妨げになったとしたら、こちらも不本意ですし。


しかし、オーストラリア人であれば理解に問題があるはずもないですし、オーストリア人も、ヨーロッパですからおそらく問題はないはずです。


そうやってしゃべっていると、オーストラリア人女性が


あなたの英語すごく上手ですね。ふつう日本人はもっと下手なんですよ


と褒めてくれました。彼女は半年間日本での留学経験がある人だそうなので、その期間にきっと日本人の英語の下手さを実感したのでしょう(苦笑)


そして、


留学して勉強したの?


と聞かれました。よく聞かれる質問です。私は留学の経験はありません。純国産です(笑)。


やはり一般に、


英語がうまい人は、たいてい留学している


というイメージはあるようです。


とはいえ、留学経験者だな、と思わせるくらいに英語力を高めるのに留学が必須なわけではないのです。


留学しようかな、と思う理由が、ただ英語力を高めたい、というだけなのであれば、日本にいながら学ぶ方がむしろいろいろな面でよいのではないかと思いますよ。

玉川大学2007年の過去問に、以下のような並べ替え問題があります。頭の体操にどうぞ:


そのスーツきまってるね


(terrific, you, look, that, in) suit.



問題自体は、けっこう簡単です。特に文法を意識して考えるまでもなく、


look good in (服) =「(服)が似合っている」


という表現を決まり文句として暗記してしまっている人にとっては、この問題はただgood がterrific という似た意味の形容詞に変わっただけなので、なんなくかたづけることができます。


答えは、


You look terrific in that suit.


です。


しかし、そうではな人でも、品詞をちゃんと覚えて、文法を意識して考えれば解くことができます


まず、文の核である動詞を考えましょう。動詞の候補look しかありません。


なのでとりあえず、出だし


You look...


でしょう。


そのあとは、look の文型思い出します


文型自分で考えるものではないです。覚えて、思い出すんです。もともと決まっているものなので、動詞1つ1つ暗記します。


ネイティブではない、ましてや英語の学習期間も浅いような人が適当に文型を想像しても、(英会話なら間違いだらけの英文でも意味が伝わる可能性があるので、それで良い人にとっては良いでしょうが)少なくとも英語の試験では、うまくいかないことでしょう。


look は第1か第2文型しかありません


つまり、


①後ろに前置詞または副詞を書く(第1文型)


さもなくば、


②後ろに形容詞を書く(第2文型)


の2パターンしか考えられません。


そうなると、選択肢中に副詞はないですし、


①look in (~の中を見る)にする


か、


②look terrific (すばらしく見える)にする


か、しかありません。


意味的に、②しか通じませんよね。


後は、inふつうは前置詞ですので、後ろにちゃんと名詞をつけてあげればいいわけです。


in that dress の順ですね。



1 決まり文句としてすでに多くの表現になじんでいる


ということに加え、


2 文法知識があり、文が本当に正しいかどうか、「理詰め」で検証する力がある


ということまで達成済みだと、まさに鬼に金棒です。


試験英語なんて楽勝です。


2番の「理詰め」が全然できない場合、よっぽど英語に習熟しまくらない限りは、


なぜこうしなくちゃいけないの??私(おれ)の感覚では、これで正しいと思うんだけど?


という壁に突き当たったときに苦しい思いをすることでしょう。


以下余談ですが、そういうことが起こりがちなのが、(すべての場合とは言えませんが)子供のころ5~10年程度英語を母国語とする国で暮らしたような帰国子女のように思います。


ネイティブの大人ほどの英語力を身に付けることもなく帰国したが、日本にいる限り、すでに半端ない英語力を手にしており、文法なんて学ぶ必要など全然感じられない…


そうなると結局、発音だけは間違いなく激ウマなだけに、大人になり社会に出たときに、文法的正確性に欠ける点が一層目立ってしまい、子供っぽい英語しか話せない、書けないという悩みに苦しむことがあり得ます。

昨日はハロウィーンでしたね。


おなじみの、


Trick or treat!


というせりふが聞ける夜です。とはいっても、別に本場に行って聞いた経験は私自身にはありませんけどね(笑)。


しかし、私の昔の生徒が今ニューヨークで留学しており、その様子をブログ に書いているの読みました。


Trick or treat! の意味ですが、trick が「いたずら」で、treat が「ごちそう、おごり」です。両方とも名詞です。


or は、「または」という解釈でもいいんですが、「さもなくば」と説明したほうがピンと来て分かりやすいと思います。


大学受験勉強でも、


Put on your coat, or you'll catch cold. (上着きなよ。でないと、風邪ひくよ)


のような、「命令文+or」の形はおなじみのはずです。


Trick or treat! も、お菓子くれ!命令しているわけですから、やはりこのor は「さもなくば、でないと」の意味だと思えばすっきり理解できます。


そのハロウィーンですが、TIME誌のサイトで衝撃的なニュースを知りました。


Trick or treat! と言って、近所の家を訪問した子供(そしてその兄弟と父親)が、訪問先の家に住む男によって射殺されたそうです。


ドアを開けることなく、ドアを貫通させる形で29発以上乱射したようです。


射殺した男の言い分としては、


以前に強盗にあって、また今回も強盗だと思い、やった


ということのようです。


こうなると、もともと知っている人の家に、ちゃんと事前に何時に行くから、そのときには開けてくれ、と連絡したうえで行くようにしないと、身の安全は確保しがたいと感じます。悲しいことです。

アメリカの大統領選はいよいよ大詰めですね。


私の今いる家ではCNNがうつるので、たまに見ていますが、日々オバマ氏とマケイン氏の選挙活動がピックアップされています。


その中で、変なウェブサイトが取り上げられていました。


どうもオバマ氏支持のサイトのようですが、いろいろな人が次々に画面に現れては消えて、順番にo, b, a, m, a とひとつずつアルファベットを発音していきます


手には単語が書かれた紙を持っていて、それらをつなげると、


Change can only happen if you vote.


という文ができ上がります。


これを直訳して、


もしあなたが投票するなら、変化は起こることのみできます


と訳したとしたら…きついですよね(笑)。意味わからないです。


でも、こう訳しちゃう人はけっこういるものです。もしこれをご覧のあなたが、そう訳したとしても、別に恥ずかしいミスではありません。


ただ、ちょいとばかり慣れが足りないというだけでしょう。


only は品詞で言えば副詞なわけですけれども、別に必ず直後の単語を修飾するわけではないです。


副詞についての基本理解は、名詞以外だったらなんでも修飾しうる、というものです(もちろん例外あり)。


それを念頭に置くと、only が、動詞happen じゃなくて、if 節を修飾してる可能性だって考えたっていいことに気付くかと思います。


そうすると直訳はこう変わるはずです:


「あなたが投票する場合のみ、変化は起こりうる」


そう、これでばっちり意味が明確になりましたよね。選挙を無視せず、きちんと投票することを呼び掛けているわけです。