前置詞toward は、時間を表す名詞とセットで使うと、「~ごろ」と訳すことができます。


例えば、


toward noon なら「正午ごろ」


toward two o'clock なら「2時ごろ」


という具合です。


ここで気をつけたいのは、会話で使う時です。なぜなら、厳密にいえば、「~ごろ」という日本語とは意味が違う部分があるからです。


どういうことかと言うと、toward はあくまで、「~に向かっている」というニュアンスなのです。around とは違うんです。


だから、「~ごろ」は「~ごろ」でも、 「~に向かっている途中」、つまり「~のちょっと前」のことなのです!


日本語の「2時ごろ」は、1時55分でも2時5分でもOKですよね?


でも、toward 2 o'clock は、1時55分OKでも、2時5分はOKじゃないわけです。


おわかりになりましたか~?

2009年センター試験の英語の問題に、以下のような文があります(これはすでに空欄に解答となる選択肢を補ってしまった文です)。


The fare is a little bit higher, though.


前の文を省略してしまいましたが、これは、電車とバスを比べていて、電車の方が時間がかからない、でも料金はちょっと高いよね、という話をしているところです。


ここでは、文末のthough という単語に注目してみます。


最初に習うthough は、従属接続詞と呼ばれるタイプで、後ろに文を書く必要があります。その文とセットで、「(文)にもかかわらず」という意味です。


しかしこの文のthough は、それとは違うthough ですよね、明らかに。だって、後ろに文がありませんし。文末なのだから。


このthough は、品詞としては副詞です。意味は「だけど、でも」で、but やhowever と同じ意味です。


でも、使う位置に関してはbut やhowever とは違い、文頭はちょっと無理です。主語の後とか、文末とかによく置かれます。


このthough は口語的で、ネイティブが会話で使うことが頻繁にありますよ。

イギリスのガーディアンのサイトで日本関連のニュースを見ました。その記事はどうも朝日新聞の記事から取材したものらしく、私は逆輸入的にその記事を知ったことになります。


それは、cremated ashes (火葬で燃やされた灰) から日本の都市が利益を得ている、というものでした。


いったいどういうことか?私は想像できませんでした。


これはなんと、遺体を燃やした後も残っている


capped teeth (銀歯とか金歯などの歯冠)


artificial bone (人口の骨)


などに含まれる価値の高い金属を集めて売却することによって利益を得ている、という仕組みなのだそうです。


ただし、使用済み携帯電話とかから集めるなら問題ないとしても、人間を燃やした残りから集めるというのはいかがなものか?という意見を持つ人も多いかと思います。



台湾人の男の子で、4歳から家庭教師をつけて英語を勉強している9歳の子がいます。


現在はなんと、月~金まで毎日小学校終了後、3時間アメリカ人の家庭教師をつけて英語学習をしているということです。


その子に、意地が悪いかもしれませんが聞いてみました:


「小学校の英語の先生の英語(先生は台湾人)は上手?」

*これがまた驚いたことに、私は「日本語」で聞きました。つまり彼は日本語も少しできます。


「上手じゃない」


・・・やっぱり(笑)。


そりゃそうですよ。4歳の時からずっとネイティブから本物の音を聞いて英語を学習してきているんです。小学校の台湾人の先生の英語が下手に感じられるのは自然なこと。


小学校で英語を教えるとなると、先生は苦戦しそうです


もしもこのような早期からネイティブの音に耳を鳴らしている子が増えてきたら、先生の英語能力の低さがばれてしまいます


それに、早期から学習している子と何も学習していない子ですでに差が出ている場合、すでに学習済みの子にとってはただただ退屈な授業になってしまうことでしょう。


それでも義務教育ですから逃げられませんしね。非生産的な時間になってしまいます。


まとめにも何もなっていませんが、結論として、私自身は小学校の英語教師はやりたくないです(笑)。つらそう・・・。


塾で教えるなら、たいていクラス別になってますから、生徒の学力がまずまずそろっていて比較的教えやすいんですけどね。




以下は青山学院大学2006年の過去問で、間違っている部分を1か所見つける問題なんですね。ちょっと見てみてください。


Anything quite beats the luxury of soaking in a long, relaxing bath at the end of a tiring day.



文法的には別におかしいところはないんです。なので意味も考えてみましょう。


luxury は「贅沢」という意味の名詞です。soak は「つかる」という意味の動詞です。


beats から後ろを直訳調で日本語にしてみると、


疲れる1日の最後に長いくつろげる風呂の中につかるという贅沢に打ち勝つ


となります。


ここまで来ると、


つかれた一日の締めくくりは、風呂に限る!風呂に勝るものはない!


という話のような気がしてきませんか?


それなのに、主語Anything となっていますので、冷静に考えると、文の意味


どんなものであっても、そんな贅沢に勝る


になってしまっています。


これじゃだめですよね(笑)。


どんなものであっても、そんな贅沢に勝るものは「ない」


という否定の意味を加えないといけないはずです!


なので正解は、Anthing です。ここが間違っています。


じゃあどう修正しますか?


否定の意味を加えればいいんですよね。なら簡単ではないですか?そう、Nothing にすればいいんですよ。


Nothing beats ~=「~に勝るものはない、~は最高だ」


という表現です。

特に見たいというわけでもないけど、何となく映画専門チャンネルをつけてその他の作業をする時があります


そういうとき、映画のタイトルすら知らなかったりするのですが(笑)、たまにふと見たときに聞こえてくる英語表現に


ああ、なるほどね


とか、


ああ、こんな言い方するんだな


とか、いい刺激を受けることがあります。


今台湾にいるので、字幕は中国語。英語を通して中国語を学べたりすらします。不思議な気分です(笑)。


最近見た映画では、終身刑を食らった女性囚人ばかりを集めて、危険な特殊任務をさせる、というシーンで、


お前らには家族も友人もいない、誰も気にかけてくれる人などいない、だから・・・


"You are expendable."


という表現が聞こえてきました。


expendable というのは形容詞で、spend (費やす)のイメージで想像すればいいでしょう。able は「可能」を意味しますから、


費やしてなくなっちゃっても別にOKだよ、なぜなら別に価値ないし


という意味です。


なので、You are expendable. という言い方はかなりひどい侮辱の言葉です。




岩手県葛巻市というところがあるようです。私はこの市について逆輸入的に知りました


つまり、アメリカのTIME誌の記事を通してです。


oil-free energy future

(石油のいらないエネルギーの未来)


を実現する先駆け的存在になっているらしいんですね。


generates some of its electricity with cow dung

牛の糞で、その電気のいくらかを発電する


ということも行われているそうです。そして


wind turbin (風力タービン)


に、


solar panel (ソーラーパネル)


といったおなじみのものも、大規模に用いられているようです。


記事中では、


今では葛巻の名は全国で知られるようになっている


という趣旨のコメントが見られますが、私の実感ではまだ認知度は低い気がします。でも、TIMEで記事化されている、というのは驚きでした。



韓国の国会肉弾戦が演じられているようですね。アメリカyahoo のトップにその記事がありました。


たとえば


brawling South Koreans lawmakers...


という表現が登場しています。


brawl は、「けんか騒ぎをする」という意味の動詞です。このbrawling 現在分詞ですね。


そして、


Scuffles broke out as...


のような表現も続きます。


scuffle は「乱闘」のことです。


う~む、激しいですね。


似た意味の単語に注目しつつ英文記事を読めば(この文章であれば、けんか・格闘系の意味の単語)、頭の中でそれらの単語を整理して覚えやすいことでしょう。

東京西部から、東京中心部へ90分の通勤時間をかけて会社に通う若いお父さん等の話が、CNNで取り上げられていました。


朝早く出社、そして夜10時に帰れたらそれでも早いくらい、という厳しい状態でがんばって働いています。


しかしそのせいで、平日にはまったく子供に会えないのだそうです。


それゆえ、そういう状態を紹介する表現として使われていた英語が、


become virtual strangers to their own children


です。


ここでは、形容詞virtual がうまくつかわれています。


本当ではないけれども、実質的には何である、といえる状態にあることを示すのが、virtual です。


ヴァーチャル・リアリティという言葉を日本語として耳にしたことがある人もいると思いますが、そのvirtual です。


ですので、


become virtual strangers to their own children


の意味は、


自分自身の子供にとって、実質的に他人になってしまう


という意味です。


本当はお父さんなんだけれども、家にいないし、ぜんぜん会わないので、他人同様だ、という意味ですよ。


私はまだ家庭を持っておりませんが、こういう状況はできれば避けたいですね・・。


先週、小学校3年生(台湾の)と、ものを隠して、それを探すゲームをしていました。


その子が先に室内で消しゴムを隠し、そのあと私が探し始めました。


こっち?どっち?ヒントちょうだい!


と言いながら(日本語で)一方向へ歩いていると、その子は少し考えて、


ん~、暑いよ


と言いました。


暑い・・・?なぜ?今冬だが…」


と私は心の中で思いましたが、すぐこの子が何を言いたかったのか分かりました


みなさんにもわかるようにヒントをさし上げます。


この子は台湾人でありながら、英語に関してはいわゆる「英才教育」を受けて(受けさせられて?)います


ネイティブの家庭教師をつけて、アメリカンスクールに通う同年代の子と同等のことをやっている、と聞いています。


なので、日本語よりも英語の方がずっとできます(この若さで日本語が少しできるだけでもたいへん驚きですが)。



以上、ヒントでした。


私がある方向へ歩いていった時、なぜ彼が「暑い」と言ったか、もうおわかりでしょうか


では説明します。


彼は、「近い」と言いたかったのですが、「暑い」と間違えたんです。それは、


英語では、子供のゲーム等で、ゴールに近づいているときにはhot, warm, cold という言い方をします


この子は英語の方が得意なので、その「hot」 を、そのまま日本語に直訳して「暑い」と言ってしまったのです。


それを理解した私はすぐに、


それは暑いじゃくて近いだよ


と教えてあげました。


それにしても小3にして、日本人の英語学習者だったらなかなか学ぶことのないhot のそういう用法を知っているというのは、やはり受けている教育の違いなのでしょうね。